waizuの観察記録や検証結果を公開しています

コクワ飼育のもう一つの目的

昨日、コクワガタのことを少し書いただけで、昆虫部門のブログランキングが
17位→1位に跳ねあがりました。
コクワ飼育は地味なようで、意外に人気があるのでしょうか・・・?

ブログランキング1位2016-12-17

コクワはどこでもいる身近な種ですが、飼育してみると奥が深くて楽しめます。
私も飼育法を深く研究した訳ではありませんが、基本はオオクワガタと同じ印象があります。

さて本題ですが、今年のコクワ飼育再開の背景には、ギネスへの再チャレンジだけではなく、もう一つの目的がありました。
それは「YPF菌床 VS LEVIN-GSP」を検証するためです。
オオクワガタは環境への順応性が高く、エサへの適応能力がコクワより数段優れています。
これは、これまで酸素通気性の悪いボトルや適応しにくいエサを両者で試した際、コクワ群で明らかな差となって現れた経験に基づきます。
これを利用して、菌床の飼育成績がより繁栄しやすいコクワにも試してみようと考えました。
結局、YPFは供給が滞り、棄権による敗北という予想外の結果となりました。
オオクワガタでは、2本目への交換時の手ごたえで明らかにYPF劣勢でしたが、3本目への交換時には伸びてくる個体もいただけに、最後まで検証できなかったことが残念です。
しかし、最悪の事態も想定し、少量しか使用していなかったため、特段問題はありません。
このたびの事例から得た教訓は「優れた菌床の第一条件は安定供給である!」というオチでした。
逆に言えば、エクシードクラフトさんには長年お世話になっていますが、何も問題なくサポート頂いていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
この場を借りて御礼申し上げます。

昨日報告した9.6gは、LEVIN-GSPによる結果ですが、他にも9.2g、8.9g、8.9gが出てきました。
一方YPFは食痕の一番多いのを1本だけ交換して6.0gでした。
オオクワの使用経験から、YPFは後から体重が伸びてくるようなので、ここまででは判断が難しのが現状ですが、今後を試せないのが残念です。
仕方なく、YPF群のコクワは、1本返しで評価することにしました。

こんな状況ですが、次世代につなげられるような大型の種親を確保できるかがポイントです。
コクワに限ったことではありませんが、近年は体重を乗せることは容易となった反面、完品で羽化させることが難しのも現状です。
特にコクワは、体重を乗せるることでお尻の引っ込まない個体が連発した経験もありますので安心は出来ません。
コクワの累代飼育を軌道に乗せることができればよいのですが・・・。
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[ 2016/12/17 11:52 ] コクワガタ | TB(-) | CM(0)

懐かしのコクワガタ飼育

10年も前のことですが、コクワギネスに少し挑戦したことがあります。
9年前に羽化させた56.5mmが自己記録ですが、当時のギネスには0.1mm及ばず、その後はオオクワガタに夢中になり遠ざかっていました。

今年、何気なくコクワも飼育してみたいと思い、田舎っぺ。さんに野外採集で大きな♀をみつけた際のキープを依頼!
♂なら50mmオーバーをと思いましたが、それが難しいことはわかっていたため、♀30mmオーバーのワイルドを条件としてお願いしましたが、最高で29.9mmと予想以上に30mmオーバーがとれないこともわかりました。
結局、28.8mm、29.7mm、29.9mmの3頭を選別し、持ち腹を期待して産卵セットを組んでみたところ、すべてから幼虫をゲットすることができました。
産地は、北九州北西部、福岡市と佐賀市の間に位置する糸島市産です。

キャパオーバーを懸念し、数頭ずつを500ボトルで飼育を開始した時には9月になろうとしていました。
皮肉なことに、本年はコクワギネスが更新され、58.1mmにハードルが上がってしまいました^^;
でも、息抜き程度の気持ちで始めたことなので、特にプレッシャーなどはありません。

昨日、約100日で2本目に交換したところ、ワイルドにしてはよいのが出てきました。
kokuwa2016-1.jpg

これまでの経験からは、9.0gあれば55mmの可能性があり、11.0g前後を連発できれば、ギネスに絡むのではと思っています。
58.1mmはかなり難しいサイズですが、個人的には国産オオクワ90mmより難易度は低い気がします。
ちょっとだけ挑戦してみる気になってきました!
[ 2016/12/16 17:17 ] コクワガタ | TB(-) | CM(6)

トカラコクワガタ

今日は一味違ったDorcus類の紹介します。
ワインレッドに輝くきれいなトカラコクワガタです。
トカラ列島には、中之島、臥蛇島(がじゃじま)、諏訪之瀬島、悪石島などが属し、中之島が基産地とされますが、すでに全域で採集が禁止されています。

