waizuの観察記録や検証結果を公開しています

読者のみなさまへの感謝と2015年の総括

早いもので2015年も終わろうとしています。
ホームページ主体からブログ主体の情報発信に移行したのが2006年の1月!
ちょうど丸10年となりました。
たくさんのことを書いてきたお陰で、ネタがなくなりました(笑)
それでも、この1年間で200を超えるコメントを頂戴しました。本当にありがたいことです!
コメントの有無に関わらず、いつもご愛読頂き記述内容に賛同頂いているみなさまに感謝申し上げます。

さて、2015年の総括ですが、私の場合、オオクワブリードだけでなく、中央競馬成績、精密採点DXでも行ってみました(笑)
最近は、便利なツールのお陰で、数値による客観的な評価が可能です。
例えば、JRAのculb A-PAD会員(無料)になれば、年間の競馬場別、騎手別などの購入額、的中率、回収率などを知ることができます。
ちなみに私のヘボ馬券の今年の成績は、145Rを購入して的中はわずか16Rで的中率11%(笑)
ただ、回収率は118%で損はしていないのが幸いです(^^;
本当に楽しめた1年でした。
実はこの結果にも研究の成果が反映されていて、本命レースは買わないようにして、気になる下位人気馬に絞って買い始めてから回収率がプラスに転じました。
これからも大負けせずに楽しめることが目標です。

また、精密採点の場合でもダム友会員(無料)になれば、そのデータを利用した精密集計DXというツールを開発された方が無料でWeb上にサイトを公開されています。
それにより、すごく詳細なデータを得ることが可能です。
私も最近になってダム友会員となり利用していますが、自分の歌の傾向、弱点などが明確に数値として把握できます。
こちらも研究成果により、安定して90点以上を出せるようになりました。
一方、安定性とビブラートが弱いことが浮き彫りとなりました。ここが来年の課題です。

では、本題のオオクワブリードです。
何しろ飼育が少なく、能勢YG♂は38頭で、35g以上はわずか10頭(26%)しかいないため、成績面では完敗です(^^;
心はすでに来年に向いていて、38g以上を10頭出したいと思っています。
しかし、これもトップ集団を見てしまうからそう思うだけで、自分としてはマイペースの中で、マイペースの前進ができていると感じています。
最終的な評価は、暴れ率であったり、羽化サイズにおいての客観的数値で行いたいと思います。

一方で、昨年からの宿題であったり、今年の検証などについても触れておきます。
今年の検証成果としては、安全性と確実性をアップさせるペアリング条件、菌糸プリンカップの効率的な使用法が挙げられます。
これで、来年のペアリング→産卵→一時保管の行程はルーティンで行えます。

一方、想定外に失敗したのが、強制早期羽化でした。
少しきびし目に条件を設定し、これくらいで大丈夫だろうと高をくくっていたところ、多くが幼虫のままでした(笑)
来年は、条件修正を行いより効率的な条件を模索する予定です。

また、これからの試みに暴れ対策が待っています。
秘策はありませんが、昨年の能勢YG♂で記録した暴れ率18.9%をどう改善していくかが課題となっています。
昨年試みた低温期間温度の低温化は意味がないことがわかりました。

他の試みでは、暴れ時の発酵マット使用も特に恩恵もなく、今年はやはり暴れ→放置で行こうと思います。

あとはやり残した宿題があります。
「酸素濃度が低いと蛹化スイッチが入りやすい」という噂の検証です。
これが本当であれば、強制早期羽化の一手法に活かせますが・・・。

来年への抱負は、もっとデータの信頼性を高める努力をすることです。
オオクワブリードの性質上、立証もできなければ反証もできない事例が多く存在します。
その原因の一つとして、多くのブリーダーが、少ないサンプル数や不均一なサンプルで論じることにあるように思います。
少しでも多くのよいサンプルで再現性の高い現象を示すことが、より優れた飼育法に近づけると信じています。
幼虫の初期ステージの管理温度、添加剤の有無、強制早期羽化条件を中心にもう一度検討してみたいと考えています。

このようにWaizu路線は、ギネス競争に参加するアスリートというよりはむしろオオクワ研究員です。
以前からのこのスタンスをブレることなく歩いていくつもりですので、今後ともよろしくお願い致します。

最後に2016年がすばらしい羽化実績の年となることをお祈りして2015年最後のブログとします!
みなさんよいお年を!
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[ 2015/12/30 14:12 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(14)

分かって出来る事と分かっても出来ない事

今日は、表題の件についてカラオケ精密採点とオオクワ飼育の観点から思っていることを少々・・・。
精密採点DXについては、自身に優れた音感がない!というどうにも出来ない部分もあって、その他での得点アップをめざして研究と練習を重ねてみました。
チョネさんとougoさんのために、DAMのプログラムについて私が調べた範囲でまとめておきます。
【ポイント】
(音程)
最も大きなウエイトが置かれている。
黄色く塗られていく音程バーは、8段階に分けて採点され、ズバリ合った音程に対し±1/8半音より外れると、機械は合っていないと判断するらしい・・・(+_+)
音程バーの上部に沿って青い光が動くように音程を合わせるとバッチリ合うらしいのですが、本当にきびしいです。
→よって、すべてを黄色に塗っても音程正確率60%未満なんてこともあり得る。

(安定性)
声のブレとかがなく一定の音が出せているかを判定しているらしい。
ポイントは、上手なビブラートをかけることと言われている。
それ理由は、ビブラートを検出している間は、安定性は採点対象にならないことが根拠とされる。
また、同じ理由でロングトーンも早めに切り上げることで採点対象から外す手もある。
しかし、下手なビブラートをかけると単なるブレと判断されて安定性は減点となる。

(表現力)
抑揚点が9割近くを占めるらしい。
よって、我々レベルでは、しゃくり、こぶしは意識しなくてよい。
(しゃくり、こぶしを入れまくっても0.5点くらいとか・・・)
また、フォールは採点に関係ないと言われている。
そこで、重要なのが抑揚の攻略法!
一般的に、歌はAメロ、Bメロ、サビの部分で構成され、サビを強く歌うと考えがちであるが、このDAMのプラグラムは違っている。
1~6の演奏区間のそれぞれに、強く歌うところと弱く歌うところをつくればよい。
→マイクを近づけたり離したりするだけでも簡単に得点アップにつながる。
ただし、急激に離すと音程に影響する。

(ロングトーン)
音程を合わせて長く伸ばすことを心がけるだけ!
大きい声より小さい声の方がよいとも言われる。

(ビブラート)
1秒以上かけないと0点となる。
長さよりきれいな波形であることが採点されているらしい。
ブレではなく確実にビブラートと判断させるには、深くて大きい波形のビブラートがよいらしいが、素人には難しい(^_^;)
安定性の項目でも触れたように、上手なビブラートをたくさん入れることができれば、自然に安定性が上がるようです。

(隠しパラメーター)
倍音と言われる裏パラメーターがあると言われている。
これは、声の大きさではなく、声の圧力などと表現されることもある。
声量みたいなものか?
→これは、ダイナミックマイクを使用するだけで加算され、モコモコと言われる裏ワザで相乗効果を見込むことができる。
マイクは、特にCM-2000で効果の高いことがマニアによって証明されている。
私自身、CM-2000を使ってモコモコを行えば、2点はアップする印象!

