waizuの観察記録や検証結果を公開しています

コクワ♀記録更新

先週12月上旬に羽化していたと思われるコクワ♀の菌糸ビンを5本掘り出してみました。
するとやけに大きく見える個体が転げ落ちてきましたので、軽く測定してみると36.4mmもありました。\(◎o◎)/
その時点でお尻はほとんど収まっていましたので、縮んでも36mmはキープできると思っていましたが、本日正確に測定すると御覧のように35.9mmでした。
でも、ビークワ認定のコクワ♀ギネスが35.6mmであることを考えると上出来ではないでしょうか。
この個体は、1本目でプロテインを添加してある菌床を使用したためにカビだらけとなり、通常1本目で80日飼育するところを58日目に交換しました。
その時4.0gでしたが、カビだらけの状況から期待薄と判断し、格安菌床に移動してほったらかしにしていました。
大型個体は、忘れたビンから出てくるとの報告をよく目にしてきましたが、本当にそのようです。(^_^;)
途中経過で判断することなく、全個体を諦めずに最後までキチンと飼育することが大事だと言う教訓にしておきたいと思います。愛知産コクワ35.9mm
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[ 2006/12/30 19:27 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

冬季産卵に挑戦

今年最も期待してペアリングした川西産でしたが、♀2頭使ったにもかかわらず、48mm♀からは3頭、50mm♀からは13頭の初令幼虫しか採れませんでした。(>_<)
完全に成熟するのを待たずして無理をしたことが原因なのでしょう・・・。
そして、読者からどうしても譲って欲しいと言われ約束していましたので、その内4頭を手放しました。
そこで、もう1頭用意してあった46mm♀を使って冬季産卵に挑戦することにし、11月から冬眠させていたペアを12月15日より温度管理に移行しました。
今日は、これからでも産卵させてみたいと考えておられる方や春の早い時期から採卵したいと思っておられる方のために簡単な冬季産卵のポイントを紹介しておきます。
まずは実例から・・・
今年の3月のことになりますが、冬の間完全に冬眠体制に入っていたホペイとコクワを1ペアずつペアリングすることにしました。
記録を見ると3/28から29℃の温室に移動。
ホペイ、コクワ共に4/1~4/2には摂食開始。
摂食開始から1週間エサを与えた時点から1週間同居。
その後即産卵セットに♀を移動させたところ、ホペイは2週間で18頭、コクワは4週間で30頭の初令幼虫を採ることができました。
中途半端な温度管理をすれば失敗することもありますが、このように思い切って温度を上げてやれば簡単に覚醒して摂食→交尾→産卵行動に移行できることがわかりました。
あとはマットをしっかり加湿して、気密性の高い容器で湿度を高くして飼育すれば高確率で成功するはずです。
ところが、今回の挑戦には高温にできる温室がないため、とりあえず24℃で管理しています。この温度帯で摂食→交尾→産卵行動に持っていけるのか?成功するとすれば何日を要するのか?ちょっと試して見ようと思います。
冬季産卵のポイントは、ズバリ!思い切った温度管理と充分な容器内湿度であることをお忘れなく!!
[ 2006/12/18 23:00 ] 産卵 | TB(-) | CM(-)

菌糸ビン内の温度測定結果

一般論として、菌糸ビン内は周りの環境温度より高いと言われています。
確かにブロックから瓶詰めした後は、発熱によりフタの裏に水滴を生じたり、ビン自体を触ると手に熱を感じます。
ただ、「ビン内温度は周りより3℃は高くなっているので温度管理には気をつけましょう!」なんて記載されているのを見かけたこともあり、ず~と疑問に思っていました。
そこで、地中や水中の温度を測定する温度計を購入してみました。
防水デジタル温度計AD-5625(株式会社アー・アンド・デイ)
実験に用いた菌床は、EXTRA-G(EXCEED CRAFT)、容器はPETクリアボトル800、周囲の管理温度は24.5℃±0.3℃です。
観察は、ブロックから瓶詰めした1日後から1日おきに貼付画像のようにフタをとって中心部の温度を測定し記録して行きました。
ちなみに貼付画像は、瓶詰め後4日目です。
実験は11月20日にスタートし、以下21日25.7℃、22日26.1℃、23日25.7℃、24日25.6℃と推移し、10日目辺り以降は25.4℃前後で安定しました。
最高最低温度メモリー機能によりチェックしたところ、翌日から2日目の間にピークがあり、最高温度26.4℃を記録していました。
周囲の温度は、概ね24.5℃ですから瓶詰め後の発熱によっても2℃程度しか変動しないことになります。
では、完全に安定した後はどうなのでしょう?
その後も今日まで測定して25.3℃から下がらないため、2ヶ月前に瓶詰めをして幼虫を投入してあるビンの中で幼虫が底にいるものを選んで中心部を測定してみました。
2本測定してみましたが、25.2℃と25.3℃でした。
ビン表面から放熱があることは間違いないので、常に菌糸から熱が出ていると考えるべきなのでしょうか?菌糸ビン内中心温度は、周囲より0.5~1℃くらい高いようです。
菌糸の活動による熱と考えるなら、菌糸活性の低い20℃辺りで同じ実験をするとビン内温度と周囲の差はもっと小さくなるはずです。
また、機会があれば測定してみることにしましょう。
本日のReportは、「だからどうした?」と言われればそれまでですが、EXTRA-Gに関しては菌糸の回りが早くてもそれほど発熱していないと言うことと、「ビン内温度は周囲より3℃は高い」などの根拠のない情報も世の中にはあることを証明したと言うことですかね!

