waizuの観察記録や検証結果を公開しています

12年前の自由研究

先日、ダニの画像を探していた時、思い出深い画像を見つけましたので、紹介してみます。
HP時代からお付き合い頂いている方には、懐かしいものになると思います。
本日の内容は2004年度に取り組んだものになります。

◆蛹化・羽化の瞬間を撮影する
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どうやって蛹化、羽化するのかを見たくて見たくて、時期の近づいた個体を定めては、休みの日に頻繁に観察しやっと遭遇できた時の感動は今でも忘れられません

◆脱皮直後に遭遇
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普通は、初令投入後は3令まで触ることがないので、なかなか出合いにくい瞬間です。
上が2令脱皮直後、下が3令脱皮直後です。
2令幼虫の体重測定も試みました(^^;
当時の血統では、0.1gもありませんが、近年の大型血統であればもっと大きいのでしょうねっ!
ちなみに当時の3令脱皮直後の♂幼虫体重は、4g前後でした。

◆卵での割り出し&ティッシュ上でのふ化
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濡れティッシュの上でふ化させた際の画像です。
当時は、こんな方法でもふ化させられるのか!と感動し、ダニをとり込まない手法としても使えると思いましたが、バクテリアの継承の観点から行わなくなりました。

◆テラリウム用の人工洞の制作に挑戦!
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これだけのために作業台と電動ドリルを購入!(^^;
凝り性だったなぁ・・・
今でもありますけど、80mmくらいの個体でないと入れないかもです(^^;

◆Qボックスの通気性を確認
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一見閉鎖しているように見えるこの容器もドライアイスを気化させてみると十分な通気性があることが確認できました。
それ以後は穴をあけずに使用していましたが、コバエの侵入を防ぐことができず使用をやめました。
積み重ねた時の安定性は抜群なのですが・・・。

◆菌糸ボトルの通気性向上とその効果
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ボトルの通気性を上げてやろうと底に穴をあけてみました。
メリットよりもデメリットを感じた実験となりました。

◆冬期産卵成功のための条件を検討
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当時は、ブリード3年目くらいで、少しでも優れた種親を少しでも早く使いたいとの衝動に駆られ、新成虫をその年内にブリードしていました。
速やかに産卵行動に移行させるため、乾燥している日本の冬期には、湿度を高めてやることが大切であることがわかりました。

◆安全な人工蛹室の追及
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前蛹から蛹化をめざすと人工蛹室の素材によって、決まってこの状態で★となっていきました。
個体にやさしくない素材があることがわかりました。
基本的に前蛹での移動は控えるべきですが、私が試した中ではオアシスを使ったものが最も安全でした。

◆菌床、ゼリーの水分含量について
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105℃で水分を飛ばし、減少した質量を測定し比較しました。
実験サンプルは以下のものでした。
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今はないものもありますね!
ゼリーに関しては、HPの読者からご厚意でサンプルとして送られて来たものもあります。

◆菌糸ビン内温度の測定
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菌床を詰めた直後から菌糸が回る段階でどのくらい発熱し、外部と内部の温度差がどのくらいあるのか興味が湧いてチャレンジしたものですが、今思えば温度計の精度に問題があります^^;

こんなところですが、取り組んだ内容やその質はともかく、ブリード3年目当時がいかにモチベーションが高く、とても精力的に取り組んでいたことを垣間見る思いです。
ダニの研究に加え、1年間でこれだけのことをやっていたのですから・・・(@_@)

当時はまだ40歳でしたから気力・体力が充実していたのでしょう・・・(笑)
最近は、そんな元気はどこにもありません(^^;

それでも、今年は不足している気力・体力は、経験と知識で補いながら過去最高の結果に挑戦する思いでいます。
昨年度が悪すぎましたから・・・。
しかし、生体を相手にしている以上、やってみないとわかりません。
逆に夢は大きくなり妄想が拡大します(笑)

さて、いよいよ来週から産卵セットを組んでみようと思います!!
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[ 2016/04/10 21:43 ] 自由研究 | TB(-) | CM(8)

夏休み自由課題「工作」予定も・・・時間なし(^^;

夏休み期間中、自由研究に続き工作にも挑戦予定でした。
予定していたのは、冷やし虫家の外枠作製です。

冷やし虫家は2008バージョンとTFを所有していますが、TFは狭く使いにくいと感じていました。
そこで、自分の使い安いサイズにしたいと以前から思案!
しかも、大きすぎれば能力低下と置き場に困るため、手ごろなサイズで!
機械ユニット以外の部分を断熱材で自由な大きなに作成すればよいとの結論に達し、設計図までは書いたのですが・・・。
結局、時間がとれず今に至っています。

昨年、虫家で暴れが多発したことが腑に落ちなくて、同じサイズの空間を2つ用意して比較したと思っています。
冷やし虫家での飼育法もちょっとだけ研究してみようと思っている今日この頃です。
年内には、完成させたいのですが・・・。
[ 2015/09/16 16:58 ] 自由研究 | TB(-) | CM(9)

研究レポート2015‐③-♂の大顎を結束して行うペアリングについて-

これまで、ペアリングに関するレポートを2つ掲載しました。
一つは、♂を酷使した場合の産卵結果、もう一つは秋季にペアリングを行い持ち腹で越冬させた場合の翌春の産卵に関するものです。
昨年は、もうひとつペアリングに関する検討を行っていましたので、記録として残しておきます。
ペアリングの際に♂の大顎を縛った場合の影響についての考察です。

本来、オオクワガタは大人しい動物であり、若いペアを使ってペアリングを行った場合、トラブルは極めて少ないことが知られています。
しかし、高額な個体を購入して行う場合、万が一のことを恐れ、事故防止目的で大顎を結束したいとの心情が出てくることも事実です。
一方で、大顎を縛って行う場合、結束すること自体はそれほど手間ではありませんが、ペアリングの成功率に影響するのでは・・・との懸念を拭いきれずに来ました。
また、♂の大顎の結束が議論となった時、今でも賛否両論があり、各ブリーダーの考え方に委ねられているのが現状だと思います。
そこで今回は、駈け出しブリーダーの迷いに対する一つの意見として、私の考えを述べてみたいと思います。

【方法】
1.種親と結束方法
久留米11番♂86.5mmの大顎を縛り、2015年3月14日~5月18日の約2ヶ月間、結束を解除することなく8頭の♀に対しペアリングを実施し、採卵に失敗した場合は追加ペアリングを試みた。
尚、大顎の結束には100円ショップの結束バンドを使用し、以下のような状態で行った。
結束例200


2.ペアリング条件
産卵セットは、スタック中、エサ皿はラブハウス、エサはプロゼリー18g、マットはダニ駆除マット(オオクワキング製)で統一し、25℃の暗所にて実施した。

3.ペアリング期間とサイクル
ペアリング期間は3~6日、次ペアリングまでの期間は2~3コース連続させた後に休息期間を設けながら行った。

【結果】
○の中の数字はペアリング順、その次はペアリング日数、×は失敗・○は成功
※久留米ではブリード中止群も含まれるため、血統番号は表記せずアルファベットで分類

