waizuの観察記録や検証結果を公開しています

コナヒョウダニ駆除の可能性

クワガタの成虫や幼虫に寄生して簡単には取れないダニがいます。
成虫の場合は、ダニオチールを使って簡単に完全駆除できることがわかりました。
また、類似品のダニ駆除マットでは完全に駆除できないこともわかっています。
それに対して、幼虫のダニ駆除は今まで諦めるしかないと思っていましたが、貼付画像をご覧ください。
1枚目は1月末のビン交換時のものですが、ビッシリとダニがついています。
エタノールを噴霧すれば落ちていきますが、ブラシでこすったくらいでは全く取れないくらいシツコイ奴らです。
ところが、2枚目の画像では、全く見えません。
これは、同じ幼虫のビン交換2ヶ月後ですが、いなくなっています。
完全に駆除できたのか、活動を休止しているのかは、現時点ではわかりませんが・・・。
このことが明らかになってからまた書くことにしますが、今日はコナヒョウダニもほとんどいない状態にはできる可能性を示しました。

ダニ幼虫ダニ駆除例







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[ 2006/04/23 16:32 ] ダニ | TB(-) | CM(-)

ノコギリ長寿記録

昨年7月中旬に灯火採集されたノコギリクワガタの♀が本日☆となりました。
実に9ヶ月も飼育したことになり、私にとっては衝撃的なくらい長生きしましたので報告しておきます。
画像ではわかりませんが、フ節は1本も取れていませんでした。
ビショビショになるくらい湿気があったのが一因と思われます。
私は、子供の頃からクワガタが秋に死ぬのは寿命よりも寒さによるものと思っていましたが、その考えが間違いであることを改めて認識できました。
冬の間ずっと観察していましたが、8℃くらいまでは鈍いながらも動き、4~5℃になるとドルクス類のように硬直状態をとっていました。
もともとノコギリクワガタは、羽化後越冬して春に出てくると言われていますから、越冬できて当然なのかもしれませんね。
ところで、寿命の近い個体は、冬眠から覚めて間もなく死んでいきます。
冬眠中は体力セーブモードで生きていたものが、生活モードになった途端に体力が足りず☆となっていくのでしょう・・・。
その点、若い個体は冬眠から覚めても元気一杯です。
温室に入れてやると4日目にはゼリーを食べ始めることを数個体で確認できました。
ちなみに、3月28日に冬眠から起こした個体は、すでにペアリングから産卵を開始!
先ほど材を確認するとあちこちに産卵痕がありました。
飼育はあせらずジックリ行くことが基本ですが、冬眠から最短でどのくらいあれば産卵にこぎ着けられるかのトライアルでした。
うまくやれば2週間ですが、焦らずに行きましょう!!

長寿ノコギリ







[ 2006/04/15 19:13 ] 観察 | TB(-) | CM(-)

データの落とし穴

今日は違う角度からのお話を・・・・。
インフルエンザ特効薬としてタミフルと言う薬剤があることは誰でも知っています。しかし、日本でどれだけ使用されているかを知っている人は少ないでしょう・・・・。
過去5年間の日本での処方量は約2400万人と言われ、実に全世界の75%をこの小さな1国で使用した計算になります。
しかし、一方でこんな報道もあります。
「タミフルは服用後に少年が異常行動をとり、2人も死んだ危険な薬です。」
日本のマスコミの悪いところは、悪い部分だけ取り上げて全体観としての評価をしないことです。2名の死がタミフルによるものと断定できるかどうかもよくわかりませんが、インフルエンザからインフルエンザ脳症を引き起こし死亡した方は昨年だけでも8名にのぼります。タミフルを使用していなかったらこの数字はもっと多くなっていたことでしょう・・・。現実問題として考えても、2400万人にも使って死亡が2例であれば、医薬品の性質上これほど安全な薬剤はないと言えるかもしれません。
たしかに、未就学児などの小さい子供に使用すると異常行動を示す例も多いようですが、異常行動が即、死につながる訳でもありませんし・・・・。
また、数年前に漢方薬「小柴胡湯」の副作用として間質性肺炎が大きく報道されました。
その時は、88例の報告がありましたが、使用者は約100万人。
それに対し、C型肝炎の治療に使用するインターフェロンαは約9000人に使用して16例の報告があるようです。
これを割合から見ると実にインターフェロンの方が40倍も発症頻度が高いことになり、背景を知らないと実数だけで正しい評価はできません。
今日は、医薬品の恐い話になりましたが、死亡例の背景には、医師が検査を怠たったり、患者が通院していなかったりして適正に使用されてないことも要因として挙げられ、使用者側の使い方ひとつでよい薬も危険な薬となってしまう可能性があります。
前置きが長くなりましたが、菌床実績にも似たようなことを感じています。
使用者側の使い方で実績が大きく異なること!
業者の80mmオーバー実績などは使用者数がわからないので、割合から判断できない!
羽化実績だけが公開され、羽化不全率、死亡脱落率は非公開のため安全性が全くわからないこと!(こんな実験や統計がないとも言えますが・・・)
幸いにもHPを開設したことで、たくさんの読者の皆様より情報を頂き、品質面、安全面ではある程度淘汰できました。
今年は、大型2血統を使って、私の使用環境の中で30gオーバー幼虫発現率の高い菌床探しをしたい思いで一杯です。
話は変わりますが、各菌床メーカーの年間出荷量を調査して報告したり、読者アンケートによる使用菌床ランキングを発表したりする雑誌があるとおもしろいと思うのですが・・・・。
[ 2006/04/14 22:47 ] 情報への疑問 | TB(-) | CM(-)