(注)CM-2000は1000円台で買える格安マイクであるがケーブルが滅茶苦茶弱いため、別売りのマイクケーブルが必需品

さて、今日の本題です。
分かればできることは、こんなところでしょうか!
①カスタムトライのCM-2000を使いモコモコ技を使う。
②1~6の各演奏区間のそれぞれでマイク操作により抑揚(強弱)をつける。
③ロングトーンをむやみに伸ばさず、早めに切り上げ安定性への影響を少なくする。
④下手なビブラートかけるくらいなら、1秒以上かけやすいところでかけて、あとはノンビブで行く。

一方、分かってもできないことは、素質や技術が必要な部分です。
①音感イマイチの私には、音程95%なんてとても無理です!
②歌の技術のない私には、安定性を採点対象外とするだけのきれいなビブラートをかけまくることも無理です!練習してもなかなか習得できません。

では、オオクワ飼育で考えるとどうでしょう?
分かれば、だれにでも出来ることがほとんどではないでしょうか?
ペアリング→産卵→温度管理による幼虫飼育→蛹化促進→羽化
この辺りの手法が確立されてきた近年は、だれにでも同じようなことが出来そうです。
出来ないとすれば、理想的な飼育環境の整備、最高レベルの種親の集結とかですかね?
それに、500頭を超えるような大量飼育も難しいですね!
こうしてみると、経済力、時間、体力などが背景要因にあり、技術的な差は出そうにありません。
飼育歴が浅くても凄い結果が出ていることもうなずけます。

しかし、本日のブログで私が書きたかったのは、そこではありません。
オオクワ飼育途上では、分かっていないから出来ない(行われていない)ことが必ずあると考えていると言うことです。

逆にそうでなければ面白くない!
ルーティーンでたくさんやって、運の良かった者だけに結果が出ては・・・と思います。
そんなことを考えながら、精密採点も自分なりにレベルアップできたのだから、次はオオクワ飼育に於いても研究と実践の繰り返しで、一歩でも前に進みたいと思っています。

現在、もっと自由研究を楽しむための環境整備を進めています。
大型温室2台と虫家の機械パネルを利用した自作冷温庫です。
近々完成予定ですが、明日も仕事なので、もう少しかかりそうです。
[ 2015/10/11 18:04 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(6)

ビー・クワ55号

オオクワブリードを始めて以来、本格的専門誌として愛読し続けていた唯一の雑誌がビー・クワです。
いまでも私の本棚には、8号~47号が欠番なく揃っています。
最近は、特におもしろいと思う内容がなかったこともあり、それ以降は52号しか買っていませんでした。

今回の55号では、マサレッドさんの記事や座談会が掲載されていると知り、取り寄せました。
本日やっと入手し、いま読み終えました^^;

久しぶりに楽しく拝読させて頂きましたが、よい企画ですね!
気合の入った方々の飼育数には、ただ唖然とするばかりですが、小屋までコンクリートで自作されるとは・・・(+_+)
そして、驚いたのが「waizuさん」の注釈があったことです(笑)
初心者から上級者までわかりやすいHP&ブログに定評のあるベテランブリーダーって・・・(笑)
チョネさんの原稿なのでしょうが、過分な評価に恐縮しました。
そして、ベテランという言葉に自分も歳をとったことを痛感しました。
でも、そう書いて頂き本当にうれしく思っています。
これからも変わらぬスタンスで行こうと思います。
[ 2015/04/26 00:16 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(14)

2014年を振り返って

2014年も公私ともに充実した1年だったように思います。
オオクワに関しても、東京、名古屋、福岡と3地域のオフ会を体験でき、12人の方々と楽しい時間を過ごすことができました。

ブリードにおいては、前年のハンドペアリングの検証結果を踏まえ、成功率が高いと思われる条件設定で、比較的スムーズな採卵によりスタートできました。
また、昨年の悲惨な程の暴れと羽化不全の結果を重く受けとめ、今年はここまで丁寧な飼育管理ができているように思います。

試験とデータ的裏付けをもって、より優れた飼育法を開発することを主眼においている当ブログですが、今年も1本目500ボトル vs 800ボトル、LEVIN-G vs E24などの比較項目を設けて楽しんでいます。
現時点で感じていることは、500ボトルでスタートすることの有用性は低そうだということです。
菌床比較は、羽化までの経過や成虫サイズを測るまでは何とも言えないでしょう・・・。

実は、これからも楽しみにしていることがあります。
丁寧に飼育して、何パーセントの暴れボトルが出てくるのか?です。
同じ条件で飼育しているにもかかわらず、ラインよって大きな差が出れば遺伝的な要因があるのかもしれません。
少なくとも、実験の精度を高めるために、飼育環境の酸素濃度を確保し、菌糸銘柄を統一し、菌糸状態の悪いものは交換を考慮し、温度以外の要因を出来る限り排除するよう努めています。(注:♂に限り)

今年は、昨年までとは異なるパターンの温度のかけ方を計画していますが、果たしてどうなるでしょうか?
これまでは、正確に数値化していないため、自分のところでも基準値がありません。
世間一般の基準値もわかりませんが、2割前後は暴れてしまうでしょうかねぇ・・・。
幼虫サイズによっても異なるかもしれませんが・・・。

ひと口に暴れと言っても、1回の移動で止まるケース、もう少し動くケース、菌糸の白い部分がなくなるまでとことん暴れるケースなどあり、どこまでを暴れと判断するのかも難しいところです。
今年は、いっそのこと、居食い状態から動き始めたら即、発酵マットに移動させてみようかとも考えています。
そうなれば、「暴れ群」ではなく、「居食いのまま蛹化できなかった群」として判断することになり、シビアな判定になりそうですが・・・。

一方で、暴れ幼虫の移動後のボトルが、菌糸と発酵マットで羽化不全率に差が出るのかも気になっています。
やはり、まだまだ確かめてみたい事がたくさんあります。

しかし、あくまでも目標は、大型幼虫を居食いのまま蛹化させることにあります!!
蛹化ホルモン分泌促進剤でもあればよいのですが、現時点では温度によってホルモンの分泌を促してやるしかありません。
ポイントは、どのような温度のかけ方がベストなのか?ということ!
先日は、酸素濃度のことを記事にしましたが、酸素濃度が低い方が蛹化スイッチが入りやすいのでは・・・なんて意見も頂戴しました。
このようにいろんな仮説があります。
ただ、それが真実かどうかを確かめるためには、検証してみるしかありません。
来年も仮説→条件設定→適正な比較試験→データ分析で楽しむつもりです。

時には、教科書としているなどのありがたい意見も頂戴しますが、これからも客観性と整合性を重んじ、飼育法を追及していくつもりですので、来年もよろしくお願い致します。

それでは、みなさんもよいお年を!