①A 5日間→×
②B 5日間→○
③C 3日間→×
④D 5日間→○
⑤E 4日間→○
⑥F 4日間→○
⑦G 5日間→○
⑧Aの再P 5日間→○
⑨Cの再P 4日間→○
⑩H 6日間→○

【考察】
8♀中6♀が1回目のペアリングで成功した。
これまで、その年度の初回ペアリング群や3日間以下のペアリング群で失敗率が高いことを経験しているため、そのことを考慮すると今回の成績は良好であり、最終的に8♀すべてから幼虫を獲得できたことからも、ペアリングの際に♂の大顎を縛ることがペアリング成功率に与える影響は少ないと思われる。

【まとめ】
ペアリングの際の大顎の結束は、採卵成功率に大きな影響を与えることなく、事故の発生率軽減に有効である。
オオクワガタのペアリングでは、♂が♀を挟み殺すことは稀であるが、現実に事故報告があることを考慮すると、より安全な方法を選択することが望ましい。
また、事故への不安が減少すれば、充分なペアリング期間の確保が可能となり、成功率アップも期待できる。
最終的に大顎の結束を行うかどうかは、各ブリーダーの判断となるが、貴重な個体からの採卵を安全かつ確実に成功に導くという観点からみれば、その有用性は高いと考えられる。
[ 2015/08/19 12:31 ] 自由研究 | TB(-) | CM(11)

研究レポート2015-②-秋季ペアリングに関する考察-

昨日のブログで、秋ペアリングに関しても触れたところ、反響があります。
年内の産卵や持ち腹で来期を迎えようと計画されている方もいらっしゃるのでしょう・・・。
そこで、補足としてもう少し、昨日のデータについて触れておきます。
昨日公開したものが下記です。
◇2014年秋
⑩WN24番 5日間→○
⑪WN25番 6日間→×(翌春の再Pで○)
⑫WN26番 5日間→×(翌春の再Pで○)
⑬WN27番 5日間→×(翌春の再Pで○)
⑭WN28番 5日間→×(翌春の再Pで○)
⑮WN29番 6日間→×(翌春の再Pで×)
⑯WN30番 5日間→○

これをペアリング順に並び替えると共に、♀の羽化日、ペアリング期間を追記してみると次のようになります。
以下、ペアリング順、分類番号、羽化時期、P期間、成熟期間です。
① 26番♀、3月上旬、09/16~21、約6ヶ月
② 28番♀、4月上旬、09/24~29、約5.5ヶ月
③ 30番♀、5月中旬、10/02~07、約4.5ヶ月(成功)
④ 25番♀、5月下旬、10/10~16、約4.5ヶ月
⑤ 24番♀、5月下旬、10/17~22、約5ヶ月(成功)
⑥ 27番♀、5月下旬、10/27~11/01、約5ヶ月
⑦ 29番♀、5月下旬、11/02~08、約5.5ヶ月

このように羽化からペアリング開始までの期間もペアリング日数もある程度統一して臨みましたが、結果は初回ペアリングで28.6%(7例中2例)の幼虫確保に終わりました。
翌年の再ペアリングで、失敗した5例中4例で成功しましたが、原因をどこにあるのかわかりません。
ちなみに、翌春の初回産卵セットでは、上記7ラインのすべてで、産卵木がかじられ、産卵痕も多数確認できました。
ところが、失敗した5例はすべて空砲の嵐という結果に終わっています。
♀が未成熟だったのでしょうか?
早い♀では3ヶ月で産卵に成功することもありますが、個体差があることも事実です。
しかし、5ヶ月前後もあれば高い確率で成熟していると思われるのですが・・・。
また、これまでの経験で、未熟な♀と成熟した♂を同居させた後に♀を産卵環境下においても産卵行動は起こしません。
そう考えると、♀は成熟し交尾行動も起こしていたと考えるのが妥当です。
監視下ペアリングの経験を加味して考えても、交尾行動によって産卵行動が誘発されると思われますが、産卵行動=産卵ではないことを嫌というほど経験してきましたし、産卵しても孵化しない現象にもたくさん遭遇してきました。
一方、孵化しない無精卵と思われる状況であっても、追加ペアリングでアッサリと幼虫ゲットにつながることもしばしばです。
監視下ペアリングで複数回の交尾行動や長時間の交尾行動をいくら確認しても圧倒的に失敗例の方が多い現実を知って以来、オオクワガタにおける交尾➡卵誘発➡受精➡産卵のメカニズムが???状態です。
もっと、昆虫に関する論文を読んで勉強すれば答えに近づけるのでしょうが、勉強不足です(^▽^;)
私は、監視下ペアリングの実験以来、マニュアル的飼育法に記載されている「エサ皿の下で仲良く並んでいれば交尾成立の可能性が高い」「メイトガードを確認できれば相性に問題はなく掛かる可能性が高い」などの表現は正しいとは言えないと思っています。
上記の場合は、「交尾行動を行っている可能性は高い」となら言ってもよいと思いますが・・・。
昆虫は一般的に、♀の精嚢に精子がプールされ、産卵時に受精させて産み付けると言われています。
そうであれば、無精卵の現象は精子がうまくプールできなかったのであろうと想像できます。
では、空砲という現象は、どのような時に起きるのでしょう?
産卵行動は起こすけれども卵が生産されない状況って・・・???
受精卵が材に生み付けられるまでの道のりは単純ではなさそうです。

以上が、私の頭の中です(笑)
このように考えているからこそ、昨秋のペアリングの失敗が???なのです。
[ 2015/08/04 17:18 ] 自由研究 | TB(-) | CM(6)

研究レポート2015‐① ペアリングで酷使した♂の1例

夏休みと言えば自由研究!
当ブログの真骨頂も観察やデータを基にした自由研究です。
今回は、過酷なペアリングを実施した♂の1例を紹介します。
初の試みとして、アカデミックな形式で記載してみます^^;

研究レポート2015‐①
【タイトル】ペアリングで酷使した♂の1例-29クールのペアリングを経験して-

【緒言】
ペアリングに際しては、厳選された♂が種親として使用され、厳選された複数の♀へのペアリングが計画される。その際に問題となるのがペアリング件数で、期待する♂を多用したい心情とは逆に、♂の体力、寿命への影響を懸念し、ペアリング件数や日数をセーブする傾向がみられる。
しかし、♂を酷使した場合の報告は少なく、ペアリング回数の増加が生体寿命やブリード成功率に与える影響は明らかにされていない。
そこで今回、1♂に対して18頭の♀を交配し、のべ29回のペアリングを実施して詳細な経過観察を行い、寿命に与える影響、ペアリングの成功率、ペアリングに必要と思われる日数について検討したので報告する。

【方法】
1.種親
ブリード2014と2015においてサイズおよびフォルムから最も期待した能勢10番♂86.7mmに対し、2年間で18頭の♀を交配し、採卵に失敗した場合は、必要に応じて追加ペアリングを実施し、計29クールのペアリングを行った。
ペアリング期間は、2014年春(2014.3.12~5.15)、2014年秋(2014.9.15~11.8)、2015年春(2015.3.14~6.8)の3シーズンであった。

