waizuの観察記録や検証結果を公開しています

ブリード2012の総括

今日は、ブリード2012の総括をしておこうと思います。

昨年は、自分でも情けなくなるくらい下手くそな飼育をしてしまい、意図しない早期羽化を♂で4頭、♀では16頭も出してしまいました(>_<)
原因は、2つ考えられます。
1つは、早めに菌床飼育を開始したこと(4月下旬~5月中旬投入群から発生)
もう1つは、エコ目的で導入した床下飼育で9月上旬には積算温度に到達してしまったことです。

床下飼育を試みたのは、一昨年の温度モニタリング結果より、床下環境に魅力を感じていたからです。
床下は、7月下旬から9月中旬まで25~26.5℃の範囲で温度が安定し、外気温が10℃変動しても0.5℃以下の変動幅で、実に温度の安定した空間であることがわかっています。
さらに「暗い」「静か」「酸素供給に優れる」などの飼育に適した条件がそろっている上、電力も消費せず経済的です。
昨年は、能勢5番、6番、7番の中からランダムに床下飼育に回してみましたが、♀の多くが早期羽化してしまいました。

今年は、割出時期を遅らせるなどの修正を加え再挑戦していますので、うまく行くことでしょう・・・。

余談はさておき、昨年度の総括です。
まず、久留米は80~81mm辺りは出たものの、手応えを感じることもなく、ここで取り上げるほどのこともありません。(残した個体もブリード用に譲渡した個体もゼロです)
2010年Aラインは、私の元を離れて活躍する個体も散見されます。
やはり♂との相性により雲泥の差がでますね^^;
私の♂親は84.8mmですが、本当なの?って感じでした(笑)

一方、能勢はまずまずの成績!
♂親は、’10マサレッド8番83.8mmと871ギネス同腹82.5mmの2頭に絞り、それぞれに3♀を交配したところ、インライン配合以外はそれなりの手応えでした。
羽化個体の特徴としては、親の形質が継承され、5~7番はガッシリとした太めの個体、8~10番はスラッとした細めの個体が多くみられました。
以下が、来年の種親として残した一覧となります。
Breed2014種親候補
せっかくなので、簡単に各ラインの説明と所感を記載しておきます。
【5番系統】
847同腹の流れを汲む系統です。
インライン配合の弊害を心配しましたが、85.1mmが出たことで、冒険が吉と出ました。
なぜそこまで心配したかというと、この5番の種親の同腹は、幼虫時死亡や羽化不全が非常に多く、さらにインライン交配を続けることに抵抗があったからです。
しかし、★や不全傾向が次世代に継承されるか確かめたかったことと大型の血を選別して残したい思いから敢行したところ、★1羽化不全1のみに終わり、よい意味で予想を裏切られる結果となりました。
そして、完品で羽化した85.1mmは、サイズを狙うには有利と思われる長顎で、次世代以降のサイズ狙いに使用する楽しみが出てきました。
一方、♀は9頭中7頭も早期羽化させてしまい、これが痛恨のエラーです。

【6番系統】
インラインを回避しつつ847系で構成された配合で、5番がインラインで失敗した場合の保険の意味もありましたが、結果は安定しており、頭幅のある格好いい個体が多かったように思います。
また、866系と血縁的に離れているため、使いやすいのではないでしょうか。
このラインの♂を残さなかった理由は、同じ♂親の5番から85.1mm、7番から83.5mmが羽化しており、それらを残すことにしたからです。
ただ、このラインの♀も失敗で、9頭中5頭を早期羽化させてしまいました。

【7番系統】
この配合は、能勢2番と♀が同腹で、♂親は異なるものの847系で類似しています。
これらは、準ギネス系P7952という稀少ラインを含みますが、来年以降、2番と7番のどちらが有望なのか・・・考えてもわかりません。
このラインは、16頭中12頭が♂に偏り、2♀は早期羽化となりましたが、通常羽化の2♀はどちらも54mmを超えて来たため、密かに期待し、♂83.5mmと共に種親として残しました。

【8番系統】
871同腹のインライン配合で、当たるか外れるかの興味も含め期待していましたが、一番振るいませんでした。
クワ友さんと幼虫を折半して11頭を飼育し、♂6頭が羽化して80mmオーバーは2頭だけでした。
血統的には超良血ですが、インラインによる頭打ち現象を感じましたので、871血統の流れを汲むラインは、成績の良かった9番と10番を種親として残すことにしました。