形状は、臥蛇島、悪石島の個体は大顎が細く、諏訪之瀬島産は湾曲が弱いとされます。
コクワの世界でもhopeiのように湾曲を論じたり、大顎の太さで特徴分けされているのはおもしろいことだと思います。
私は、2年前頃から赤みが強く大顎のしっかりしたトカラコクワを探し求めブリードしてきましたが、中之島産からご覧のようなよい個体が出てきました。
サイズは50mmと振るいませんでしたが、トカラコクワにしては太めの大顎、優雅なワインレッド、光り輝く上翅と3拍子揃ったお気に入り個体です。

トカラコクワ50mm






[ 2008/06/21 11:35 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

コクワ2007年度報告

昨年からギネス更新への挑戦を続けてきたコクワがすべて羽化しましたので報告します。

添付画像の個体が最高で、56.5mm!
以下、56.3mm、55.1mm、55.0mmと続き54mm台3頭、53mm台5頭、52mm台3頭、51mm台2頭となります。
♀は35mm台が3頭出たくらいで36mmの壁を感じました。

コクワ56.5mm






[ 2008/03/30 18:37 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

2頭目の55mmオーバーのコクワでしたが・・・

1月18日に羽化し23日に取り出した55.1mmのコクワは完品で立派な個体でした。
それに対し今日紹介する個体は2頭目の55mmオーバーとなりましたが、御覧のとおり^^;
羽化日は1月24日で10日が経過してもこれでは完全にお尻が収まりそうにありません。
どちらも幼虫時最高体重は8.5gでしたがこの違いはどこから来るのでしょう・・・?

大型コクワ







[ 2008/02/03 22:52 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

コクワガタで54mmを突破!!

いよいよ本土コクワガタギネス55mmの壁に近づいてきました!
このコクワは、金城産ワイルド♀33.9mm持ち腹からの個体で、Dataに載せている表で言えば管理番号KAN-03にあたります。
5月13日に羽化を確認し、あまりに大きく見えるので本日取り出してノギスを当てて見た次第です。
御覧のようにまだ赤みを帯びていますので縮みますが、54mm前後で落ち着くことでしょう。
しかし、これよりも断然期待できる個体が控えています。
もしや・・・との期待を込めて、無事羽化するのを待つことにしましょうか・・・。
そうなってくると、今年ブリードしたコクワにも更なる期待が持てそうです。
持ち腹で好結果を出したワイルド♀33.9mmにアウトラインになる同産地ワイルド♂50.5mmを交配してみましたが、オオクワでも大型血統同士のアウトラインで好結果がでていますから・・・・。
とは言いましても、想像の域を出ない話には根拠がありませんね!
私らしく、1年後にデータによって結果を示すことにします。
もし、コクワマニアの方でこの配合を飼育してみたいと思われる方がおられましたら、オークションに出していますのでいかがでしょうか?
実は、初令幼虫が41頭も採れたため、一部をコクワブリーダーにお譲りすることにしました。

コクワ♂自己ギネス






[ 2007/05/20 23:40 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

コクワ♀記録更新

先週12月上旬に羽化していたと思われるコクワ♀の菌糸ビンを5本掘り出してみました。
するとやけに大きく見える個体が転げ落ちてきましたので、軽く測定してみると36.4mmもありました。\(◎o◎)/
その時点でお尻はほとんど収まっていましたので、縮んでも36mmはキープできると思っていましたが、本日正確に測定すると御覧のように35.9mmでした。
でも、ビークワ認定のコクワ♀ギネスが35.6mmであることを考えると上出来ではないでしょうか。
この個体は、1本目でプロテインを添加してある菌床を使用したためにカビだらけとなり、通常1本目で80日飼育するところを58日目に交換しました。
その時4.0gでしたが、カビだらけの状況から期待薄と判断し、格安菌床に移動してほったらかしにしていました。
大型個体は、忘れたビンから出てくるとの報告をよく目にしてきましたが、本当にそのようです。(^_^;)
途中経過で判断することなく、全個体を諦めずに最後までキチンと飼育することが大事だと言う教訓にしておきたいと思います。愛知産コクワ35.9mm
[ 2006/12/30 19:27 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