ダニのはなし

当サイトは、ダニ研究に始まり、検索エンジンからダニ対策を求める訪問者によりカウンター数を増やしてきました。
これまで、ダニの話はたくさんして来ましたが、本日は若干の訂正とその後感じていることを少々・・・・。
家庭で見つかるダニは約30種類といわれ、見えていないだけでダニのいない家庭はありません。分類するとチリダニ類(コナヒョウダニ、ヤケヒョウダニ)が半数以上を占め、残りがコナダニ、ニクダニ、ツメダニ、イエダニなどと言われています。
この記事を読んで、私が勘違いしていたことがわかりました。
コナヒョウダニを略してコナダニと呼ばれていると思っていましたが、どうも分類が違うようです。
私が顕微鏡を覗いて見た画像から判断すると、クワガタに寄生するものはコナヒョウダニだと思われます。
そのため、当サイト内のコナダニをコナヒョウダニと訂正しました。
専門家でもよくわからない部分があるそうなので、100%正しいとは言い切れませんが、このようにしておきます。
ところで、約30種類いると言われますが、私が顕微鏡で確認したものは4種類です。今までの観察から思うことは、環境への適応能力は種によって様々で、各種に適した環境が整った時に爆発的な繁殖をするということです。
一般的には、ダニの繁殖サイクルは2週間~4週間と言われますが、ダニのついた幼虫をビン交換し24℃で管理した場合、4週間後にはフタの裏にたくさんのダニを発見できます。ところが、温度を20℃未満にするといなくなる種もいます。
また、エタノールで即死するものがいれば、全く効果のないものもいます。
それに、乾燥に弱いと言われるダニですが、全く加湿しない針葉樹マット中でも、生き続けるものも確認しています。
このように、すべてのダニを環境によって撲滅することは難しいと理解しなければなりません。
細菌類でも同じ抗生物質を使い続けると効かなくなり、多剤耐性菌MRSAなどまで出現してくるように、生命の環境適応能力を甘くみてはいけないようです。
私が、ダニ対策において最善と考えるダニオチールも外産のダニなどで効果がない場合があるようです。
幸いにも現時点で、効果のない種は身近にはいませんが・・・・。
最後に、これまで幼虫に寄生したコナヒョウダニを駆除する方法はないと思っていましたが、ちょっと思うことがあります。
ビッシリ付着した幼虫をビン交換後、19℃以下で管理するといなくなっている例に遭遇しました。低温に弱いため繁殖できず撲滅していったのか、休眠状態をとっているだけなのか・・・?今後もう少し検証してみます。
さて、いよいよブリードシーズンです。
菌糸ビンの中でウヨウヨするダニを見て嫌になった方も多いことでしょう!
ダニのいない快適飼育を希望される方は、ペアリング前に必ずダニの完全駆除を行いましょう!
[ 2006/04/11 20:45 ] ダニ | TB(-) | CM(-)

冬眠中の個体観察

本日は冬眠中の個体を確認してみました。
昨年からの越冬は、ただ単に「マットを多めにして乾燥しないように・・・」とのマニュアルに対し、それに従わない場合のリスクを検証してみたく少々無理もしてみました。
一昨年は、ペパーレミックスやダニオチールで無事に越冬させましたが、乾燥には気をつけました。
今回は、針葉樹スライスマット(奈良オオクワセンター、オオクワキング)を使用し、加水したものと加水しないもので検証!
飼育ケースに新聞紙を挟んだだけで、針葉樹マットも2cm程度で完全に乾燥状態のものもありましたが、元気でした。
結局、死亡例は1例もなく、オオクワガタは乾燥にも強いことがわかりました。
針葉樹マットの安全性も確認できました。
また、温度に対する抵抗力も確かめたく、外の物置でも越冬させてみました。
冬の平均気温は4~8℃、最低は1℃前後でしたが、こちらもすべて元気で低温にも強いようです。
ただ、観察していて気づいたことは、完全に乾燥している容器内のゼリーはきれいになくなっていまいした。
寒くても水分補給をしたと考えられます。
よって、「越冬時には乾燥しないようにするのが基本で、乾燥する恐れがある場合にはゼリーを投入するべき」と言うことがポイントで、マットの量はさして問題ないと思います。より安全に越冬させる場合には、気を使いすぎるくらいでもよいとは思いますが・・・。
[ 2006/04/02 23:49 ] 観察 | TB(-) | CM(-)
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