【9番系統】
幼虫時の経過では、体重判断で最も期待の大きかったラインですが、終わってみれば80mm未満はでなかったものの83.6mmが最高でした。
ただ、準ギネス系のP8250の血を含むため、将来の血のバリエーション確保を考えると残して発展させたいラインだと思っています。
個人的には大きな♀が出たラインの次世代は有望と思っていますので、2頭の55mmUPの結果から密かな期待はあります。

【10番系統】
自己ギネスを大きく更新する86.7mmが完品で羽化しました。
871ギネス同腹♂と前ギネス866同腹♀との交配ですが、血統的な後押しと共に871系と866系の相性のよさを感じます。
867は、このラインのなかでは頭幅もあり、♀側の866系の影響が大きいのかもしれません。
来年のうちのエースとして色々な♀に交配してみようと思っています。

このように異なる2系統からある程度の種親を確保できたことで、組合せのバリエーションは広がりました。
しかし、世の中の飛躍的な羽化サイズの伸びについて行くためには、さらなる強化を検討したいところです。
あと何年ブリードを楽しめるかわかりません。
飼育条件の検討だけでなく、血統管理、優良な種親の確保など、私なりに全力投球で行きたいと思っています。
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[ 2013/08/01 12:28 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(6)

能勢10番の成績

昨年、能勢10番の初令幼虫4頭をお譲りした方よりとてもうれしい羽化報告がありました。
まだ、サイズは暫定的な数値とのことですが、以下の内容です。
♂:80mmUP、84mm位、85mmUP
♀:52mm位
わずか4頭でこの成績とは驚きです。

私のところでは、18頭を飼育して15頭が完品で羽化しました。
1頭は幼虫時に★となり、2頭は翅パカです。
ちなみに翅パカ1頭は85mmは超えていました。

では、15頭の成績です。
♂:78.6mm、80.4mm、80.7mm、81.1mm、83.2mm、86.7mm
♀:44.5mm(早期羽化)、48.5mm(早期羽化)、49.0mm(大暴れ)、52.4mm、52.5mm、53.0mm、53.2mm、53.8mm、55.7mm

こんな結果です。
実は、昨年もう一方に5頭お譲りしていますが、どんな成績だったのでしょう?
すべての成績がまとまりましたので、上記の♂81.1mmと♀52.4mmのペアをヤフオクに出してみました。
[ 2013/06/24 18:27 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(-)

悲願の86mmオーバー

最近は、ブログを閲覧する機会も少ないのが現状ですが、クワ友さんより今年はあちこちで大きい個体が羽化しているとうわさには聞いていました。
私には縁のない話と思っていましたが、本日、今年の幼虫時最高体重を記録したボトルから驚きの結果が出てきました。

waizu867.jpg

能勢10番(WN1016)
5/13  初令    HSプリンカップ120
6/9  初令    LEVIN-G800
9/8  29.3g   LEVIN-G1400
11/19 36.4g   LEVIN-G1400
※幼虫時頭幅13.2mm
5月中旬羽化
サイズ86.7mm  頭幅29.6mm  前胸幅30.8mm

871同腹825×866同腹直仔50.5(強制早期羽化)という黄金配合ですが、血統は嘘をつきませんね!
手に乗せてみましたが、フォルムもよく、すばらしい種親に巡り会えたと思っています。
来年も楽しみです!
waizu867c.jpg
[ 2013/06/07 16:09 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(-)

クワ作業に没頭した1日

今日は代休で、久しぶりにクワ作業の時間が取れました。
午前中は、Ashtakaプレスで12ブロックを詰め、午後は4月中旬頃に羽化していた個体を30頭くらい掘ってみました。
それにしてもAshtakaプレスは最高ですねっ!感動しました。

能勢YGから種親候補が出てきたので紹介してみます。
今春羽化個体の最高は、これになりそうなので、早めに紹介しておきます。
おそらく、6月になれば恐ろしい報告がブログ上に飛び交うでしょうから・・・^^;
WN5_851a.jpg

能勢5番(WN509)
5/13  初令投入  HS800
7/25   18.2g  HS1400
10/20  34.4g  HS1400
※幼虫時頭幅13.2mm
4月中旬羽化
サイズ85.1mm  頭幅28.4mm  前胸幅30.2mm