[ 2014/12/27 16:45 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(36)

現代ブリードに対する思い

前回、ルーチン飼育からの脱却を話題にしました。
しかし、あの表現では私の本心とは違うニュアンスが伝わっているのでは?との懸念が生じてきました。
そこで、今日は補足の意味も兼ねて現代ブリードに対する胸の内を綴ってみます。

あの記事を読むと、「実績のあるラインの補強」や「大量ブリード」のそれ自体が悪いような印象を与えてしまったかもしれません。
しかし、私が脱却したいとしたルーチン飼育の意味するものは、累代努力をする前から安易に他人の血統の力に頼ろうとする姿勢や数に頼って本来の飼育管理の部分をおろそかにする惰性飼育の姿です。
読まれた方の中には、情報収集と経験により積み上げてきたものが、血統の力と数の力によって簡単に超えられてしまうことへの焦りや失望感が根底にあると感じた方もおられるかもしれません。
私自身も一時はそんな感情を持ったこともあります。
しかし、私の場合は純粋にオオクワ飼育法の探求と過去の自分との比較の中での向上をブリード指針としているため、最近は特に思わなくなりました。
また、ルーチン飼育という言葉も適切ではなかったのかもしれません。
それは、長年の経験によりたどり着いた人のルーチン飼育と情報収集で得た知識が中心で実践に乏しい人のルーチン飼育では、根本的に質が違う訳ですから・・・。
そんなことも含め、限られた文章で本意を伝えることは難しい・・・と痛感しているところです。

現実問題として「実績のあるラインの補強」は、血のバリエーション確保とさらなる飛躍のためには必要不可欠です。
しかし、オリジナルラインを基軸として発展させて行けたらどんなに楽しいことでしょう・・・。
自分の血統構成表を見ていると、配合努力により自己ブリラインで実績を残して来られた歴代の飼育者の血が並んでいます。
これを見る度に、自分の手作りの血統構成を中心した配合ですごい結果を出してみたいと思ってしまいます。
私も何とか♂親は自己ブリラインを使えるようになりましたが、まだまだです。

ちょっと血統に関して補足します。
能勢YGを例に取ると、当初は80mmを超える能勢ライン群として管理され詳しい血統構成は不明でした。
それが、多くのブリーダーがそれ以降の血統管理をきめ細かく行い、組合せを考え、詳細に記録を残してきた結果、今日のブラッドスポーツのようなオオクワブリードの世界が展開して来たことはまちがいありません。
財を使い、人脈を拡大し、さらに情報交換と莫大な時間と労力を費やした成果として、現代の超大型血統が誕生したと思います。
恐ろしいまでの羽化サイズ躍進の要因はここにあるのではないでしょか!
血統論とまで表現すると大袈裟かもしれませんが、少なくとも血統構成を考えて次世代の配合を熟考するところもこの趣味の大人の楽しみ方ではないでしょうか!
血統を研究し配合を考え結果につなげることができれば、この上ない醍醐味を味わえることでしょう・・・。

もう一つの「大量ブリード」に関しても、私の境遇では難しいだけに、正直憧れます。
たくさんブリードできれば、いろいろなラインを試せる上に各ラインの数調整の必要もなく、何よりも検証データをたくさん集めることができますし、血のバリエーションを増やすことが可能です。
たくさんブリード出来る方々をうらやましく思いますが、今の自身の環境の中でがんばるしかありません。
最大限に飼育の質向上に努めると共に、大型幼虫が出現した際のチャンスを逃さない飼育を心がけるしかないでしょう・・・。
努力と工夫と情熱だけは失うことなく、挑戦を続けたいと思っています。
最後に、近年の加速するオオクワサイズアップの現状やブリードスタイルについて、私に悲観などありません。
時代は動き続けています。
仕事でもそうですが、時代の流れに俊敏に反応し対応しなければ、取り残されます。
どこまでやれるかわかりませんが、常に最前線を視野に入れて取り組みを続けていきたい!
そんな思いを再確認して本日のブログを終わります。
[ 2014/07/31 20:13 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(4)

ルーチンからの脱却

近年、羽化サイズを追求する上で、ブリード姿勢に変化が生じているように感じます。
菌床選びという点では、今も昔もそれほど変わらないと思いますが、ボトルの形状や材質、菌床の詰め方、添加剤の種類や量、温度のかけ方、交換サイクルなど、もっと大きくきれいに羽化させるには・・・を追求するブリーダーや累代によってサイズや理想の形状を追求し、本来の累代飼育を楽しむブリーダーが、以前はもっと多かったように思います。

では、近年の傾向はどうでしょう・・・。
実績のある血統をたくさん入手→大量ブリード→実績ある既製ボトルに投入→定期的に交換
あとは決められた温度管理を遂行し、暴れずに完品で羽化する個体を待つ!

要はブリードがルーチン化され、血統と数の勝負になってきた感があります。
勿論、結果を出すためには、それに加えて運も必要ですが・・・。

飼育スタイルは自由であり、それが悪いとは思いませんし、むしろ、ギネス競争における作戦としてはわかりやすく、近道であろうとも思います。
しかし、私のように飼育方法も温度管理も優れた菌床も確立されていない時代からやって来た者にとっては、ルーチン飼育はどうも物足りず、心が満たされません。

歴代のブリーダーの努力と情報化社会の中で加速した情報交換により、オオクワ飼育法は完成の域に入って来たのかもしれません。
もう、学ぶことも検証することも少ないと考える人も多いことでしょう・・・。

しかし、私はまだまだわかっていないことがたくさんあると思っています。
現実に、現在の飼育法は多くの人が最善もしくはそれに近いと思っていますが、ほとんどが経験則によるものであって、データと統計学の裏付けよって優越性が証明された事例は少ないのではないでしょうか・・・。
例えば高温飼育と低温飼育、初2冷にはどちらが明らかによいのでしょう?
また、羽化不全を軽減するには何℃がベストなのでしょう?
一方、添加剤の効果は?エサ慣れは?添加するなら何がいい?
では、菌糸ボトルの交換サイクルは何日がベスト?ボトルの材質による差はある?
思いつくまま、ほんの一部の事例を挙げましたが、果たしてどうでしょう?
ここを、幼虫の体重さえ乗ればどの手法でもいいと捉えると、そこで終わってしまいます。

しかし、多くの人が、是非とも知りたいと思っていることがあります。
それは、巨大幼虫が出現した際の暴れ防止策、羽化不全防止策です。
なかなか決め手は見えてきませんが、私の目標はまずここ!