2.ペアリング条件
産卵セットは、スタック中、エサ皿はラブハウス、エサはプロゼリー18g、マットはダニ駆除マット(オオクワキング製)で統一し、ペアリング事故防止のための♂親の大顎の結束は行わず、25℃の暗所にて行った。

3.ペアリング期間とサイクル
実験の目的が、多頭数の♀とペアリングさせた場合の♂寿命と産卵成功率の確認であったため、ペアリング期間、次ペアリングまでの休息期間は敢えて統一せずにランダムとし、期間やサイクルが及ぼす成功率への影響も検討した。

【結果】
以下、血統分類番号とペアリング期間、成功の可否を記載(○は幼虫を確認)
※○の中の数字はペアリング順ではく♀の分類番号を示す

◇2014年春
①WN15番 5日間→○
②WN16番 5日間→○
③WN17番 4日間→○
④WN19番 5日間→○
⑤WN20番 3日間→× 再P5日間→○
⑥エバクワ氏に種付1 6日間→○
⑦エバクワ氏に種付2 6日間→○
⑧WN9番56.4mm 3日間→× 再P4日間→× 再々P4日間→×
⑨WN5番53.8mm 3日間→×

以上、9♀と12クール実施。同居日数53日。

◇2014年秋
この年は、春に♂を酷使したことで翌年のペアリングまでの生存を危惧し持ち腹での越冬作戦を実施
⑩WN24番 5日間→○
⑪WN25番 6日間→×(翌春の再Pで○)
⑫WN26番 5日間→×(翌春の再Pで○)
⑬WN27番 5日間→×(翌春の再Pで○)
⑭WN28番 5日間→×(翌春の再Pで○)
⑮WN29番 6日間→×(翌春の再Pで×)
⑯WN30番 5日間→○

以上、7♀と7クール実施。同居日数37日

◇2015年春
①WN15番2年目 3日間→○
⑤WN20番2年目 3日間→○
⑪WN25番再P  5日間→○
⑫WN26番再P  4日間→○
⑬WN27番再P  7日間→○
⑭WN28番再P  7日間→○
⑮WN29番再P  4日間→×欠番
⑰nolo氏予備♀  5日間→×
⑱hizo氏早期♀  5日間→× 再P7日間→×

以上、9♀と10クール実施。同居日数50日

【考察】
3シーズンをまとめると、18頭の♀と29クールのペアリングを実施し、♀と同居させた日数は、15ヶ月間で140日にも上ることがわかった。
これは、冬眠期間の3ヶ月を除けば、活動期間の4割弱を♀と過ごしたことになる。
この♂は、本原稿を書いている2015年8月2日現在も元気に活動しており、2013年5月中旬の羽化から2年3ヶ月が経過しようとしている。
この1例だけで結論は出せないが、ペアリングで酷使することが、すぐに寿命の短縮に直結しない可能性が示唆された。

本日の記録は、わかりやすいように血統順に配列を変え、ペアリング順とはなっていないが、元データを見る限り後半になるほど成功率が低下するような傾向はみられていない。

一方、休息期間と成功率に関しては、ペアリング期間が統一されていないため、信憑性に欠けるものとなったが、産卵能力のある♀であれば、概ね4~5日のペアリング期間を設ければ高い確率で成功すると思われるため、今後の報告とさせて頂く。

気になる点として、5日以上のペアリングを実施したにもかかわらず、持ち腹での越冬を試みた秋ペアリングの成功率低迷がある。
これらの♀はすべて羽化後5ヶ月以上が経過していため未成熟とは考えにくく、体内時計の影響も一因としては考えられるが、原因は不明である。

尚、今回のデータから採卵成功率を求めると、18頭の♀で13頭から幼虫を確保できており、成功率は72.2%となり、1目回のペアリングでの成功に限れば10頭となりるため、初回成功率は55.6%であった。
この成功率は、血統間による個体差の影響を受けると考えられるが、今後の課題として、上記成功率を高め効率性の向上を図りたい。
そのためには、ペアリング期間の見直しだけでなく、ペアリング環境にも検討の余地があると思われる。
特にエサ皿の厚み、エサ皿とケースのサイズ比などは、行動観察を行う中で必ずしも適正とは思えないため、今後は理想的なペアリング環境についても検討してみたい。

こんな感じでいかがでしょう?
今後の取り組みを評価する指標として、本日のデータを公開し記録として残しておきます。
次回は、久留米♂を使ったペアリング報告第2報を予定しています。

最後に確認させて頂きますが、今回の報告は、1♂のペアリングの可能性を検討したもので、このように1♂を多用することを推奨するものではありません。
将来の血統構成を考えた場合、多種多様な組み合わせを実施し、バリエーションを確保しておくことが重要です。
また、1♂を多用し種親としてハズレであった場合は、目も当てられません。
以上、よろしくお願い致します。
[ 2015/08/03 07:45 ] 自由研究 | TB(-) | CM(8)

幼虫頭幅考察 -補足編-

現在は、国産オオクワ専門となりましたが、Dorcus類の記事の中にもヒントが隠されているため、できる限り目を通すようにしています。
アンタエウス(Dorcus antaeus)のギネスホルダー(現ギネス92.8mm)の記事の中に、幼虫時の頭幅に関することがありました。
そこには、幼虫時の頭幅は、成虫サイズに影響していないとありました。
年間1000頭クラスを飼育し、あらゆる角度から飼育法を研究して来られた方の意見ですので、そうなのでしょう!

では、私が何を根拠に幼虫頭幅を重視してきたのかを示してみます。
例えば、久留米産では3令幼虫時に頭幅が13mmに満たないことの方が普通と言える状況です。
しかし、今年羽化した86.5mmは、3令幼虫時13.4mmと過去経験のない数値を叩き出しましたので、期待をして結果を待ちました。
また、今年の種親としている能勢Waizu5番85.1mmは、♂10頭中最大の13.2mmでした。
そして、もう1頭の種親Waizu10番86.7mmは、♂9頭中3番目の13.2mmでした。
ちなみに、これよりも頭幅の大きかった13.3mm2頭は、★と85mm台の羽化不全でした。
また、このWaizu10番2年目同配合では、頭幅13.4mmが出ましたが、85mm台の羽化不全でした。

まだまだサンプルは少ないのですが、これまで、大きく羽化する可能性があると注目して育てたものの中から裏切られることなくそのラインの最大個体が羽化してきています。

今後も飼育表には、頭幅を記載して行きますので、そのデータ蓄積によって示すことができれば幸いです。

では、国産オオクワではこんなに相関するのに、アンタエウスではどうしてそうならないのでしょう・・・・?
種の違いと言ってしまえばそれまでですが、私の思っている可能性のひとつに飼育温度と飼育期間があります。
アンタエウスギネスの飼育法は、2令で取出して菌糸ビンに投入し、それから低温で幼虫期間が24~26ヶ月だそうです。
これだけジワ~っと成長させると頭幅も充分に成長し差が出にくいのではないでしょうか?
以上は、私の単なる仮説ですので悪しからず。
国産オオクワも低温飼育でデータを採ってみるとおもしろそうですねっ!
もしかすると、現代の温度高めの飼育法では、幼虫の素質を引き出し切れぬまま、幼虫ステージを進めているのかもしれませんね^^;

[ 2014/08/16 17:16 ] 自由研究 | TB(-) | CM(6)

幼虫頭幅で何がわかるのか?