この個体はスリムですが、大顎がストレートに伸びてサイズに反映しやすいフォルムをしています。
WN5_851.jpg

それにしてもこのラインは、♀はほとんどが早期羽化したりしましたので、♂にもそれほど期待していませんでしたが、わからないものです。
昨年プレ企画で提供した♀はこの同腹ですから、これで期待も膨らむことでしょう!
私もそこそこのラインを提供できたことに安堵しています。
ちなみに、早期羽化最高サイズの51.2mmは、ougoさんに託してありますが、幼虫は採れたのかはまだ聞いていません。

♀で56.7mmが出た9番からも1頭紹介します。
能勢9番(WN912)
5/13  初令投入  LEV-G800
8/2   27.6g   LEV-G1400
10/10   32.5g  LEV-G800H
※幼虫時頭幅12.7mm
4月中旬羽化
サイズ83.6mm  頭幅28.6mm  前胸幅30.3mm

このラインからは80mm未満は出そうにありませんが、体重が横幅に反映している印象です。
WN9_836_01.jpg

このようにラインによってフォルムも全くことなるため、大きさだけでなく形を楽しむことも累代飼育の楽しみだと思います。

今回の事例で思ったことは、インラインは大きくならないとか不全や★などのリスク因子として懸念される傾向がありますが、これもすべてに当てはまるとは言えないということです。
本日の能勢5番はインラインです。
しかも、親の同腹はインラインで不全や★のオンパレードでした。
ところが、私のさらなるインラインで不全や★は出ませんでした。♀早期羽化の山でしたが・・・^^;
★や不全のラインは、血の弊害や遺伝的なものより、むしろその個体がもつ体質の方が影響しているのではないでしょうか?
アウトラインでも不全の山を築く場合もありますし・・・。
奥が深いと思います。
[ 2013/05/14 20:43 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(-)

巨大♀出現!

♀は、ほとんどが羽化しています。
昨日、幼虫時に18gを超えていた個体を掘り出してみましたが、前胸幅が23.1mmもある巨大な♀が出てきました。
サイズも過去最高です。

♀マイギネス567

能勢9番(WN916)
5/23 LEV-Gプリンカップ一時保管
6/8  初令投入 LEV-G800
7/21   12.2g  LEV-G800H
10/20  18.6g  LEV-G800H
※幼虫時頭幅11.1mm
4月中旬羽化
サイズ56.7mm  頭幅15.9mm  前胸幅23.1mm

このラインは、♀が大当たりだったようです。
同腹の♂も大きく羽化してくれるとよいのですが、そんなに甘くないでしょう・・・。
[ 2013/05/07 00:19 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(-)

本年最初の羽化♀個体

先日、本年最初の羽化♂を紹介しましたが、♀では4月の初めに羽化を確認していました。
あくまでもビンの外から見えるものの中での最初で、内部で居食いしているものの中にはすでに羽化しているものもいることでしょう・・・。

本日その♀を出してみましたが、大きかったので測定してみました。

WN901_556.jpg

能勢9番(WN901)
5/6  初令投入 HS800
7/25   16.7g HS800
10/20  16.5g HS800
※幼虫時頭幅10.6mm
4上旬羽化
サイズ55.6mm  頭幅15.6mm  前胸幅22.4mm

最近では、別に珍しくもないサイズですが、私にとっては♀のマイギネス更新です(^^♪
能勢9番は、ブリード2012で最も手ごたえを感じたラインでしたが、やはり♀も大きくなりました。
♂の羽化サイズが楽しみになってきました。
[ 2013/04/21 20:04 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(22)

本年最初の羽化♂個体

昨日、PPボトルの外から♂が1頭羽化していることがわかりました。
完品なら縁起がよいと思い、本日菌糸表面だけ掘ってみましたが、きれいな個体でした(^^♪

WN10-06羽化翌日b

これは能勢10番になります。
5/6  初令投入
8/6  26.2g
10/20 33.3g
4/14  羽化
特に大きくもありませんが、特に小さくもない感じがします。
2月から温度を上げて来ましたが、これからの2週間でほとんどが羽化してくる見込みです(^^♪

昨年は、早めにスタートさせたため、このラインは、昨年の今頃にはすでに産卵が終了していました^^;
さすがに早すぎたことを教訓に今年はまだ産卵セットを我慢している状況です。
[ 2013/04/15 16:59 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(20)

昨日の記事の補足

昨日は、waizuブリードの能勢10番ラインが他の環境でもよい成績を示していることを報告しましたが、その飼育菌床などが気になっている方もおられると思います。

相互リンクサイトでもありますし、一般公開されているデータなのでリンクを貼っておきます。
下記の飼育履歴の中にあります。

http://rikuou-kuwa.web.wox.cc/

ここをご覧いただくとわかりますが、♀親と同じHSで飼育されています。
私もじっくり拝見しましたが、私のラインはそんなに大きい親ではないのに・・・と思いつつ、やっぱりやってみないとわからないことを痛感しています。