そのために、今年の終盤戦は、積極的に菌床を自詰めして、様々なパターンで様々な容器に詰め、地道に記録をとってみる予定です。
何も見えて来ないかもしれませんが・・・^^;

天秤とノギスの数値に一喜一憂するのもオオクワ飼育の楽しみですが、それ以外にもたくさんの楽しむ要因があることを、駆け出しのブリーダーの方々にも知って頂きたく、こんな記事を書いてみました。
ルーチンから抜け出して、冒険してみるのも楽しいと思います。
[ 2014/07/29 17:16 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(7)

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

例年であれば、年末に1年間の総括をして終わるところですが、気がつくと過ぎ去っていた感じです。
年を越してしまいましたが、少し振り返り、思いつくことを記録しておこうと思います。

まずは、当ブログを訪問しコメントを残してくださったみなさまに感謝申し上げます。
私の方は、足跡を残すこともなく読み逃げばかりですが、相互リンクサイトの記事には目を通していますので、今後ともよろしくお願い致します。

2013年は、ハンドペアリングを十分に検証でき、その有用性と成功率を確認することができた一方で、ハンドペアリングを過信し過ぎたことにより、ブリード計画に歪みが生じました。
それも影響してか、各ラインが少数となり、当たりライン探しの楽しみは増えたものの検証サンプルとしては不適切で、比較できるようなデータになりそうにはありません。
また、再ペアリングを余儀なくされたことで、菌糸ボトル投入時期が5月下旬~7月上旬にまで及び、間延びしたことで菌糸ボトルの準備、交換の時期を一定にするのが難しくなりました。
逆に忙しい時には、少しずつ準備、交換できるメリットも感じましたが、決して効率がよかったとは思えません。

次にAshtakaプレスの導入もこれまでにない出来事です。
お陰で詰める作業は格段に楽になり、素手では不可能なレベルまで固く詰めることが可能となりました。
しかし、それに伴いボトル交換時の労力は倍増し、加工スプーンを使用しても難渋することもしばしば!^^;
挙句の果てに幼虫圧迫死事故をいくつか引き起こした始末です。
固詰めにはボトル寿命を延ばすメリットがある半面、作業効率の低下を招きます。
今年は、どの程度の固さで詰めるのがよいのかを手探りしながら進める予定です。
ちなみに、昨年のテーマの中に、ボトル密度と成長度を挙げていましたが、サンプル不足でよくわからない現状です。

その他のテーマでは、エサ慣れ現象がありました。
これに関してもサンプル不足の感はありますが、羽化するのを待ってサイズで評価してみたいと思います。

尚、ブリード成績では、能勢YGで86.7mmが完品で羽化し、自己記録を更新できたことが大きな成果でした。
この867の出現で、ブリード2014の楽しみは倍増しています。

ここまでは個人的なことを記載しましたが、世間を見渡すとギネスが88.0mmに更新され、ギネスをめざすブリーダーの目標は88.5mm以上となりました。あり得ないほど高いハードルです。
YGの勢いと人気は衰えるところを知りませんが、久留米復権をかけ、新たな決意で挑戦を開始する勢力もあちこちで散見されます。
能勢YG人気の背景には、何よりもギネス更新に最も有利な血統であることが挙げられますが、80系と847系から分岐した後の系統管理が全国に浸透したことで、血統論的な観点からの楽しみ方もあるように思います。
一方の久留米人気には、復権への思い入れ、能勢YGに対抗できる勢力としてオオクワ界を盛り上げたい、より難しい方で結果を出したい・・・などがあるのではないでしょうか。

私は、今後もどちら派と言うのではなく、自身の血統を育てる楽しみと自己記録更新への挑戦と飼育法の検討を根幹として地道な歩みを継続したいと思っています。

さあ!2014年がスタートしました。
今年も各人それぞれの楽しみ方で大いに楽しみましょう!!
[ 2014/01/02 08:44 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(26)

オオクワ飼育に必要なこと

突然ですが、オオクワ幼虫飼育における「技術」って何でしょう?
一般的に技術と言えば、習得に膨大な時間と努力が必要なイメージがあるため、オオクワ飼育のどの部分に当てはまるのかがピンときません。

では、技術と言えるものはなのでしょうか?
特殊技術は思いつきませんが、基本技術はたくさんあると思います。
例えば、12年くらい前までは大型幼虫のセミ化を回避する手法ですら確立されていませんでした。
また、優良な♀幼虫を強制的に早期羽化させ翌年には種親にしてしまうと言う手法が、最近になって流行し始め、その強制早期羽化条件や良好なブリード結果も示されています。
また、ビン底に蛹室を作製し始めた際の対処法、キノコ発生を軽減するための管理法などは、知っていて得する技術だと思います。

さらに、安全で確実なペアリング、産卵環境の整備、安全な幼虫確保、計画的な菌糸ビンの準備、ステージに応じた温度管理、ビン交換タイミングの判断、ビン交換に適したスプーンへの加工、ビン交換の手際よさ、幼虫へのストレス軽減、幼虫頭幅からの素質予測、管理経過からの外から見えないビン内の状況判断、菌糸ビンにカビを発生させない、ダニ・トビムシを発生させない、菌床をよい状態で長期間保つ、羽化時期のコントロール、血統を構築し独自ラインで結果を出せる・・・などもあるでしょう。

ただ、ここに挙げた小さな基本技術を、どの場面でどのように使っていくかによって結果は違ってきます。
この判断力は、センスと言ってしまえばそれまでですが、経験で磨かれます。
結局は、たくさんの基本技術を組み合わせ、それらを実践の中で活かし結果につなげることができるかどうかがポイントで、そう考えれば「技術」はむしろ「技能」と表現する方がよい気がします。

こんなことを考えたのも、「オオクワ飼育で結果を出すにはどうすればよいのでしょうか?」との難題を投げかけられることがあるからです。
100点満点の解答は書けませんが、私が思っている結果を出すために必要な項目を挙げてみます。
「血統」「知識」「技能」「整備された管理空間」「家族の理解」「時間」「体力(健康)」「情熱」「気力」「努力」「運」(温度管理やエサは技能、整備された飼育空間に含む)
そして、それらを高い次元で実現するためには、「情報収集能力」「人脈」「環境整備費用」「生活習慣の見直し」なども重要となるでしょう。
これらに、優先順位をつけることは難しいくらいどれも大切だと思います。

以前は、大型作出に重要なこととして、「温度管理」「エサ」「血統」が挙げられ、次に飼育技術(腕)云々と言われていましたが、このように見てみると、単にそれらだけでは片付けられないほどの要因があることがわかります。
結果や事象には必ず理由があるというのが科学的な考え方です。
安定してハイレベルな結果を出せる人には、必ず理由があるはずです。
私もさらによい結果を安定して出せるブリーダーをめざして、自身に必要なことを見直しています。
しかし、どうにもできないこともたくさんあるのが現状です。
それらを少しでも補うために飼育法を研究し、技能を高めて行きたいと思っています。
以前から言ってきたことですが、ギネス競争に加われなくても、オオクワ飼育それ自体が好きで、研究が楽しい!!やはり、これが私のブリードスタイルのようです。

