waizuの観察記録や検証結果を公開しています

能勢YG最終個体は84.6mm止まり・・・

6月14日の記事で紹介したセミ化からの脱却個体が完品で羽化しました。
ブログでは、幼虫のシワを発見した時点から40日後の7月24日を羽化日と予想していましたが、実際は7月21日に羽化しました。
設定温度が微妙に高かったことが影響していますが、データは正確に答えてくれることがわかります。

この個体は、蛹室の状態が悪かったため、他の個体が羽化した後の蛹室に移動させましたが、せっかくなので蛹重量も測定し26.5gでした。
このクラスであれば、うまく行けば85mmは超えるだろうと期待していましたが、ご覧の結果です。
能勢2番846web

3週間が経過していますので、カッコよく撮影する努力もしました。
能勢2番846_web800


最近の主流とは違う路線のため、血のバリエーションを増やす意味でも種親として確保することにしました。

このラインに関してひとつだけ感想を!
実は、このラインには、ある仮説を抱いて冒険的な交配をしました。
それは、♀親が早期羽化の49.5mmで小さい上に、強制早期羽化ではなく自然早期羽化で素質も劣っているのではないか・・・?ということです。
しかし、結果はよい意味で裏切られました。
本当に♀は使用してみないとわからないことを痛感しています。

最後に連絡です。
当ブログも開設して6年半になり、情報も古くなっていたり、残す価値のない記事も多くなっています。
ところが、新規ブリーダーの中には、ありがたいことに、最初からすべて読み勉強していますと言われる方も結構いらっしゃいます。
今後もデータに基づくオオクワガタの標準的な飼育法を示すサイトのひとつとして残していくには、ちょっと手直しが必要ではと考えていました。
このブログは、私のオオクワ飼育の足跡そのものですので過去の記事も残しますが、1ヶ月以上前の記事は一旦非公開にして、再構築をする予定です。
記載内容の改ざんは行いませんが、不要な記事や不要な部分を削除して読みやすいように贅肉を落とし、カテゴリー分類をキチンと行って再構築しようと思っています。

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[ 2012/08/10 23:58 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

ブリード2011 -久留米編-

今日は、今年最も成績のよかった2番系統の飼育データを紹介します。
waizu久留米2番データ
こうしてみると、82mm以上に多く分布してきています。
6年くらい久留米産を飼育していますが、過去に経験のない手応えでした。
他のラインも普通にほとんどが80mmを超え、♀の50mm未満は出ませんでしたが、久留米の他ラインでは、ほとんどが♂80~81mm、♀50.5~52mmで、明らかに違う感触です。
来年は、この2番を基軸としてさらなる飛躍を計画中です。
よそで抜群に成績のよかったラインとのコラボも決定しました。
超大型ライン×超大型ライン=凄い成績に必ずしもなりませんが、夢はみれそうです。

割出しに関する近況ですが、120頭に制限するつもりが、手放すのが惜しくなり、結局は久留米40頭、能勢102頭で、計142頭の菌床飼育をスタートさせました。
もう、割り出す材もありませんので、あとはしばらく放置するだけです。
これで、時間も出来そうなものですが、成虫を譲渡する際の証明書作成に足を引っ張られています。
みなさんには好評のようですが、手間がかかるのが最大のネックです。
しばらく、コメ欄をなくして、気楽に行きます。
[ 2012/06/27 22:26 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

ブリード2011を振り返って―能勢編―

ブリード2011を振り返ると、これほどラインによる明暗を分けた年もありません。
能勢1番は、♂が7頭羽化して80mm以下が1頭も出ませんでした。
一方、能勢3番は♂が9頭羽化して80mm以上が1頭も出ませんでした。
また、能勢2番は、♂が蛹化せずに、半数以上が幼虫をしていますが、最高37.8gを記録したものが捨てビンによりまもなく蛹化しそうです。
ちなみに、羽化したものは83mm超えもいるため、2番系統もよいラインだと思っています。

それにしても、飼育菌床も温度管理状況も同じなのに、よくもここまで差がでたものです。
ちなみに、上記3ラインは、すべて正真正銘の能勢YGの末代です。
このように、本家から離れて累代される中で、明らかに遺伝的特徴が分断されて継承されているように思えます。
世の中には、偽物が多く出回っているなどと噂されますが、本物でもこんなことが起こります。
能勢YG=超大型血統なのに、1頭も80mmを超えないラインが出現したとあっては、私が下手な累代飼育をして能勢YG血統を能勢NG血統にしてしまったと言われそうなので、このラインは門外不出としました。