最近は、幼虫頭幅を基準として途中経過を評価してきました。
今日は、幼虫頭幅に関する私の考えを少々・・・。

幼虫時の頭幅が大きければ、頭幅のある成虫が羽化しやすいと勘違いしやすいところですが違うようです。
参考までに蛹化シーンを掲載してみますが、幼虫の頭がそのまま蛹の頭に変化する訳ではありません。

ちなみに今回の参考画像は、私がHPを開設した翌年の2004年3月14日(日)に撮影したものです。
当時、前蛹がどのようにしてあんな蛹に変貌するのだろう・・・と思った私は、この目で確かめようと機会をうかがっていました。
幸運にも、休日の昼すぎにその現場に遭遇することができ、夢中で写真を撮りました。
10年が経過した今でも貴重なお宝画像です。

蛹化が始まり前蛹の頭が割れ始めた瞬間
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5分後
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12分後
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19分後
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25分後
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28分後
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1時間後
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24時間後
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このように前蛹の頭が割れ始めてからは、縮んでいた大顎や蛹頭部に体液が流れ込み、風船を膨らませるように大顎は伸び頭部も大きくなっていきます。
脱皮開始から大顎の輪郭が完成するまでは、わずか28分間のドラマです。

ご覧頂いたように、幼虫頭幅=成虫頭幅ではありません。

では、幼虫頭幅で何がわかるのでしょう?
ここからは、私の観察とデータ考察からみた個人的意見ですが、簡単にいうと「孵化してから3令に脱皮するまでの成長の良し悪し」です。
脱皮後に頭幅は成長しませんから、あくまでも3令脱皮までの成長度です。
オオクワサイズの飛躍的な進歩に伴って幼虫頭幅も大きくなってきたことからもわかりますが、最終的に大きく羽化する個体は、途中の各ステージでも各パーツが大きくなります。
よって、私は、頭幅の大きい幼虫は、順調に成長してきた個体として捉えています。

勿論、血統間での個体差がありますので、異なる血統間での幼虫頭幅比較は意味がありません。
例えば、幼虫頭幅が13mmオーバーのものと12.5mm未満の群を同一血統内で比較すれば、高い確率で13mmオーバー群から大きい成虫が羽化して来ます。
しかし、A血統の13mmとB血統の12.5mmではわかりません。

まとめると、13mmオーバーを連発するラインは、最終的に良い結果が得られる可能性が高いと言えます。
そして、その同一血統内では、より頭幅の大きい幼虫の方が大きく羽化する可能性が高くなります。

しかし、頭幅の大きい幼虫の方が小さく羽化する場合もあります。
蛹化時に暴れた場合は勿論ですが、例えスムーズに蛹化しても、小さいことがあります。
これに関しては、3令虫脱皮以降の過程での成長にスムーズさを欠いたのであろうと思っています。

以上より、3令幼虫の頭幅測定は、それまでの成長がスムーズで、将来大きく羽化する可能性の高い個体を選別するために意味のある数値になり得ると、私は考えます。

この幼虫頭幅を、種親としての素質判断基準とする考えもあるようですが、そこは今後の検証が必要だと思います。
データの好きな方は、是非幼虫頭幅を測定し、記録を残されることを推奨します。
交換時の手間は増えてしまいますが・・・。
[ 2014/08/15 06:46 ] 自由研究 | TB(-) | CM(6)

今年の菌床飼育と比較試験について

今年の使用菌床は、LEVIN-Gをメインとし、ほんの一部がE24であることをお伝えしました。
当初は、LEVIN-Gだけの1銘柄で行く予定でしたが、E24で飼育した個体から久留米86.5mmが羽化したため、E24がLEVIN-Gより優れているのかどうなのか・・・それを確かめたい衝動に駆られました^^;
最終飼育数は、能勢YG121頭、久留米29頭となりましたが、能勢の16頭、久留米の18頭をE24菌床に投入してみました。
ただ、この検証は、計画的準備で進めた訳ではなく、納得できる手法でスタートできなかったことが少々心残りです。

比較試験の結果を統計学的有意差を持って示すことは、素人には難しいため、結果判定は後で考えるとして、まずはきちんとしたデータを採ってみたいと思います。

私も未熟者なのですが、比較試験を行う上での最低限の心得を確認しておきます。
まず守りたいのが、「比較項目以外の条件を統一すること」「サンプルが偏らないよう無作為に割り付けすること」です。
そして、サンプル数も多いに越したことはありません。
実は、私などように飼育数に制限があるにもかかわらず多数のラインに手を出す者には、このサンプル数確保が問題となりますが・・・^^;
結局、これらが守られていなければ、いくらデータを集めても、その実験の質が問題視され論外となってしまいます。

私の800ボトルvs500ボトル比較では、同腹幼虫を割り出した順に2群に分けました(ランダムとなるよう主観を交えず機械的に交互に投入)ので、試験背景を統一して無作為に振り分けることができましたと思います。
しかし、LEVIN-G対E24の比較では、E24を準備するまでに初令幼虫を菌糸入りプリンカップで一時保管して投入したため、試験背景を完全に統一することができませんでした。
これにより、差が出たとしても、プリンカップ保管の影響もしくは投入時期のズレの影響を排除することができません。
まあ自由研究の範疇ですので、気楽に結果を出してみて、何かを感じるようなら来年正確にやってみたいと思います。

実際に検証しようと意気込んでスタートすると、趣味のオオクワ飼育は気楽に行くのがよいと思ってきます。
一度比較試験を始めてしまうと、最終段階まで統一性を持たせないといけないプレッシャーがついてまわります。
でも、私に与えられた時間では、そこまできちんとできそうもないため、ビン交換時期などの完全統一は難しいでしょうねぇ・・・。
なんとか出来る範囲で飼育してみて、結果をみて考えることにします。

次回は、今年公開予定の飼育データ表を紹介する予定です。
ブログに挿入するのは幅の制約とかもあり難しいと感じたため、Web空間にHTMLファイルで作成し、リンクを貼る予定です。
飼育データは、ブリーダーの成績表となるだけでなく、比較試験の場合は、その質も一目瞭然となります。
下手な試験データを恥を忍んで掲載することを予め宣言しておきます(笑)
ただ、改ざん等の不正をしないようありのまま行くつもりですので、悲惨な成績であった場合、途中で嫌になるかもしれませんね^^;
しかし、公開することで、自身の気を引き締め、丁寧に管理する狙いもありますので、まずは最後までやり遂げることが目標です!
[ 2014/08/08 12:34 ] 自由研究 | TB(-) | CM(12)

非劣勢試験について(一部訂正)