「オオクワ飼育に必要なこと」それは、実は「自分のやり方で楽しめる!」ことだと思っています。
私もこの趣味を始めて13年目に突入しましたが、その間に多くの人が去っていきました。
その方々の中には、やむを得ない諸事情による場合もありますが、本当の楽しみ方を見つけられなかった人も少なくないと感じています。
現在交流のある方々と10年後も続いていたらいいなぁ・・・と、そんなことを思いながらブログを綴っています。
みなさん、末永くよろしくお願い致します。
以上、個人的な意見でした。

P.S.私を取り巻く環境もやや落ち着きましたので、コメント欄も復活させてみます。
[ 2013/11/22 00:10 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(16)

近況と所感

最近は、仕事でもプライベートでも、とても充実した日々を送っています。
そのため、これまでのようにオオクワガタの趣味だけに時間を割くことが難しくなり、ブログはめっきりご無沙汰しています。
しかし、幼虫飼育だけは、効率的な管理を心掛けることで何とか計画通りに遂行し、オオクワ飼育研究に対するモチベーションも低下することなくがんばっています。

ところで、他のことに熱中している間にオオクワギネスが更新されました。
88.0mmはお見事の一言です。
その一方で、技術よりも血統の力で更新できた旨の評価に苦笑いです。
本気でブリードに取り組んだことのある人には身にしみていることですが、80mmを簡単に超える血統であったとしても、87mmを超える領域は次元の違う話です。
そもそも技術とは何かが定義されていない上に、どのような飼育環境で、どのような手法を用いているのかも調査することなく、主観だけに頼る技術評価など意味がないと思うのは私だけでしょうか?
これだけ、飼育方法や飼育条件が確立してきた上に、交配の試行錯誤による品種改良、菌床の品質向上、飼育環境の整備、ヘビーブリードによる確率アップなどの大型化への条件が揃った現代となっては、もはや技術よりも運に左右されるのかもしれません。

しかし、これだけ普及した血統で、全国各地の豪腕ブリーダーがしのぎを削る中での2連覇は、もはや運とか偶然などでは片付けられません。
経験値の少なさは、よき師匠や先輩方によって埋め合わされたものと私は理解しています。
それにしても、前ギネス×前々ギネス直仔配合でのギネス更新に血のドラマを感じています。
オオクワガタもブラッドスポーツの域に入ってきたのではないでしょうか。

余談ですが、この新ギネス個体の飼育過程に、とても興味深いデータがあります。
それは、最高体重33.9g、3本目への交換となる熟成期では32.2gしかなかったことです。
この結果は、全国で繰り広げられている幼虫体重競争に疑問を投げかけてきます。
実際に、幼虫体重は、成虫サイズを予測する指標ではありますが、相関しない事例にも多く遭遇します。
では、精度を上げて低体重領域から大きく羽化する個体を判別する方法はないものでしょうか?
最近そんなことを考えていますが、理化学機器でもない限り難しいのかもしれません。
少なくとも幼虫体重だけを追いかけていたのでは、正解にたどり着けそうにありませんが、当面は32g以上はすべて最善を尽くして羽化させてみるしかなさそうです。

こんなところがオオクワ飼育に関する所感ですが、昨今のニュースと言えば「偽装」で持ちきりです。
「悪意はなく勘違いや認識不足」などと説明してみても、どうみても利潤を得るための偽装です。
私もオオクワガタを譲渡するときは、世間で言う勘違いや認識不足に陥らないように気をつけないといけません(笑)
また、偽装オオクワ血統を掴まされないよう、十分に気をつけようと強く思っている今日この頃です。
[ 2013/11/07 00:43 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

魅惑の世界

冬眠個体を確認していると、越冬できなかった個体がいました。
3度目の冬を越えることはできなかったようです。
waizu_ako2.jpg

極太系の迫力ある個体でした。
2年前ブリードしようかどうか散々思案した末、サイズ追及の道を選択!
この個体は、鑑賞用となりました。

本日、ふとこの写真を見つけましたが、魅かれるものがあります。
極太愛好家の追及するものが、なんとなく垣間見れたような気がしました。

しかし、2年前にブリードしなかったのは、それ以上に久留米、能勢の大きさの魅力に魅かれたためです。
写真では、抜群にカッコよかったこの極太系も、手に乗せると物足りなさを感じたことを思い出します。

大きいこと!それ自体が迫力となり感性に訴えてきます。
しばらくは、この魅惑の世界に引き込まれ抜け出せそうにありません。
[ 2013/03/18 23:13 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(10)

趣味を楽しむ!

何かと忙しくしていてブログはサボりぎみですが、最近の騒動を不安に思われた方々より私信を頂戴することも多くメールする機会が増えています。
ゴタゴタに嫌気をさして私のモチベーションが落ちているのではと思われてもいけないので、そうではないことを伝えておきます。
私は、誹謗中傷合戦は嫌になってもオオクワ飼育が嫌になることはありません!!

飼育歴の浅い方々は、ご存じでないと思いますので、少々確認しておきます。
それは、交雑等の疑惑問題やWeb上の論争は今に始まったことではなく、昔からよくある話だということです。
能勢YGでも871のギネス認定以前からありましたし、極太に至っては、私が知っているだけでも2000年代中期にはあちこちで疑惑が飛び交っていました。

交雑個体は、累代を重ねていけば、どこかで先祖帰りする個体が出てくるはずですが、能勢YGではこの4、5年の間に猛烈な勢いで広まり、全国ですごい数が飼育されていますが、愛好家の中から違和感のある個体が出たとの報告はありません。
グランディスなどは、大顎の形状も前胸背板の特徴も国産とは明らかに異なり素人でもわかるハズです。

このように考えているため、私のオオクワブリードに対する方向性は何も変っていません。
配合を考えて大きさを競う!
楽しいではないですか!!
根拠のない話に惑わされず自身が楽しまないと損では?
趣味なのですから・・・
[ 2013/03/15 16:43 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(16)

継続の秘訣

アンカツの愛称で親しまれていた安藤勝己ジョッキーが引退を表明。
時の流れを感じています。

私の趣味は競馬とオオクワブリードと言っても過言ではありません^^;
今年で競馬歴21年、オオクワブリード歴12年になります。
競馬にハマって3年が経過した1995年、地方競馬から中央競馬に挑戦してきたトップジョッキーのアグレッシブな追い方に魅了されたことが、昨日のことのように思い出されます。

37年間もの長きに渡り騎手生活を続けられた秘訣を聞かれ「自分の中の動物好きが大きい」との答えに、妙に共感して記事にしてしまいました。

自分が12年間も休むことなく意欲的にブリードを継続して来れたのも「自分の中のクワガタ好きが大きい」以外のなにものでもありません。
自分の中の研究好きも相まってモチベーションを維持できていることも間違いありませんが・・・。

近年の大型競争の中で大切な心を失いかけていました。
採集、飼育、鑑賞のどれをとっても楽しい人が、長く継続できる人だと思います。
現在私のブログにリンクを貼っているサイトの管理人の方々で、10年後もコメントを頂ける方が何人いらっしゃることか・・・。
本日の記事をタイムカプセルに入れて埋めて置き、10年後に出してみたい!
そんな気分です。
多くのブリーダーに末永く楽しんで頂きたいと願っています。