能勢YGというだけで、高値で取引されていますが、上記の現象からみても血統名だけで判断するのは危険だと思いますので、夢を実現できる優良ラインを入手すべきだと思います。
そこで、私の個人的な判断基準ですが、同腹♂の飼育成績を見るのが簡単で信頼性も高いのではないでしょうか?
特に同腹♂最高サイズは、重要な選考基準になると思っていますので、私のオリジナル証明書には、わかる場合には情報として盛り込むようにしています。
ただ、♀による当りはずれが多いので、上記基準で選んでも確実に当たる保障はありませんが・・・。
しかし、同腹に大きな個体が羽化していないラインから当たりを出すのは、明らかに低い確率になると思います。
そんな思いから、今年は何が何でもギネス871同腹を使ってブリードしたいと考えました。

それにしても、今年はあちこちで86mmオーバーの報告があり凄いですね!!
私も早くその領域に足を踏み入れてみたいものです。
本年こそは、少数精鋭ではありますが、未知の領域をめざしてがんばろうと思います!!
[ 2012/06/20 18:51 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

セミ化からの脱却

近年は、ほとんどセミ化幼虫を経験していませんでしたが、今年は能勢2番だけが蛹化しにくい傾向にあります。
こんな配合です。
♂84.0mm×♀49.5mm
(準ギネス系♂82mm×♀52mmの早期羽化)
能勢2番系統証明書裏800

早期に蛹化しやすい傾向のラインよりも遅延するラインの方が大型を期待できるため、よい傾向なのかもしれませんが、セミ化させてしまうと意味がありません。
5月末の観察で、他のラインは能勢、久留米に関係なく1頭残らず蛹化したにもかかわらず、このラインだけ♂6頭♀1頭が幼虫でした。
5月22日に最も期待していた35.0g幼虫(3本目交換時)をセミ化脱却への望みをかけて、ビン交換を実施し、管理温度も一気に25℃から30℃に変更しておきました。
その時の幼虫体重は、希望の持てる37.8gでした。
今朝のことですが、お尻にシワの発現を確認することができ、約3週間でセミ化を脱却できたようです。
今回は、交換後速やかに潜って行き、運良くスイッチが入りましたが、高頻度で潜らなくなる個体に遭遇します。
ちなみに、他の個体も菌糸ビンが用意できた6月3日にすべてビン交換しましたが、♂5頭の内2頭が潜らないで菌床表面に出てきています。
1頭は35gを超えていただけに残念です。
こうなると厄介で、対処法がないわけではありませんが、難渋する羽目に陥ります。

それにしても、この度の37.8g幼虫のセミ化回避は、本当にラッキーだったと思います。
もし無事に羽化するようならサプライズ第2弾があるかもしれません。
データに基づけば12~13日後に蛹化し、その4週間後に羽化します。
40日後の7月24日にどのような結果が待っているのでしょう・・・。
ただ、今回のように順調さを欠いた個体の完品羽化率は低いと思いますので、過度の期待は禁物です。
蛹化すら実現しない可能性もありますから・・・^^;
[ 2012/06/14 12:50 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

能勢866同腹ラインの飼育データ

昨日、オークションに能勢866同腹インライン(♂82.2×♀51.6)の直仔(新成虫)を出品しました。
時間があまり取れなかったため、要点だけ記載してアップしましたが、出品後に見ると情報不足を痛感しました。
種親候補として検討する場合、使用菌床、暴れの有無、還元率なども必要な情報になり得ると思い、急遽、飼育データを完成させ、ここに添付することにしました。
オークション出品画面にもブログのアドレスを掲載していますので、参考にして頂けるものと思います。
出品個体は、NO.2,7,18,22となります。
waizu能勢1番データ
それにしても体質の弱いラインだったと思います。次世代はアウトランがよいと思い♂♀ともに単品での出品にしました。

ところで、私は今年から種親として使用するに値すると思うものに限り譲渡することにしています。
今回は、すでに直接譲渡した個体が何頭かいるため、能勢1番系統でオークションに出品できる個体は、今回の4頭だけとなります。
問い合わせて頂いても余品はありませんので、よろしくお願い致します。
[ 2012/06/10 01:04 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

久留米854の配合について

能勢YGからであれば、ここでも出たか!くらいで終わったのでしょうが、久留米での85mmオーバーとあってか反響も大きかったようです。
ブログまたはメールで頂戴したたくさんの祝福コメントに心より感謝申し上げます。

このラインは、昨年より開始した通し番号制の系統分類で「久留米2番系統」に当たります。
以前より当ブログをご覧頂いている方には、配合の概要もピンとくるようですが、メールでどういう配合ですか?との問い合わせもありましたので、配合表を掲載してみます。
久留米2番系統図ブログ用
これは、今年から証明書の裏に添付しているBlood Chartの書式ですが、累代の経緯と種親情報を詳細に盛り込んだつもりです。
♂親の83.2mmは2008年ブリードの代表個体で、Breed2010のA,B,Cラインの種親でもあります。
一方、♀53.6mmは2009年ブリードの代表個体84.8mmの同腹となります。

♀の能力が今回の超大型に直結したと思ってしまうところですが、羽化個体のフォルムを見ると♂親系にそっくりです。
頂戴したメールの中には、WK08系によく似ていますね!と書かかれているものもあり、よく見ている方もおられるものだなぁ・・・と感心しました。
ちなみに、これまでで私が最も気に入った個体が832同腹の次の個体となります。
WK09_817_tri2

これは、同腹の中では3番目のサイズとなる81.7mmでした。
将来このフォルムのまま85mmを超えないものかと思い、この817もブリードしましたが、サイズが出ませんでした。
すっかりあきらめていましたが、この度羽化した85.4mmがそのフォルムを受け継いでいるではありませんか!
同腹個体からの累代ですから、当たり前なのかもしれませんが、累代飼育のおもしろさを感じています。
3年前の「このフォルムで85mmを超えたい!」の思いが現実となりました。
[ 2012/06/07 00:30 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

85mmの壁を突破!!