せっかくなので、このラインの裏話をひとつ!
このラインは唯一というか、私のブリード人生初のハンドペアリングラインです。
わずか2回の交尾だけを確認してセットし、最終的に28頭の初令幼虫が採れました。
4/9~19セットから10頭、4/19~5/5セットから14頭割り出しました。
2回目の割り出し分からはオークションで5頭譲渡し、こちらもまずまずの成績のようです。

その後、3本目をセットする前にふとこんなことを考えました。
わずか2回の短時間の交尾では、精子が不十分で産卵数が伸びない可能性はないか?
それなら再ペアリングして追い掛けすれば、3本目での産卵数を伸ばせるかも??

そこで、2週間休ませしっかりエサを食べさせた後、5日間同居させて3本目にセットしました。
5/17~31までセットして6/21に割り出しましたが、採れた幼虫はわずか4頭でした^^;
ここで、失敗したなと思うのは、追い掛けもハンドペアリングで確実な交尾を確認するべきだったということです。
この試験では、5日の間に交尾した証拠を示せないため、実験としては失敗です。残念!!


結局、この確認試験で採れた4頭をどうしようかと考えた結果、手頃な頭数なのでオークションに回しました。
うれしい報告を演出したのが、その4頭です!
[ 2013/01/09 22:24 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(9)

うれしい報告

昨晩、オークションで落札頂いた方よりうれしい報告を頂戴しました。
6月末に出品した能勢10番初令幼虫4頭ですが、年明けの3本目への交換で下記の結果だったようです。
♂ 36.2g 33.2g 31.7g
♀ 14.9g

これくらいの成績がでると出品者としてもホッとします。
是非とも完品で大きく羽化して欲しいと思います。

やはり、871同腹×866同腹直仔という配合は、結果を出してくれますね!
[ 2013/01/08 18:06 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(9)

飼育経過報告2012-能勢YG編-

今日は能勢YGの飼育経過について報告します。

最終的に手元に残した幼虫数と早期羽化♀数は以下のようになり、♂成績は32g以上を掲載します。
5番 ♂10 ♀11(内7頭早期羽化)
   ♂:34.4g、34.2g、32.3g、32.0g

6番 ♂8 ♀10(内5頭早期羽化) 1本目で★1 
   ♂:35.6g、33.7g、32.1g

7番 ♂12 ♀4(内2頭早期羽化)
   ♂:33.6g、32.5g

8番 ♂7 ♀4(早期羽化なし)
   ♂:33.7g、32.3g、32.1g

9番 ♂7 ♀9(内1頭早期羽化)
   ♂:36.7g、34.3g、33.6g、33.6g、32.5g、32.0g

10番 ♂9 ♀9(内2頭早期羽化)
   ♂:36.4g、34.1g、33.3g、33.2g

例年と異なることは、今年は♂中心の温度管理を行い♀への配慮を行わなかったことが原因で、強制早期羽化以外にも早期羽化を出してしまったことです。
しかし、来年にブリードできる♀の確保とプレ企画が開催できたため、これはこれでよしとしましょう!?

♂の成績に関しては、個人的にはすべての個体にあと1gをプラスしたくらいの成績を期待していただけに少々物足りません。
しかし、今後の伸びに期待し丁寧に飼育すれば、よい結果が出る可能性は充分あるため、上記22頭の精鋭に期待しています。

そう言えば、6番と10番の初令幼虫をオークションで譲渡していますが、私の手ごたえから見ても決して悪くないと思います。特に10番は♀も体重が乗っていてよい感じです!
よって、10番ラインの1番早期羽化♀の良さがある程度確認できたことにもなり、私のところの866同腹直仔もよい仕事をしてくれる可能性が高まったと思っています。

精鋭22頭に期待する言いましたが、オオクワガタは完品で大きく羽化してナンボです。
途中経過はあくまでも目安でしかないことを肝に銘じて適切な管理に徹したいと思います。

以上、簡単ですが途中経過報告とし、詳細は羽化後に報告させて頂きます。
来春も厳しい現実が待っていそうな気がしてなりませんが・・・^^;
いや、今から弱気ではよい結果は望めませんね!前向きに行きます!!
[ 2012/12/09 00:14 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(10)

飼育経過報告2012(久留米編)