えっ!私?
健康さえ維持できていればやっていると思いますよ(*^^)v
[ 2013/02/02 12:27 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(12)

エサ慣れについて考える―後編―

前編では、エサ慣れが話題となり始めた背景について少し触れてみました。
後編では、どのように対処していけばよいのかを現実的な側面から考えてみたいと思います。

現状では、根拠を示すにはデータが不足しています。
そこで、今回は自らの経験と毎年数多くのラインを手がける経験豊富なブリーダーからの情報を基に考えてみました。
エサ慣れ現象の本質はハッキリしませんが、実際に多くのブリーダーが高添加菌床に変更後、そのラインで急に手ごたえが悪いと感じる事例が多いことからもその現象が存在することは間違いないと思われます。

ただ、♀親からの有益なバクテリアの継承によるエサへの慣れで説明しようとすると無理があります。
どうやって幼虫に継承されるのでしょうか・・・?
産卵時の埋め戻しのオガを介して継承されると考えるのが一般的ですが、前回のコメント欄にもご意見を頂戴したように、卵での割出を行う手法ではそれが困難になります。
しかし、卵割出の飼育結果が特に劣っているとの報告もありません。
想像の域を出ませんが、親からのバクテリアの継承があったとしても、それは必須ではなく、若齢幼虫の成長をスムーズにスタートさせる補助的なものであって、それほどの強い影響力を持たないのではないでしょうか?
それにしても、オオクワ飼育にはまだまだわからないことがいっぱいです。

わからないことを想像であれこれ言っても仕方がないので、現実を見てみましょう!
私の自己記録を更新した久留米85.4mmは、LEVIN-Gから高添加のHSに変更してすぐに羽化してきました。
また、経験豊富なブリーダーのところでもエサ慣れをさせていない群から巨大化するラインが出現しています。
これらの結果から「巨大化するラインはエサを選ばない」のではないでしょうか?

以上のことを総合的に判断して私なりに仮説を立ててみました。
結論から言うとエサ慣れと思っている現象の何割かは、先天的な「幼虫のエサに対する適応能力の差」の影響を見ているのではないかと思います。
オオクワ幼虫の有益な腸内バクテリアを考える時、それが親からの継承であれ菌床中からの獲得であれ、取り込んだバクテリアを腸内で最適に構築する能力に個体差があるハズです。
さらに、消化吸収に関与しているホルモンや酵素の働きにも先天的な個体差があるとすれば、総合的な消化吸収能力はさらに大きなものとなるでしょう・・・。
私は、このような先天的(遺伝的)個体差が消化能力の差となって現れ、結果として成長力の差につながっているのではないかと考えています。
もしそうであれば、エサ慣れと称して高添加のエサで飼育して大きくる♀を選ぶという行為は、実はエサへの適応能力又は消化吸収能力の高い個体を選別しているとの見方もできるのではないでしょうか?

ただ、このように考えた場合、同一銘柄の継続使用でその能力が向上するのか?との疑問が生じてきます。
そこで、すべてをうまく説明するには、先天的なエサ適応能力とは別に後天的なエサ順応能力があり、この後天的な順応性が「エサ慣れ」に相当するのではないでしょうか?

以上をまとめると、巨大化する幼虫は、先天的にエサ適応能力にすぐれているため高添加菌床に変更しても影響を受けにくく大きく成長するが、先天的にその能力が低い幼虫は、高添加菌床にはすぐに適応できず、同銘柄の継続使用の過程で順応し大きくなるようになると説明できます。
例えば、酒に強い体質が親から子へ遺伝する一方で訓練によってさらに飲めるようになるようなものです。

今回の見解は仮説の域を出ませんが、今後多くのブリーダーのデータ集積と検証によって、もっと明快な答えが見つかる日が来ることでしょう。
実験好きブリーダーの方々にも是非検証テーマのひとつとして扱って頂ければ幸いです。

今後の展望について一言。
先天的に素質のあるラインにおいても、変更によるマイナス要因を否定しきれない現段階では、同一銘柄の継続使用が無難であると思います。
ただ、実際に銘柄を統一し途中で変更することなくブリードを続けようとすると、菌床手配、管理などが意外に窮屈に思えてきます。
それに、違う銘柄を試してみたい衝動もあるでしょう・・・。
少し趣旨は違いますが、毎年菌床に対するクレームが多発しています。
ボトル到着時、すでにカビだらけだったとか菌がまわっていないとかダニが混入していたとか・・・。
このメーカーは2度と使いたくない!と思った時などは、銘柄変更を余儀なくされます。
一方、品質の優れた商品は、人気が出すぎて必要な時に入手困難に陥る場合もありますが、これらの場合にもスムーズなブリードは望めないでしょう・・・。
このように、いくつかの場面を想定してみても銘柄選択には自由度がきわめて重要だと思います。
趣味は楽しくやるものですから!!
もしかすると、敢えて複数の菌床で飼育することで、多銘柄万能ラインがつくれるかもしれません!?

そこで、飼育に苦痛を感じるくらいなら、巨大化する個体は銘柄変更の影響を受けにくいと割り切って、菌床を自由に選択する道もありではないでしょうか?
ブリードは今年一年限りのものではないため、今年の成績がよかったラインに対して次を考えればよいことです。
この路線の強いて気になる点を挙げるとすれば、適応能力の高い個体群でも、同一銘柄の継続使用でさらなる上積みが見込めるかもしれないことと、全体の成績を安定してよくしたい場合には、銘柄変更は控えた方がよいと思えることです。

最後に私の今後の方針です。
私には、検証を楽しむ方向性があるため、銘柄統一を基本として、あくまで試験として別銘柄を使用する様なブリード設計を検討中です。
ただ、これも煩雑な作業となりストレスがたまってくることもありますが・・・。
研究に対する労力と趣味としての楽しみのバランスをうまくとりながらやれればと思っています。
あと10年やるつもりで、無理なく楽しく進めたい!!
それが、何よりの私の基本方針です。
[ 2013/01/22 14:28 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(12)

エサ慣れについて考える―前編―

最近、よく耳にするようになった「エサ慣れ」という現象は、どのように理解し対応して行けばよいのでしょうか?
大型作出に影響を及ぼしそうでそうでもなさそうなこの現象・・・。
その証拠に、次世代の菌床選択で必要以上に悩んだり飼育途中での銘柄変更を控えようと思い始めるブリーダーが出始める一方で銘柄変更など全く気にすることのないブリーダーも存在します。
このまま前者が増えていくと、ブリード自体が窮屈になってしまう方も増加することが懸念されるため、エサ慣れの本質がどこにあるのか私なりに思っていることを紹介してみることにしました。
明確な根拠を持っての記事ではないため、一個人の意見として読み流して頂ければ幸いです。