想定外のことが起こりました。
苦節10年と言っては大げさですが、昨年の目標であった85mmオーバーを完品で羽化させることができました。
私自身、前回紹介させて頂いた能勢と久留米がそれぞれの最高であろうと思い、もうブリード2011は終わったつもりでいましたが、本日5月上旬~中旬に羽化した久留米を掘り出してみるとこんなのが出てきました。
久留米自己ギネス854

本当にビックリです。
これは、久留米2番系統ですが、種親の♂♀共に自己ブリード個体であるため感慨深いものがあります。
太い個体ではありませんが、スタイルはよいと思います。
久留米854ブログ用

3日前にみかんさんより久留米85.7mmの報告を受けましたが、ちょっと近づけた気がしてうれしくなります。
次世代でギネスに挑戦です!!
[ 2012/06/04 18:42 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

羽化個体紹介(Breed2011)

最近では、ありふれたサイズと言われそうですが、本日取りだして写真に撮ってみるとなかなかスタイルがよかったので、紹介してみます。
どちらも3本目への交換時に動画で紹介したことのある、当時は期待の大きい個体たちです。
まずは、久留米2番系統の幼虫時34.4gだったもので、83.1mmです。
kurume2012_831

次に能勢1番系統の36.8gだったもので、83.7mmです。
nose2012_837

いまのところこれくらいしか紹介できないので、まだまだですねぇ・・・。
それに、撮影した時間帯も悪く光の状態もイマイチのようです。^^;
それに手が荒れています(笑)
私が里子で出した能勢2番系統で、MEGAくんのところで30gちょいから83mmオーバーで羽化してきた個体がいます。それを聞いて私のところの能勢2番系統35.0gに期待していましたが、セミ化の様相を呈してきました。
キチンと低温期間を設定したにもかかわらずです。(>_<)
ちなみに、35.0gは前日の交換で37.8gと引き締まりながらも増量し、セミ化幼虫に特徴的な傾向です(>_<)
この個体に期待しても無駄かもしれませんが、何事もあきらめないで行こうと思います。
[ 2012/06/02 00:30 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)

2011能勢1番系統

昨年は能勢と久留米の混乱を避けるため、能勢の系統表記を数字、久留米をアルファベットにしていました。
しかし、どうも数字の方がシックリくるため、今年はどちらも数字とし、ラベルの色分けにより判別しやすくしました。

そして、能勢YG血統も先行して1,2,3番をペアリング⇒産卵セットしましたが、どれも失敗という想定外の結末・・・。
組み合わせを変更したりして出直し、やっと1系統だけ能勢YGの幼虫飼育をスタートでき、今年の私の能勢1番は、866同腹インライン♂82.2×♀51.6となりました。
866同腹822証明書(ブログ)
上記がその証明(左下に記載されていた購入者である相棒の名は削除)となりますが、これは相棒がペアリングした♀を私が預かり先行して12日間産卵させ、それ以降を相棒が産卵させています。
4/16~28に産卵セット、5/17の割り出しで20頭の初令幼虫を採取してすべて手詰めのLEVIN-G800ボトルに投入。
その時点で準備しておいた菌糸ビンがなくなり、本日続きを行ったところ、材から6頭、発酵マットから5頭が採れ合計31頭となりました。

この間、菌糸ビンの調達をどうしようかと考えていたところに、相棒より「どうしましょう・・・、気合いを入れて菌糸ビンを200本予約購入しましたが、幼虫が思うように採れていません」と・・・。
ちょうどタイミングがよかったので、私がHSボトルを40本ほど定価で譲り受けることにしました。
そんな経緯で、866同腹からの初令幼虫NO.21~31はHS菌床となり、予期せぬ2群間の比較が楽しめる運びとなりました。
866系初令

こんな感じでスタートしましたが、予想以上に幼虫が採れたので、読者からの要望にお応えして、このNO.29~31の3本をオークションに出品することにしました。
HS800ボトルに投入済みのこの状態で発送します。
ただし、落札後の幼虫の追加や飼育途中の死亡、性別の偏りへの対応はできませんので、その点を了承頂ける方のみご入札ください。
[ 2011/05/21 21:13 ] ブリード2011 | TB(-) | CM(-)
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