FC2ブログに移転してきた10月10日以降、調子よく記事を投稿してきましたが、振り返ってみると能勢YGの歴史とプレ企画がほとんどを占めています。^_^;

その前はカテゴリー分類で手一杯だったこともあり、今年はブリード2012の飼育経過に関して触れる機会を失っていたようです。
飼育表の掲載までは手が回りませんが、系統ごとに順を追って飼育成績の概要と個人的な考察を書いていこうと思います。

まずは、久留米です。
今年は、いまのところ期待していたほどの手応えが感じられません。もともと本年は能勢に力を入れたため、飼育数を絞って30頭程度とし、その上♀への偏りもあって仕方のないところかもしれません。
では、久留米5~8番をまとめて報告します。
手元に残した幼虫は、最終的に5番5頭(♂1♀4)、6番11頭(♂2♀9)、7番採卵失敗、8番16頭(♂10♀6)となります。
私が久留米に期待する成績は、♂に1~2頭は35g以上がいて残りのほとんどが30g以上、♀においてもすべて14g以上で15~16gもちらほらいる感じです。
それに対し、今年度の成績は、5番、6番は♀への偏りも影響して♂で30gを超えたものは出ていません。
♀も13g台が多いようです。
(♀は2本返しにして測定していないものも結構ありますが・・・)
それに比べれば8番はマシで、♂の最高は32.3gで5割が30gオーバー、♀の最高は17.0gであとは標準的です。
しかし、昨年の久留米2番に比べると到底及ばない状況で、種親♂が84.8mmとはとても思えません。
しかも昨年度85.4mmを排出した2番系統とは♂♀が逆転した関係で、配合されている血だけを見れば同等にも思えるのですが・・・。

能勢YGの記事でも少し触れましたが、準ギネス同腹85×53がサッパリだったように、親のサイズからは想像できないような空振りが起こり得るようです。
この原因が、単なる相性の問題なのか?血のいたずらなのか?はわりませんが、簡単に行かないところがおもしろくもあり、怖いところでもあります。
ひとつ気になることは、久留米6番にだけHSを使ったことです。
親はLEVIN-Gでしたので、これが影響しているかどうかは、いまのところ不明です。
こんなことなら2銘柄の菌糸ビンにランダムに投入しておけばよかったと後悔しています。

一方で、何頭かを里子に出しているため、今年中には他での成績も集まるため、もう少し詳しいことがわkるでしょう・・・。
現時点では、テンションは低いままですが、久留米85.4mmは32g台からの羽化でしたので、最後まであきらめずに行こうと思います。

次回は、能勢の経過報告です。
[ 2012/11/29 17:10 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(14)

飼育ラインと現況

Breed2012も決して順調とは言えませんが、複数のラインから初令幼虫が採れ始めています。
一方、Breed2011は、もう少しで本格的な羽化ラッシュが訪れそうです。

今日は、現況を少し報告してみたいと思います。
2011年は、久留米、能勢共に4ラインずつ採卵し、それぞれに1~4番の系統分類を行いました。
久留米は、2番から36.1g幼虫が出現したものの、暴れて交換した時には30.2gでした。
結局、ビン交換が刺激となって先月末に羽化し、83mmは超えているものの、お尻が収まりにくい状況でスッキリしません。
このラインの2番手34.9gはセミ化傾向ですが、他34.4g、33.3gなどは順調に蛹化しており、多少の希望を残しています。
やはり、久留米は苦戦ですねぇ・・・。

一方、能勢は、明暗を分ける結果となりました。
もともと4番は、3頭の幼虫しか採れず内2頭が★で壊滅状態。
3番は超成績不審で、今後の累代も羽化個体の譲渡も一切行わないことにしました。
そんな中、866同腹直仔となる1番系統は、好調です。
♂10頭中で唯一30gを超えなかった28.6g幼虫だけが現在羽化していますが、それでも80.2mmありました。
もしかすると、このラインから80mm未満は出ないかもしれません。
それ以上に楽しみなのが、最高体重36.8g幼虫も2番手の35.5g幼虫も暴れずに蛹化したことです。
今年、念願の85mmオーバーを出せるとしたら、ここら辺しかないと思っていますが、85mmブリーダーへの仲間入りが簡単ではないことも十分承知しています。

ところで、準ギネス系早期羽化♀49.5mmに847系の♂84.0mmを交配した2番系統も悪くないようです。
私のところでは、まだ82mmしか羽化していませんが、里子で出した個体が2頭羽化しており、81.8mmと83mmオーバーとの報告が入ってきています。
以上、簡単ですがBreed2011の現況でした。