実は、この現象は西暦2000年前後の発酵マット飼育から菌床飼育への移行期にも注目されていました。
当時は、まだ菌床が高価である上に品質にも問題があったため、発酵マットでの飼育も盛んでしたが、次第に菌床飼育の威力が証明されるようになり一気に普及しました。
その際、2世代の継続使用によって菌床に慣れさせることで、より大きく成長するようになると言われていました。
こうして振り返ってみると、発酵マット⇒菌床への変更が一般菌床⇒高添加菌床への変更に置き換わっただけで、最近の話題に類似しています。

私は、菌床飼育が普及後は、その銘柄間でエサ慣れ現象が出現するとは思っていませんでしたし、現に近年までそんなことは大きな話題になっていないように思います。
私自身は、1年半前のビークワ40号に掲載されたことを機に少しは意識するようになりましたが、最近では特に高添加の菌床を販売する業者からエサ慣れを意識した情報が発信されているようにも思います。
これまでの情報を吟味してみるとスッキリしない点も多くあります。
例えば、7~8年前に他の業者が「この添加剤を使うと最高体重が3gは違ってくる」と言って販売していましたが、問い合わせた際に慣れが必要であるなどと言われることはなく、添加すればすぐに結果が出ると言われました。

最近の業者の説明では、添加剤の多いエサに慣れない幼虫は大きくなりにくいが、その高添加菌床を使って累代を重ねて行けば、エサ慣れにより高栄養価のエサを効率よく消化吸収できるようになり、驚くほど大きく成長するというものです。
ただ、エサ慣れを発信する業者も毎年レシピを少しずつ変更しているようですが、これってどうなのでしょう?
また、こんな情報を流す業者もいます。
最初から高添加の菌床を与えて大きくなる♀に出会うことができれば、それは大型作出への近道であると!
果たして真相はどうなのでしょうか??

では、全国に情報発信されたビークワ40号の記事の内容はどうでしょうか?
ここでは、「エサ慣れ」という表現は使われていませんが、大型化を狙う菌床の使い方として「3代続けて同じ菌床を使おう」とあり、実際に筆者が3代続けて同じ菌床で飼育したところ大型化しというものです。
ただ、大型化の原因に関する考察では、小島氏の「親虫から有用なバクテリアの受け渡しがあるため、同じ菌床で累代を続けた方が大型化しやすい」という仮説に基づき、3代続けて同じ菌床を使用したことが大型化の原因であると感じていると結んであり、筆者の主観的考察であることがわかります。
確かに累代により大きくなった事実はありますが、累代過程ではより大きな種親を選別しながら進めていくため、バクテリア継承以外の要因を否定しきれません。

私が知るこれまでの経緯はこんなところです。
次回は、自身の経験や多数の幼虫を飼育されているブリーダーの飼育結果などの現実を踏まえて考えてみたいと思います。
[ 2013/01/17 12:45 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(7)

今年の予定

少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

2013年がスタートしました!
みなさんも様々な目標を胸に秘めて新年のスタートを切られていることと思います。

私もいろいろなことを考えながら新年を迎えています。
私の場合、特大個体を羽化させることを最大目標とする一方で、自由研究テーマをみつけて検証することもブリード途上の楽しみです。
残念ながら、昨年は思うように時間がとれず、これといった検証はできませんでした。
やはり、何か検証課題を盛り込んでおかないと楽しみも半減してしまいますねぇ・・・。

そこで今年は、まずashtaka製プレスマシンを使って楽しんでみようと思っています。
手詰めには労力が必要となりますが、ボトルの材質・大きさの選択、詰める固さの調節、添加剤の追加、異なる粒子のブレンドなど、選択肢の幅を広げることができます。
巷には、ボトルの材質は通気性に優れたポリプロピレンがよいのでは?とか、透明ボトルは劣化が早い気がするとか、固く詰め過ぎると初2令時の成長が悪いとか、特定の添加剤により体重増加が見込めるなどの気になる情報がたくさんあります。
しかし、それらの情報には、明かな根拠が示されていないのが現状です。
このようにテーマはいくらでもあるため、検証魂の血が騒ぎます。
ただ、たくさんの幼虫管理が難しいため、検証テーマを制限せざるを得ないことが悲しいところですが、その分長く楽しめると思っています。

もし、詰め方で差異を見つけることができれば、飼育技能向上につながる可能性もあります!
現代の飼育法では、差の出るところがなくなってきていますから、何か独自の手法を編み出せないものかと・・・。
そこで、今年は詰め方によって、飼育成績、劣化状況、ビン内酸素濃度、コストなどにどの程度の差が出てくるのかを検討する予定です。
何か気づくことがあるかどうかはわかりませんが、まずはやってみることにします!

もう一つ気になっているテーマにエサ慣れ現象があります。
この検証を行うために、2年連続して同じ菌床で飼育した♀を数頭準備してあります。
これらから採れた幼虫を2群に分け、同じ条件下で2銘柄の菌床で検討すれば興味深い試験となることでしょう!

こんなことを考えていますが、それを邪魔するものがあります。
それは、たくさんのラインをブリードして結果を見てみたいという欲望です(笑)
どの配合が当たるのだろう・・・と考えているとどれも交配してみたくなります^^;
一方、より正確な検証を行うためには、まとまった数のサンプルが必要となります。
この相反する現実をどこでバランスを取っていくのかが今後の課題となります。

今後、ブリードラインを検討し絞って行く予定ですが、結局絞り切れずに多ライン少頭数制になるかもしれません^^;
ただ、幼虫が採れすぎた場合はヤフオクデビューも視野にいれ、遠慮なく産卵させる予定です。

毎年この時期になると、1000頭を完璧に温度管理できる環境下で、毎日朝から晩まで飼育管理に没頭できる1年間が与えてもらえたらなぁ・・・と実現し得ない妄想をしている自分がいます。
冗談はさて置き、みなさんに喜んで頂けるような興味深い記事を一つでも書けるよう、地道にやって行きたいと思っていますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。
[ 2013/01/04 19:58 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(20)

最高のプレスマシンType2

昨日、ashtakaさんより噂のプレスマシンType2が届きました。

これまで、あちこちのブログで紹介され、外観はわかっていましたが、実際に触ってみると本当によく出来ていると思いました。
まさに逸品です!!
化学系の私には、設計から加工、製作まで到底想像できない出来栄えでした。

これだけの部品を正確に加工し、利潤なしに時間をつかって組み立てて頂いたことに本当に感謝しています。
強度も使い勝手も最高だと思います。
とはいっても、まだ実際に菌床を詰めていないのですが・・・^_^;

残念ながら、今年はすでにほとんどを3本目に交換しましたので、出番がありません。
来年は、経費削減のためだけでなく、詰め方による差異を少々確認してみたいと思っています。
種親も補強しましたし、来春のブリードが楽しみでいっぱいになりました。
[ 2012/11/14 12:40 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(7)

昆虫教室からの便り

一昨日、このようなものが郵送されてきました。
昆虫教室2012a300

中には、児童からのお礼の文集、昆虫教室のプログラム、Q&A、飼育・管理法が綴じてありました。
昆虫教室2012b

充実した内容の昆虫教室で、Q&A、飼育法などもとても勉強になりました。

この冊子を作成し、送って頂いた方は、7~8年ほど前からお付き合いのあるクワ友さんです。
私のHPをご覧になり私信を頂いたことがキッカケです。
彼が、毎年、地域の小学生を集めて昆虫教室を開催していることを知り、最近は余品を協賛していました。
今年から80mm未満はオークションに出さないことにしたので、結構な大型を提供できました。
今回は、そのお礼を児童が書いてくれたようです。
目に留まったものを何例か紹介してみます。
3年Dくん
教室の中で、虫を大切に飼育することを学んでいるようです(^.^)
果たして、どのような名前がついたのでしょうね??