今日は、非劣性試験についてです。
最初にアップした内容に間違いがあり、コメント欄にご指摘がありましたので、訂正します。
普通、比較試験と言えば、優越性試験を思い浮かべます。
どちらが優れているのか!!を決めるガチンコ勝負です。

一方で、基準となる対照群に対して劣っていないことを証明する非劣性試験と言うものがあります。
ここで、まちがっていたことが、劣っていなければ同等と捉える考え方でした(^^;;
この試験は、有効な手法に対して、劣性マージンというこれ以内なら劣っていないとそいう区間を設定して、あくまでもその区間内にあり、劣っていないことが示されます。
決して同等性や差がないことを証明しているのでないと言うことです!
とにかく統計学は難しいので、これ以上踏み入れないことにします。
そんなことやって意味があるのか!?と思われる方もいると思いますので、例を挙げてみます。

例えば、2つの薬があったとします。
一つはとても優れた実績のある薬、もう一つはあとから出て来たもの。それらの治療効果を比較して、後からつくられたものの効果が劣っていなかった場合どうでしょう?
低価格の方が経済的に得です。また副作用の少ない方が間違いなく有益となります。
つまり、根幹となる重要項目で比較した場合に劣っていない時、他の項目において優れていれば、総合的に優れていることになります。

これを、前回の500mlボトル飼育試験に当てはめるとどうでしょう・・・。
根幹となる飼育成績が800ボトルに劣っていなければ、飼育スペースやエサ代の節約、エサ詰め作業・交換・後処理などの負担軽減などの点において優れていることになり、総合評価で上にきます。
ただし、この飼育法はうまく行わなければ、菌糸ボトルの使用本数が3→4本に増加し意味がなくなる可能性も出てきます。

また、菌床選択に当てはめるとどうなるでしょう・・・。
やはり、根幹となるのは、飼育成績です。
もし、実績抜群の高額菌床の成績に劣らない飼育実績であれば、、次に何が基準となるでしょうか?
価格、品質(害虫が混入しないなど)、使いやすさ(持ちがよいなど)、安定供給、対応などでしょう・・・。

私の場合、近年継続して使用してきた2銘柄で、飼育成績に遜色なかったため、その他の付加価値を考慮して、今年はLEVIN-Gオンリーを決定しました。
使用菌床を一つだけにすることは、オガの品質が悪かった年のダメージを受けてしまうなどのデメリットもありますが、比較検証を目的とする場合、条件統一を図り実験の質を向上できる点ではとても有利に働きます。

実は、4月まではこの1銘柄予定でしたが、急遽、E24菌床を追加したため、少々やりにくくなっている現状にあります^^;
次回は、今年の菌床飼育の現状について報告してみます。
[ 2014/08/07 00:10 ] 自由研究 | TB(-) | CM(8)

菌糸ボトル容積に関する検証

前々回、ボトルの交換時期に触れたまま終わりました。
結局はどうなのでしょう・・・。
時代の流れの中で3ヶ月交換が主流となり、その方法でよい羽化結果が続く内に、自然と定着して来たのではないでしょうか?
そうだとすれば、汎用されている3ヶ月交換法は、エビデンスに基づいたものではありません。
もしかすると検討の余地があります。

私は、たまたま今年は500mlボトル群を設定しています。
この群を設定しようと思った時は、60日以内交換の有用性を検証する目的ではなく、小さい容積で始めても影響が出ないことを確認するつもりでした。
私には、どうしても時間的制約があり、全ボトルをまとめて交換することができません。
そこで、ボトル投入時期だけでなく、交換時期にもタイムラグを設定する方が効率よく進められるからです。
この場合、800ボトルの一部を早期交換すれば済むとも言えます。
比較検証の原則として、比較項目以外を統一するという原則から言ってもその方が自然です。
しかし、500mlを使用したのは、それなりのメリットがあるからです。
飼育スペース、エサ代の節約、エサ詰め作業、交換、後処理などの負担軽減、そしてビンが浅いためビン底までの通気性に優れることなどです。

よって、今年は同じ菌床を使用し、500mlボトルスタートvs800mlボトルスタートの羽化サイズ比較を取り入れています。
できることなら500mlボトルは60日以内での交換とし、800ボトルは一律90日交換とすれば、統一されたよいデータとなったことでしょう・・・。
しかし、私に与えられた時間では、菌床手配や私の作業スケジュールをまとめて合わせることは不可能です。
そこで、今年のビン交換タイミングは、菌糸ビンの食痕の進行状況に合わせて交換することにしました。
現時点で、500ボトルの交換状況は、早いものは56日、遅いものは70日交換になっています。
56日交換では♂で13g程度、70日交換では17~30gと幅がありました。
前回記事の60日以内交換を推奨することの本質は、3令初期の内に大きなビンに移行することです。
3令に脱皮直後の成長はものすごく早いため、♂の3令初期は、5~20gくらいと考えるのが妥当ではないでしょうか。
来年は、800mlボトルに統一して90日vs55日交換でキッチリ比較ができればおもしろそうです。
今年500ml群でも遜色ない結果が出るようなら、来年は、上記の2群に500mlで55日交換群を設定するとより楽しめます。

今年の500ml群は、成績が優れていなくても問題なく、同等性が証明できればよいと考えています。
ビンが浅いことにより菌床内部への通気性がよい可能性があり、また、3令成長期のストレス軽減効果により800mlボトルよりよい成績となる可能性もゼロではないと思ってはみるものの、その可能性は低いと考えてしまいます。
一方、500ml群の成績が劣るようなことがあれば、内部菌床の乾燥が早いことや小さい容積の中での飼育期間が長かったことを要因として考えなければなりません。
今こんな事を妄想しながら、飼育を楽しんでいます。

今日は、同等性を比較する試験の話をしましたが、みなさんは非劣性試験というのをご存じでしょうか?
これに関しては、また次回に!
[ 2014/08/05 17:36 ] 自由研究 | TB(-) | CM(10)

菌糸ボトル内の水分推移

今期は、特に実験を行うこともなく、観察も疎かになり、反省しきりのシーズンとなってしまいました。
ペアリング2014を開始しましたし、気持ちを切り替えてがんばろうと思っています。

そんな中、菌糸ボトル内の水分がどの程度変化しているのかを知りたく行った実験がありますので紹介してみます。
これは、幼虫を投入しない状態で、3ヶ月後の水分含量を追ったもので、ブリード上での有用性は疑問ですが・・・。

私が思ったことは、時間の経過と共に菌床は乾燥し固くなっていきます。
では、フタの通気性の影響をどの程度受けるのだろう・・・?
幼虫の順調な成長には、一定濃度の酸素と水分が必要です。
一方で、通気性をよくすれば乾燥しやすくなります。
では、どこでバランスをとればよいのか!?
まず数値化して追ってみよう!!
以上が、この実験を思い立ったキッカケです。