さて、続いてBreed2012の飼育ラインについて紹介します。
私は、同じ系統分類番号を使うと年度を明記する必要が出てくることと、まちがえる要因にもなることを考慮し、前年度から継続した連番を採用することにしました。
よって、今年の分類番号は、久留米も能勢も5番から継続です!
私の場合、飼育数が限られるので、あと10年やっても100番にはならないでしょう・・・(笑)
では、決定した系統番号と配合を列挙します。
☆久留米
5番:♂84.8mm×♀52.6mm(WK10-A-06)
6番:♂84.8mm×♀53.0mm(WK10-A-07)
7番:♂84.8mm×♀52.2mm(WK10-A-09)
8番:♂84.8mm×♀52.2mm(WK10-B-03)
今年は、とにかく自己ブリード個体84.8mmを発展的に累代したいとの思いで、自己オリジナル血統の♀を複数交配し当たりを引きに行きました。
現時点で、2ラインは掛かってない感じで、再ペアリングを行っています。

☆能勢YG
5番:♂83.8mm(10NO815)×♀53mm(10NO825)同腹
6番:♂83.8mm(10NO815)×♀52.2mm(ギネス871異腹Cライン) 
7番:♂83.8mm(10NO815)×♀53.4mm(自己ブリ準ギネス系) 
8番:♂82.5mm(ギネス871同腹)×♀52.1mm(ギネス871同腹)
9番:♂82.5mm(ギネス871同腹)×♀53.5mm(10NO113)
10番:♂82.5mm(ギネス871同腹)×♀50.5mm(866同腹直仔強制早期羽化)
世の中では、インラインを避け、アウト重視の意見も多いようですが、私は5番と8番をインライン交配しました。
この配合を推す根拠はありませんが、野生の勘です(笑)
来年の結果が是非を証明してくれることでしょう・・・。

能勢は、一応すべてのラインから幼虫が採れていますが、期待の8番からは6頭しか採れませんでした。
あまりに悲しいので、このラインだけ追い掛けしています。

以上がすべてで、幼虫購入や里子の受け入れ予定などは今のところありません。
また、知人にお願いしてもっと優良な♂親への種付けも可能でしたが、今年は自己所有個体を自身の累代によって発展させてみたい思いに駆られたため、あえて手を広げませんでした。

こんなことを書くと、過去の記事に精通された方から、Waizu研究室としての共同プロジェクトはどうなったのか?などとの声が聞こえてきそうです。
この点に関しては、次のように考えています。
もし、今年もお互いが種親を交配し合ったら、血のバリエーションが相殺されて似たような血統となり、将来行き詰まる可能性が高くなります。
そこで、今年はお互いの手持ちの中から素質のあるラインをそれぞれが選別して次世代に残すことを計画!
来年以降は、コラボでの挑戦+自己累代継続の年となるでしょう!!

久しぶりに時間が取れたと思ったら、ついつい長文になってしまいました^^;
[ 2012/05/10 00:30 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(-)

2012年度種親紹介

久留米84.8mmと能勢866同腹82.2mmの画像を紹介しましたが、昨日、他の個体も撮影する時間が取れたので、久留米848の撮り直しも兼ねて2012年の種親3頭にカメラを向けてみました。

いつも思いますが、オオクワガタも個体ごとに写真写りをよく見せる角度があります。
今回も様々な角度から撮影して、最終的に私が選んだ1枚を個体ごとに紹介してみます。

まず、撮り直した久留米84.8mmです。
久留米848ブログ
前回のヌボッとした感じを払拭するために前方からの角度をつけて迫力を出してみたのですがどうでしょう・・・。

次にマサレッドさんの2010年8番(10NO825)83.8mmです。
能勢838ブログ
頭幅が29.0mmあることもあり、カッコよく写ります。

最後に期待の新ギネス871同腹82.5mmです。
能勢871同腹825ブログ
新ギネスラインは、美肌個体が多いことと、頭幅はそれほどなくスマートな個体が多い印象がありますが、それらの特徴がよく出ていると思います。

今年の能勢ラインは、上記の♂2頭に3頭ずつの♀を交配したものになります。
どう交配したかが気になるところでしょうが、幼虫が採れたことを確認できてから紹介する予定です。

今年の羽化♂もまだ出ていませんが、Breed2012は、本日掲載した3頭で勝負します!!
[ 2012/05/01 20:33 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(-)
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