3年Cくん
小学3年生でも礼儀正しい言葉づかいをするものだと感心しました。

3年Bくん
これを読むと来年も昆虫教室に協賛しなくてはいけませんね^^;

2年Aくん
お母さんも虫に何千円も出せませんよね^^;
でも、お父さん方の中にはン十万も出して買っている人がいること知ったら腰を抜かす事でしょう・・・^^;

これらは、一部ですが、22人の児童の気持ちが綴られていました。
読んでいて、何の利害もなく、純粋にオオクワガタが好きで、カッコ良くて、大きいのがいいという子供の心情が伝わってきました。

私が小学生の頃は、オオクワガタなんて手に入りませんでした。
でも、大きくて美肌のノコギリクワガタに憧れていたあの頃の思いが蘇ってきています。
今思えば、小学生の時のオオクワへの憧れがあるから10年やってもまだまだ続けられるのでしょうね!
クワガタは、大きさがスレートにインパクトとなって心に訴えてきます。
しかも綺麗であれば、そのカッコよさは倍増します。
私も、小学生に戻ったつもりで、きれいに大きく羽化させることを目標にオオクワガタ自由研究に取り組みたい!
ちょっとそんな思いにさせてくれた文集でした。
私の心の宝物として大切に保管しておきます。
[ 2012/09/08 19:29 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

オオクワサイズの測定法について

オオクワガタにノギスを当てて測定値を出すとき、2通りの考え方があります。
一つは、出来る限り大きく正確に測定し、最大値を記載する方法。
もう一つは、トラブルとならないよう控えめに記載する方法。

2番目の方法では、譲り受けた側は、思っていたものより大きいものを手にでき、喜びがあるでしょう!
また、販売者の良心を感じます。
この場合、大量に飼育販売する側にとっては、測定に時間をかけられない現状もあり、クレームとならないよう、小さめに記載しているとも考えられます。
ただ、この方法もよいことばかりではありません。
ラベルや証明書が添付されていて実際はもう少し大きい場合、ブログなどで紹介する際、小さく記載することになり、物足りなさを感じるのではないでしょうか?
例えば、実際は52.1mmあるのに51.5mmとなれば、悲しいと思うのは私だけでしょうか?
ちょっとしたことでも、この差は大きく思えてしまいます。

私の場合は、もともと数値を正確に表記したい性分で、出来る限り正確に最大値を測定してきましたが、最近、証明書の添付を始めてからは、より個体のサイズを最大値で正確に測定するよう努力しています。
決して、大きめになってはいけないので、難しいところもありますが・・・。
賛否両論あると思いますが、以上はあくまでも私の考え方です。
[ 2012/06/12 15:44 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

展望

オオクワギネスが87.1mmに更新されましたが、この驚異の更新に対して、あきらめムードどころか一転してやる気になった人が増えているようにも思えます。

それは、初ブリードでの更新、種親のサイズが82.0mm×51.4mmと入手がそれほど難しくないサイズ、2本目は冷やし虫家での管理など、きちんと基本を守って飼育すれば「もしかして誰にでも可能性があるのでは?」との思いが芽生えてくるのも当然です。
現に私の知るブリード2年目のクワ友さんは、自分にも可能性があるとメラメラと燃えあがり、来年は500頭の幼虫を採ってできることはすべてやる!と情熱をたぎらせていました。^^;

ただ、エアコンを完備した専用ルーム、暖かい目でみてくれる家族、優良な種親の購入費、多頭数飼育にかかるエサ代、管理に費やすことのできる時間的余裕など、すべての条件をそろえるとなれば誰にでもとは言えなくなってきます。
また、冷静に現実を見れば、この2年間、経験豊富な人が、もっと大きく血統的に優れた種親を使い、完璧な温度管理の下で、もっとたくさんの数をこなしても出て来なかったサイズです。

しかし、ここで自分には条件が揃わないと卑屈になってみても何も変わりません。
何事もマイナス思考よりプラス思考で行く方が楽しく価値的です。
私も明るい展望を抱いてこれからも進みますし、決してあきらめません。
生きているうちに追いつけなかったら潔く骨になりあきらめますが・・・(笑)

ところで、虎壱さんのブログにこれまた凄い標本が紹介されています。
これで、久留米産の展望も開かれたのではないでしょうか!
なんだ★個体ではないか・・・と思う事無かれ!
能勢YGの怒涛の歴史も84.7mmの標本から始まったのですから・・・。
[ 2011/10/20 13:54 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

昆虫教室に学ぶ

先日、小学校の教諭をされているクワ友さんが、昆虫教室を開催されました。
小学生約30人と保護者で大盛況だったようです。
捨てられた外国産の昆虫が日本原産に与える影響が大きいことなども説明の上、死ぬまで必ず面倒をみることを約束されたそうです。
一時期ムシキングのようなバーチャルな世界が流行しましたが、やはり昆虫は手にとり、エサをやって育ててみないと小さな命の存在に気づくこともできないでしょう・・・。
本当に良い取り組みだと思いましたし、よろこぶ子供たちの顔が浮かんでくるようでした。
みんなうれしそうにおみやげを持って帰ったようですが、考えてみれば野外でだれもが簡単に採集できない環境になってしまったことは残念です。

私もおみやげ用にコクワとオオクワを寄贈しましたが、子供たちには血統など全く関係なく「夢のオオクワガタ」なんだなぁ・・・と、純粋な昆虫好きの世界とギネス争奪戦を繰り広げる大人の趣味の世界を比べて複雑な思いを抱いています。
生来の昆虫好きと少年時代に成し得なかったオオクワ飼育の夢を実現させるために始めたこの趣味も次第にエスカレートし、気がつけば飼育途上の体重で分別しその後の扱いは大きく変わっている訳で、大人の自分勝手としか言いようがありません。
少しは反省し、少なくともボトルに投入した幼虫は、すべてきれいに完品で羽化させてやる努力をしようと思います。

今年は80mm未満のほとんどを協賛しましたが、自分の中ではその数の多さにBreed2010の低迷ぶりを痛感しています。
来年は、昆虫教室の子供たちにもっと大きくてカッコいいオオクワガタを協賛できることを信じて、飼育途上で出来ることを確実にこなして行きたいと思う今日この頃です。
[ 2011/08/15 20:05 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)
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