問題は、菌床中には水分以外に熱で揮発する成分もあることです。
正確な水分測定機器もないため、原始的は方法でのアプローチとなりました。

【試験条件】
105℃4時間で乾燥させ、減量値を水分含量の概算とする。

【方法】
菌床1ブロックをふるいにかけ均等に撹拌したのち、同じボトルに同じ容量を詰める。
3種類の通気性の異なるフタをし、同じ場所に3ヶ月間放置したのち、上記試験条件にて減量値を算出。
試験に用いた資料は、各約3.0gとした。
また、ボトル表面からの深度によって水分変化が異なることも予想されるため、上部から2㎝部分と底から2㎝部分の2ヶ所をサンプルとした。

【結果】
2013年11月28日にボトル詰めした際の試料の乾燥減量は53.3%であったが、2014年2月28日に測定した乾燥減量は、上部2㎝部分で概ね43%、底から2㎝部分で概ね42%であった。

【考察】
表面に近い部分の方が乾燥していることを予想していたが、測定結果はむしろ逆であった。
また、フィルターの種類による差は、それほど見られなかった。
ただし、今回の結果は、誤差の範囲である可能性もあり、サンプル数を増やして再検証する必要があると思われる。

【まとめ】
幼虫の大型化に向けた飼育法を考える場合、適正な水分含量の把握、水分保持と通気性のバランス設定、水分推移を考慮したボトル交換サイクルの検討も必要ではないかと考えられる。

※今回の実験は、私個人の研究であるため、使用菌床、フィルター設定などの詳細は公表を控えさせて頂きます。

余談ですが、質問がありました。
オオクワ用語でよく用いられる「頭幅」は何と読むのが正しいのでしょうか?
[ 2014/03/13 17:56 ] 自由研究 | TB(-) | CM(8)

酸素濃度モニタリング

もう5年も前のことですが、ずっと菌糸ボトル内の酸素濃度が気になっていました。
どうやったら仮想的にでもおおよその酸素濃度が把握できるだろうか・・・。
うまくモニタリングできれば、それを指標にボトル詰め後の安定期がわかるのではないだろうか・・・。
しかし、酸素濃度センサーを手に入れても、うまい測定方法が思いつきません。
来る日も来る日も実験方法を思案していました。
最終的にこんな感じでの測定に至りました。
酸素測定A

これは、菌糸ブロックをボトルに詰めてから24時間後になります。
8時間後には6%台を記録しています。
24℃以上で管理していれば、概ね6~7日で安定することがわかりました。

ちなみに大気中の酸素濃度は20.9%と言われています。
エベレストの頂上では7~8%、人間の呼気で15~18%のようです。

私は、この酸素濃度計を購入した時、小学時代の理科の実験を思い出しました。
中学時代だったかもしれませんが、サビなどの緩やかな酸化は酸素濃度が0%になるまで進むが、燃焼などの激しい酸化では16%前後で止まるというもの!
早速、はちみつ2000の中でろうそくを燃やし、火が消えてすぐに酸素濃度を測定した記録が残っています。
2008年8月3日に行った実験記録をみると、1回目17.4%、2回目16.1%でした!
ちょっとした感動を覚えました。

さて、気になるボトル内の酸素濃度ですが、フィルターの種類、詰め方、ボトル形状により影響を受けますが、私の実験では、概ね17%前後でした。

人間の呼吸、燃焼、ボトル内は、類似した酸素濃度であることがわかりました。
しかし、人間はこの濃度では体調の不良を訴え始めます。
オオクワ幼虫、成虫は、根本的に低酸素濃度で生命活動を維持できる動物のようですが、果たしてどこら辺から影響が出るのでしょうか?

今年は、5年ぶりにセンサーを取り換えて、新たなテーマで自由研究を楽しんでいます。
何を考えているかは、企業秘密ですが・・・。
[ 2013/12/10 21:24 ] 自由研究 | TB(-) | CM(8)

菌糸ボトル密度の均一化をめざして

既成ボトル重量の標準値と私が詰めた場合の標準パターンと固詰めパターンのボトル重量平均値を記載したところ、たくさんのご意見を頂戴し、視点の違いや見落としなども確認でき、大変勉強になりました。
ブログのコメント欄も、活発な意見交換の中で、有用な情報や建設的な提案が得られれば、より有意義なコミュニケーションの場となりますね!
これからも、私は思ったことをストレートに書きますが、遠慮なくコメントして頂ければ幸いです。

さて、本題です。
前回のコメントの中で、ボトル詰めの際、総重量を合わせても、中の菌床の詰まり具合の均一性を担保できないのでは・・・との意見が寄せられました。
その通りです。
いくら手の感覚で詰めたとしても、一回に投入した菌床の体積によっても手への感覚は違ってくることでしょう・・・。
圧力センサーを搭載した機器でも使わない限り難しいと思われます。

しかし、少しでも均一な実験サンプルを得るためにこんなことを考えてみました。
それは、最終段階で総重量を調節することが不均一の原因であるなら、途中に基準となるポイントを設置してみようと!
ボトル体積目安C

これは、800ボトルに水を400ml、600ml、800mlを正確に入れたものです。
青のラインまでに480gを詰めれば、密度は0.6g/ml(ボトル総重量560gの普通パターン)となりますが、それを3段階に分けて詰めてはどうでしょう?
まず、黒ラインまでに400×0.6g=240g、そこから赤ラインまでに200×0.6g=120g
このように詰めたらボトル内の均一性は向上するのではないでしょうか。

この場合、幼虫飼育空間を考えると、多くの場合は赤ラインより下であることから、240gと120gを用意して、2段階目までを正確に詰めればよいのではと考えています。

ちなみに固詰めでは、密度を0.7g/ml(ボトル総重量640gパターン)に設定して黒ラインまでに280g、次の赤ラインまでに140gとなります。

人間の手の感覚も熟練すれば捨てたものではないので、しばらくこの基準で詰めながら、手の感覚を磨いてみようと思っています。

昨日から以上のようなこと思索していましたが、そんな中、過去に他のバリエーションもWeb上で見かけたことを思い出しました。
例えば、初2令時に食べやすいよう下層には微粒子菌床を詰め、途中から中粒子菌床を詰めるとか、下層は固く詰めて通気性を損なわないよう上層は柔らかく詰めたりより粒子の粗い菌床を上部に詰めるとか、菌糸の回りをよくするため途中まで詰めて放置し日を空けて残りをつめるとか・・・。
これ以外にも添加剤を考慮すると、ブロックから菌糸ボトルを作製する場合、ボトルの中には菌床だけでなく個性も詰まっているようです(*^^)v
世の中には、こだわりのオリジナル菌糸ボトルを作製する職人気質のブリーダーも多くいらっしゃることでしょう。

「こだわり」と言うのは、独りよがりであったり、無駄であったりすることもあるかもしれませんが、趣味を堪能するための要素であることもまちがいありません。

もし、他人とは違うこだわりの中に、オオクワガタを飼育する上で有用な手法が隠されていたら、菌床詰めの魔術師と呼ばれる伝説のブリーダーが登場するかも・・・なんてことも考えてしまいます。

仮説や個人的判断に基づいた単なるこだわりで終わらせるか、データという根拠に基づいた有用な飼育技法まで発展させるか!?
実は、ここが私の『こだわり』だったりします^^;