島根県産コクワガタ中間報告

今年のコクワガタ飼育は、24℃管理80日交換を基本としています。
この設定に深い意味はなく、これより早いと成長途上にあるためグラム数から幼虫の素質が判別しにくく、これより遅いと♀に蛹化スイッチが入ってしまう可能性があるところから、ここら辺を基準にしてみました。
それと、データを統一して記録するために今年は♀もすべて交換しましたが、♀は500ボトル1本でかえすのがよいと思います。
11月30日に最終交換の予定でしたが、体調不良のため12月2日にすべてを交換し終りましたので、中間報告をしておきます。
金城町産は30数頭の初令幼虫を採り、手元に28頭を残しました。
最終的に2頭が★となりましたが、現在26頭の3令虫を飼育中です。
♂は10頭で、すべて約80日で交換した結果が、9.1g、8.7g、8.2g、8.1g、8.0g、7.6g、7.5g、7.4g、7.2g、7.0gとなりました。
まだ、これから伸びる可能性もありますので、期待は絶大です。
たまには、オークションにも出して見ようと思い下記の出品をしてみました。
これくらいならかなり期待できるので楽しめると思うのですが・・・。

天然大型コクワガタ♀33.9mm持ち腹幼虫 大型3令幼虫ペア
[ 2006/12/03 18:39 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

コクワ♀羽化報告

今年5月中旬から尾張旭産コクワガタの菌床飼育をスタートしました。
♀は順調に羽化し始めていますが、予想以上の好結果となっています。
最近羽化した4頭の♀について、幼虫時最高体重、蛹体重、羽化サイズを紹介しておきます。
1.幼虫時5.0g→蛹3.5g→羽化サイズ35.1mm
2.幼虫時4.5g→蛹3.3g→羽化サイズ34.7mm
3.幼虫時4.1g→蛹2.9g→羽化サイズ34.2mm
4.幼虫時4.2g→蛹3.1g→羽化サイズ34.1mm
以前、掲示板に紹介した35.3mmの個体は2番で、その後縮んで34.7mmで落ち着きました。1番の個体も羽化直後は35.6mmありましたが、こんなものですね!

菌床は、羽化させた2本目はBasicでしたが、1本目はすべてお世話になっているEXCEED CRAFT製です。
こうなってくると♂にも相当な期待をしてしまいます。
昨年は、幼虫時最高体重7.2gから52.3mmが羽化してきましたが、今年のラインナップは、8.3g、8.2g、8.1g、7.6g、7.1g、7.0gとなります。
現在1頭が前蛹となり、♂もそろそろ蛹化モードに入っているようです。
この手ごたえでは、ギネスの55.0mmを抜けるとは思いませんが、来年への確かな手ごたえは得ることができました。
ひょっとしたら・・・があるかもしれませんので、羽化を楽しみに待つことにします。

コクワ♀自己ギネス







[ 2006/11/10 16:31 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

コクワ飼育の総括

昨年のコクワ飼育の総括と補足をしておきます。
昨年はオオクワとの兼ね合いもあり、セーブして採卵し10頭だけの飼育に留め、♂4♀6でスタート。3令幼虫時に1ペアを贈呈したため、結局♂3♀5頭を羽化させました。
♂はすべて51mm以上で羽化し、♀もほとんどが31mm以上で羽化しましたので、成績としては悪くありません。
一昨年は♂40mm後半もかなり出ましたが、その原因は幼虫期間が短かったためとハッキリしていたため、それを改善することで成績アップとなったようです。
コクワを飼育された方ならだれでもご経験があると思いますが、オオクワに比べ成長が早く、24℃辺りの活発に活動する温度帯で飼育すると蛹化刺激を与えなくても4~5ヶ月で成虫になります。
そこで、今年は3令途中から低温で飼育することにより、最低6ヶ月以上の幼虫期間を確保してみました。
具体的には3ヶ月目くらいから20℃前半、その後18~20℃まで落としてしばらく飼育し、最終的には温室内の自然温度上昇で蛹化させ、ほとんどが6月~7月上旬に羽化しました。
今年の反省点を挙げるとすれば、いくらなんでもビン交換をしないで引っ張りすぎです。
コクワに経費と手間をかけたくなくて、ほとんど1本で返すくらいの気持ちでいましたから・・・・。
特に♀のサイズが小さいのは、そこら辺に原因があるのではと思っています。
まだまだ、コクワの菌床飼育に適した銘柄が定まりませんが、今年はフレッシュな菌床に定期的に交換し、飼育ギネス55.0mmに少しでも近づきたいと思っています。
そのためには、幼虫時最高体重を目安として♂8g以上がたくさん出るような飼育法を確立しないといけないと考えています。♀なら最低4g以上でしょうか・・・?
たかがコクワ飼育ですが、まだまだ結構楽しめそうです。
[ 2006/07/18 17:16 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)
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