菌糸ビン内温度







[ 2006/12/13 23:04 ] 温度 | TB(-) | CM(-)

島根県産コクワガタ中間報告

今年のコクワガタ飼育は、24℃管理80日交換を基本としています。
この設定に深い意味はなく、これより早いと成長途上にあるためグラム数から幼虫の素質が判別しにくく、これより遅いと♀に蛹化スイッチが入ってしまう可能性があるところから、ここら辺を基準にしてみました。
それと、データを統一して記録するために今年は♀もすべて交換しましたが、♀は500ボトル1本でかえすのがよいと思います。
11月30日に最終交換の予定でしたが、体調不良のため12月2日にすべてを交換し終りましたので、中間報告をしておきます。
金城町産は30数頭の初令幼虫を採り、手元に28頭を残しました。
最終的に2頭が★となりましたが、現在26頭の3令虫を飼育中です。
♂は10頭で、すべて約80日で交換した結果が、9.1g、8.7g、8.2g、8.1g、8.0g、7.6g、7.5g、7.4g、7.2g、7.0gとなりました。
まだ、これから伸びる可能性もありますので、期待は絶大です。
たまには、オークションにも出して見ようと思い下記の出品をしてみました。
これくらいならかなり期待できるので楽しめると思うのですが・・・。

天然大型コクワガタ♀33.9mm持ち腹幼虫 大型3令幼虫ペア
[ 2006/12/03 18:39 ] コクワガタ | TB(-) | CM(-)

温度計の誤差

私は、幼虫管理を3ヶ所の空間で行っています。
各空間の温度は、貼付画像にある温度計の左端と右端のもので管理していますが、御覧のように製品によってバラツキがあります。
昨年から最高・最低温度をメモリーできるSATO製を使用していましたが、今年から内外気温の最高・最低もメモリーできる右端タイプも併用するようになりました。
ところが、同じ血統を同じ条件で管理しても成長度合いに微妙な差異を感じるようになり、いろいろな温度計を比べて見ることにした次第です。
結論から言うとSATOの温度計は高めを表示するようです。
その上、小数点以下を表示できないため、誤差はきわめて大きいと思っておかないといけません。この例でも単純に1以上℃違いますが、以前研究員をしていた私にとってはたかが1℃で済まされません。クワガタ飼育においては影響ない範囲なのかもしれませんが・・・。
科学の学術論文には、実験に使用された試薬から機器に至るまで、製造元、規格、型番などを明記することが常識となっていますが、これは実験の再現性を求める時、なくてはならない条件となるからです。
測定機器には規格内誤差がある以上、どこの製品で行ったかはきわめて重要となります。
今日は、何が言いたかったかというと、Web上で公開されている飼育条件を真似て行なおうとしても、どこの温度計でどのくらいの範囲内に温度管理されたのかが明記されていなければ、同じことはできないと言う事です。
今後、私がサイト内で温度を論じる時は、右端タイプを基準にします。

ところで、左から2本目の地中温度を測定する園芸用温度計を購入してみました。
菌糸ビン内温度を測定するだけの目的で・・・・^^;
ブロックを瓶詰めした時、菌糸が回る時の発熱でどのくらい温度が上がるのか?
以前SATOの温度計で行なったことがありますが、不満のある温度計での結果だけに再検討したくなりました。
世間では、3℃以上高くなると思われているようですが果たして・・・・。
結果は、近いうちに報告します。
温度計比較







[ 2006/12/01 22:13 ] 温度 | TB(-) | CM(-)
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