最後に、この記事を書いていて、個人的判断と言うか思い込みによるまちがい例を思い出したので紹介しておきます。
それは、「粗い目の菌床は通気性に優れている」という見解です。
この見解の拠り所は、「粗い⇒隙間が多い⇒通気性がよい」との理屈だと思いますが、次第にその隙は菌糸で埋め尽くされ強固な接着剤のように働きます。
微粒子菌床に比べ、時間の経過した粗め菌床が硬くなるのは、このことが原因だと思います。

2009年9月に行った実験ですが、私は微粒子と粗めの菌床を普通に詰めて、底の酸素濃度を経時的に測定したことがあります。
すると、最終的には、ほとんど差は出ませんでしたが、初期段階ではおもしろい現象が観察されたことを思い出します。
それは、菌糸の回りきるまでの段階は粗め菌床の通気性がよいだろう・・・と予想してスタートしましたが、実際は、開始24時間は明らかな低値を示しました。
これは、酸素が多く供給されたことで菌糸の活性が高まり、酸素消費量が増えたことが原因と考えられます。

余談でしたが、思い込みはまちがった方向への案内人となるだけでなく、新発見の障害ともなりますので、実践による検証作業をしながら進むという基本を確認し合いたいと思います。
以上、オオクワ界の検証好きのみなさん、よろしくお願い致します。
[ 2013/07/28 14:46 ] 自由研究 | TB(-) | CM(10)

菌糸ボトルの重量調査

今年は、Ashtakaプレス(以下、Atプレス)を入手したことにより、使用菌糸ボトル密度のバリエーションが広がりました。
昨年までの木製ハンドプレスによる菌床詰めに比べると、少ない労力で詰めることが出来る上にハンドプレスでは、どうやっても不可能なレベルまで詰めることが可能となりました。
しかし、闇雲に固く詰めればよいかと言うと疑問です。
幼虫飼育の各ステージにおいて適した詰め方(密度)があるのではないか?
ずっとそう思って来ましたので、明快なデータで立証できないものかと考えています。
初2令時の飼育は柔らか目がよく、羽化ボトルは超固詰めがよいなどの意見を耳にします。
果たして真実なのか?
実に興味深い検証課題です。

そこで、まず現状把握を行ってみました。
データ収集は、メインとして使用しているHSとLEVIN-Gの①既成ボトルの平均重量、②木製ハンドプレス使用時の重量、③Atプレス普通詰時の重量、④Atプレス固詰時の重量で行いました。
尚、測定値は、簡便化を図りボトルキャップ、フィルター等も含めた、菌糸ボトル総重量としました。
※空800ボトル総重量はHS約80±1g,LG約82±1gで、菌床密度比較に大きな影響はないと判断

【結果】
①既成ボトルの重量
 6月中旬に購入した中から10本を無作為に抽出して電子天秤で測定
 HS800・・・・・・・・・・平均634.3g 最低632g-最高636g
 LEVIN-G800(2次発菌)・・・平均597.1g 最低589g-最高606g

この数値を基準として、①→②ハンドプレス→③At普通→④At固詰の順で銘柄毎に測定値を列挙してみます。
(②~④の数値は各5つのサンプルの平均値の少数点以下を四捨五入したもの)
HS800           634g→550g→580g→650g
LEVIN-G800(2次発菌) 597g→570g→570g→670g

プレス部分には、通常の径の大きいリングを使いましたが、全く問題なく固詰めできました。作業効率の点でも大きい方が優れているため、今後もオプションで提供されている小さいものに取り替えて使用することはないと思います。

固く詰めれば、ボトルの持ちはよくなりますが、詰める際に力をかける回数が増えて効率性は低下し、、1ブロックから作製できるボトル数が減少し経済性も低下します。
しかし、そんなことよりも成虫羽化サイズと言う実績面から最高の詰め方を極めたい!
そんな思いで思案を巡らせています。

何かと多忙でコメント欄を閉じていましたが、早いもので3ヶ月も経過していました。
少しは余裕ができましたので、オープンにします。
また、気軽に、感想・ご意見・情報提供などを頂けると幸いです。
[ 2013/07/25 00:10 ] 自由研究 | TB(-) | CM(20)

ノギスの誤差

先日、久留米の種親を再測定し、84.8mmであったことを報告しました。
しかし、その後でクワノギスの誤差が影響しているのでは・・・と不安になりました。
それは、エバクワさんのブログ(2011.5.13付)でクワノギスの誤差が報告されていたことを思い出したからです。

そこで私も検証してみることに・・・
nogisu0
私のところには4本のノギスがありますが、しかるべき検定を受けた標準ノギスはないため、150mmのアナログノギスを基準とし、目盛を85.0mmに設定し留めネジで固定して順次測定してみました。
nogisu1
nogisu2
nogisu3
また、測定域は80mm付近以外にもあると思い、小さい領域でも確認しておきました。
幼虫頭幅測定時を想定して13.0mmに設定し、幼虫頭幅測定用のノギスを検証!
nogisu5

すべてにおいて問題はなく、どれもクワガタを測定するには十分なパフォーマンスであると判断しました。
これで、うちの久留米は84.8mmと胸を張って表記できます。
誤差の少ない製品が手に入っていてラッキーでした。
ただ、温度によって物質の膨張率は異なるため、寒い日や猛暑日に検証すると差が出るかもしれませんね!
[ 2011/10/11 00:30 ] 自由研究 | TB(-) | CM(-)

久留米蛹24.3gの羽化サイズ

先日他のブログで、24.4gの能勢YG蛹が81mm程度で羽化した記事を拝見しました。
これを見たとき、私のところの久留米なら83mm前後では・・・と想像していました。
その予想結果を確認したくなり、昨日24.3gの蛹から羽化した成虫を掘り出してみました。
kurumeA-11
やはりスマートな分、体長に反映していました。(^.^)
ところで、クワノギスを購入しましたが、測定のしやすさは抜群です!!
しかし、以前のノギスと比べてバランスが悪いため、一人で測定しながらデジカメ撮影するには困難を極めますねぇ・・・。
よい写真を撮ろうと思えば、第三者に撮影してもらう必要がありそうです。

ちなみに飼育データに関しては、ラベルをスキャンして掲載しておきます。
WK10-A-11

最近、このラベルでオークションにも出品していますが、出品欄への情報記入が省略でき楽になりました。
読者より「オークションへの出品の際、この方式を真似てもよいですか?」とメールを頂きましたが、ご自由に真似てください。(*^^)v
[ 2011/05/23 08:22 ] 自由研究 | TB(-) | CM(-)

ガス抜きに関する検証 ―データ編―

前回は、ガス抜きに関する個人的見解だけを書きましたが、このまま終わっては実に曖昧です。
一般的な論文には、使用した機器、材料、試験サンプル、試験方法、測定データ、考察、まとめなどが記載されています。
どのような試験を行い、どのようなプロセスで結論を導き出したのかが具体的に示されなければ、説得力のある根拠とはなり得ません。

使用機器などの詳細まで記載する時間はないので、今日は、CO2濃度の実測値ともうひとつ行った試験の概要とその結果を紹介します。

まずは、前回ブログ内容の実験結果です。
ビンを上向き:CO2濃度558ppmでスタート。30分後1845ppm(1287ppm増加)
ビンを逆向き:CO2濃度540ppmでスタート。30分後1925ppm(1385ppm増加)

