waizuの観察記録や検証結果を公開しています

マルチパネルヒーターの能力限界

日々の観察によりわかってきたことがあります。
貼付画像は、自作の簡易温室の底面ですが、32Wのマルチパネルヒーターで温度管理をしています。
昨年の冬、作製時に種々の温度設定で検証してみたところ、25℃以上になることはありませんでした。その時の外気温は10℃でした。
ちなみに、この簡易温室の容積は、約90×90×45cmです。
これまで外気温がどのくらいまで下がると25℃以上の管理が不能となるのか気になっていましたが、今朝判明しました。
本年は、9月中旬より26℃設定で稼動させ順調でしたが、今朝確認すると24.7℃まで下がっているではありませんか!
外気温が5℃まで下がり、温室の周辺温度は11.6℃を示していました。
こうなるとヒーターは、ずっと稼動状態になります。
それに対し昨日の朝は、温室周辺が12.6℃で温室内は通常の26.2℃でした。
どうも11.6~12.6℃の間にこのヒーターの能力限界があるようです。
一方、昨年はもう一つの大きな温室でこのマルチパネルヒーターを稼動させてみましたが、外気温10℃未満の時は20℃が限界でした。
このように、ヒーターを選ぶ場合には、設定する温度、ヒーターの能力、使用環境の温度、使用空間の容積の4ポイントを考慮しておかないと失敗する可能性があります。
マルチパネルヒーターのメリットは、安全で低消費電力であることもありますが、最大のメリットは緩やかな加温により温度変化を極めて小さくできることです。
(通常は25.7~26.7℃で安定)
これに対し、パワーの大きいヒーターはどんな設定でもどんな外気温でも安心ですが、余熱で温度の変動が大きくなるデメリットもあります。
頭を悩ますところですが、ヒーターの選択で失敗したくないものです。

簡易温室内底面








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[ 2006/11/17 22:18 ] 自作温室 | TB(-) | CM(-)

コクワ♀羽化報告

今年5月中旬から尾張旭産コクワガタの菌床飼育をスタートしました。
♀は順調に羽化し始めていますが、予想以上の好結果となっています。
最近羽化した4頭の♀について、幼虫時最高体重、蛹体重、羽化サイズを紹介しておきます。
1.幼虫時5.0g→蛹3.5g→羽化サイズ35.1mm
2.幼虫時4.5g→蛹3.3g→羽化サイズ34.7mm
3.幼虫時4.1g→蛹2.9g→羽化サイズ34.2mm
4.幼虫時4.2g→蛹3.1g→羽化サイズ34.1mm
以前、掲示板に紹介した35.3mmの個体は2番で、その後縮んで34.7mmで落ち着きました。1番の個体も羽化直後は35.6mmありましたが、こんなものですね!

菌床は、羽化させた2本目はBasicでしたが、1本目はすべてお世話になっているEXCEED CRAFT製です。
こうなってくると♂にも相当な期待をしてしまいます。
昨年は、幼虫時最高体重7.2gから52.3mmが羽化してきましたが、今年のラインナップは、8.3g、8.2g、8.1g、7.6g、7.1g、7.0gとなります。
現在1頭が前蛹となり、♂もそろそろ蛹化モードに入っているようです。
この手ごたえでは、ギネスの55.0mmを抜けるとは思いませんが、来年への確かな手ごたえは得ることができました。
ひょっとしたら・・・があるかもしれませんので、羽化を楽しみに待つことにします。

コクワ♀自己ギネス







[ 2006/11/10 16:31 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

専門誌に引用された当Report

本日やっと昆虫フィールドを入手しました。
相互リンクして頂いている「オオクワkingへの道」を管理されているNAOさんが、連載記事を投稿されています。
その「自作菌糸ビンへの道」の中で私のReportの内容が引用されているではありませんか!!
やっぱり自分のハンドルネームがあると嬉しいものですね!
NAOさん、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
文章、構成、展開、結びのすべてにおいてよくできていると関心しました。
中でも最高なのが、自作菌糸ビンで80mmオーバーの結果を示して結んであることでしょう・・・。
ひとつ注文をつけるとすれば、前蛹で投入後4日目に★となった30g幼虫の例のところでも、waizuのReport「2006.6.19」と「2006.6.23」辺りを引用して、ウレタン素材が前蛹~蛹初期には適さない可能性があることを示唆して欲しかったですねえ~(笑)
それは冗談ですが・・・。
ただ、大型個体が★になりやすいことは事実として、ウレタンの蛹室に前蛹を入れた時、★になる率が高いのも事実です。
私は、今までに4頭のオオクワ前蛹をバケラッタに入れたことがあります。
3頭は前蛹のまま変態直前で★となり(貼付画像参照)、残りの1頭は蛹に変態後4日目に★となりました。最初に2頭の前蛹が★となった時点で水道水の影響を疑った私は、イオン交換樹脂を通し蒸留した純度の高い水を使って2頭を追試しましたが、同じ結果に・・・・(>_<)
原因は水ではありませんでした。
私としては、ウレタン素材のザラザラ感がいけないと思っています。
余談として追記しておきましたが、「Waizu Evidence Report」とでも題して記事を投稿してみようかなあ・・・と思っているwaizuなのでした。(笑)

前蛹死亡例






[ 2006/11/08 23:39 ] 蛹化 | TB(-) | CM(-)

ちょっとした条件設定

私のところは、2006年の飼育がスタートしたばかりのため特に報告できる話もありません。
オオクワガタは12月10日を初回交換の予定としています。
それまでは、10日間隔で金城産のコクワを交換していく予定ですが、先日1回目で9本をビン交換してみました。
私のコクワ飼育も3年目を迎えてコツをつかんできたことやワイルド33.9mmという大型系統の要因も手伝ってか、♂は最低7.4g、♀は最低4.3gでした。
すべて初令投入からちょうど80日目です。
ただし、B○s○cという菌床を使用した3本だけは、いずれも♀で3g前半の結果となりました。
これは、昨年52.3mmを記録した菌床でしたが、まだまだ大きくできる菌床があったとうことなのでしょうか?それとも、成長が遅いだけなのでしょうか?
このように、ただ漠然と飼育するだけでなく、毎回の飼育群になんらかの違う条件設定をしておくだけで、楽しみは倍増してきます。
オオクワガタ飼育群にもビン交換時期相違群、飼育温度相違群、菌床粒子相違群、菌床銘柄相違群を設定してあります。
今までの経験からたくさんのサンプルは必要ありません。
各群を4~5本も見れば、以外にハッキリと傾向が現われてくることを経験していますから・・・。
研究員をしていた時代に、先輩から初めての実験は小さなスケールで試してから規模を拡大して行うよう教え込まれました。
たくさんで検証し失敗した場合、ダメージが大きすぎますから・・・。
具体的に言うと、初めて試す菌床は数本までにしておく等です。
私としては、今までで一番楽しみな菌床飼育の年となりました。
来年には、さらに自身の飼育スタイルが確立されることでしょう・・・。
みなさんも自身の環境にあった飼育法の確立をめざして、色々と検証されてみてはいかがでしょうか?
ちょっとした条件設定で、飼育が俄然楽しくなりますから!!(^.^)
[ 2006/11/03 22:56 ] 幼虫飼育 | TB(-) | CM(-)
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