ここで、逆向きの方が98ppm多く、逆向きがやはり多いとの結果でした。
これを、98÷1287×100=7.6%ほど逆にした方が二酸化炭素が抜けやすいと結論しようかとも考えましたが、誤差かもしれないと考え、もう一度同じ実験をしましたが、似たような結果でした。

しばらく考えて、ビンの本数を増やせばよりハッキリ傾向がでるのでは・・・?と思い、以下のようなセットを組みました。
CO2濃度虫家2

1本当たりの菌床量も増やしてブロー容器1200×5本としました。
さらなる工夫として、菌糸の活動が活発となるビン詰直後をサンプルとしています。
CO2濃度虫家1

このように、密閉したまま測定ができます。

測定は、扉を閉めて濃度が安定した1分後から10分間測定
ビンを上向き:CO2濃度 1分後545ppm、11分後1370ppm(825ppm増加)
ビンを逆向き:CO2濃度 1分後572ppm、11分後1335ppm(763ppm増加)
逆にした方が、むしろCO2が抜けていない結果に・・・。

さらに、菌糸が真っ白に回った6日後に同じ条件で測定
ビンを上向き:CO2濃度 1分後797ppm、11分後1100ppm(303ppm増加)
ビンを逆向き:CO2濃度 1分後777ppm、11分後1035ppm(258ppm増加)
こちらも逆にした方が、CO2が抜けていない結果に・・・。

これらの結果を知った時から逆にする意味はないのではと思うようになりました。

これらの結果を2年間公開しなかったのは、2つの実験がスパッと同じ結果でなかったことと、サンプルが少ないため追試をいつかしようと思っていたからです。
しかし、ビンを反転する恩恵があるとしても、その恩恵を維持するためには、ビン交換後も逆にする必要があると思いだし、追試もバカバカしく思えてきました。ただ、せっかく画像とデータを残していたので、今回紹介してみた次第です。

興味深いのは、瓶詰直後と菌糸が回ってからでは、3倍近くCO2の発生量が違っていることです。これは、菌糸活性を反映していると考えてよいでしょう。

実は、その後、機器による測定は行っていませんが、実際に逆さ飼育を行っています。
初令投入後、幼虫がもぐったのを確認し、半数のビンを逆にして飼育しました。
結局は、差を見出すことが出来ず今日に至っています。
理論的可能性と現実!
実際には、様々な要素が影響していて、証明することの難しさを痛感しています。
まして、試験サンプルが、菌床や幼虫という生きているものであるため、その傾向がより一層出ているような気がします。

お陰で、まだしばらくはこの世界を楽しめそうですが・・・。
[ 2010/10/22 08:16 ] 自由研究 | TB(-) | CM(-)

ガス抜きに関する検証

今日は、ガス抜きに関する一考察をっ!
大気中のCO2は、約0.04%と言われ、我々が子供の頃に0.03%と言われていた時から徐々に増加しています。
科学文明によるCO2排出量の規制と森林伐採を食い止めないと、この数値は益々増加の一途をたどり、地球温暖化に拍車がかかることは間違いありません。

さて、本題です。
地表面上の大気の主な成分は、窒素78.1%、続いて酸素20.949%、アルゴン0.9%、二酸化炭素0.04%。水蒸気の濃度は場所によって大きく変動するようです。(Wikipediaより)
そして、いつもガス抜きの根拠とされる比重ですが、空気を1とすると窒素0.9673、酸素1.1053、アルゴン1.3792、二酸化炭素1.5290となります。
確かに二酸化炭素が一番重いようです。
では、均一化された空気の中から都合よく二酸化炭素だけが、下に抜けてくるでしょうか?
私は、もう2年前になりますが、以下のような簡単な実験をしています。
CO2濃度1
CO2濃度2
このように、密閉された約8Lの空間の底に二酸化炭素濃度計を置き、菌糸ビンを通常のように置いたものと逆さに置いたもので、CO2の上昇スピードを計測しました。
もし、CO2が下に優先的に抜けてくるのであれば、逆さの菌糸ビンの方がCO2濃度上昇が早いと考えたからです。
CO2濃度3
拡大するとこのようになり、下は温度ですが、上の数値はppmで表示されたCO2濃度となります。この時で600ppmなので、0.06%ということです。
残念ながらこの測定機器の上限は3000ppmでしたので、長時間の実験とはなりませんでしたが、測定した結果、差は出ませんでした。

この実験をして以来、ビンを逆さにしてのガス抜きと呼ばれる作業は無駄に思え、行ったことがありません。

ブログに新しいビンが到着しました!ガス抜きをしています!と逆さにした画像が掲載されていますが、あれを見るたびにやって悪いとは言いませんが、そう考えるならビンに幼虫を投入後、もぐったら再び逆にして飼育しないと意味がないのではと思ってしまいます。
もし、ガスがうまく抜けると仮定するなら、もとに戻した瞬間から、菌糸や幼虫によりCO2が生成され、底に蓄積していくと考えるのが普通だからです。

私は、クワガタ飼育評論家ではなく、実験者として検証に挑戦しましたが、この程度の根拠では、納得頂けないかもしれませんね!(^_^;)
[ 2010/10/19 21:47 ] 自由研究 | TB(-) | CM(-)

ゼリーの水分含量比較

菌床を買ったついでにパワーホワイトゼリーも注文しました。
忙しくしていると18gバージョンが出ていることも知らないありさまで・・・。

最近はプロゼリー18gを汎用していましたが、いざ並べてみると外観は同じ・・・(^^;
ゼリー水分比較1
左からプロゼリー18g、パワーホワイトゼリー18g、一番右は昨年から残っていたパワーホワイトゼリー16gです。

パワーホワイトの方が、食いも持ちもよい印象があるものの、たくさんのサンプルでしかるべき条件で比較した訳でもなくハッキリしたことは言えません。
せめて簡単に比較できる水分含量でもと思い、105℃4時間の条件で乾燥させるという原始的な方法で測定してみました。
(凍結乾燥器があれば、熱をかけずに測定できるのですが・・・)
この種の実験は、蒸発皿で行うのが基本ですが、後の洗浄が大変と思いアルミホイルを代用!
ゼリー水分比較2
こんな感じでやってみました。

そして4時間後・・・・
ゼリー水分比較3


では、測定結果です。
各サンプル2回ずつ測定し、バラツキもなかったため、そのまま平均値をとりました。
プロゼリー 87.2%
パワーホワイトゼリー18g 86.7%
パワーホワイトゼリー16g 86.3%

ホワイトゼリーは3年前のデータと比較すると10%程度増えているようです。
結局、最近のプロゼリーとホワイトゼリーは、水分含量も同等ということがわかりました。
ともに液ダレなく、これだけの水分を含んでいれば申し分なく、これからの夏場の水分補給に適した製品と言えるようです。
[ 2010/05/08 14:44 ] 自由研究 | TB(-) | CM(-)
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