waizuの観察記録や検証結果を公開しています

成熟個体が産む卵

某雑誌を読んでいると、自作菌糸ビンのスペシャリストの記事におもしろいことが書いてありました。

鶏の卵の黄身の色が、若鶏と成熟した鶏では明らかに違い、味も違うそうです。
また、鶏は約180日で成熟し、240~250日が人間の20歳に相当するとのこと!

この話を基に、オオクワガタにおいても、充分に成熟していない♀を使用することによるマイナス要因の可能性を否定しきれないとの推論が展開されていました。

なるほどと思い、私もそんな気がしています。
以前、オフ会の席で同じペアを2年連続でブリードした場合、初年度個体の方が大きくなるとの意見が出ました。
一方、詳しくデータを残している私の知人に聞いてみたところ、差は見られないとの回答でした。

本日の話題が真実として推論を巡らせたなら、完全成熟前にあせってブリードすれば2年目の方が成績がよく、充分成熟した個体を使い2年目で旬の時期を過ぎていれば初年度の成績がよく、その中間で使えば2年間で差がないでしょう・・・。
あくまでも推論ですが、そんな角度から見ると可能性はあります。
後は、だれかがデータとして示せるかどうか・・・?

結局は、充分成熟させてから使用して初年度で勝負するのがベストということになりますね!!

では、現実問題としてオオクワガタは羽化から何日で成熟するのでしょう?
この問題は、毎年のようにあちこちのHPで議論されています。
「個体差が大きいので限定できない」が正解かも!?
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[ 2009/10/22 22:18 ] 産卵 | TB(-) | CM(-)

驚愕のオオクワギネス更新

昨日、やっとBE・KUWA最新号が届きました。
うわさに聞いていた86.6mmと準ギネス85.9mmは凄いの一言です。
寸評に「こんなにやりがいのある目標は、そうそうないだろう」とありましたが、私にすれば「一気にこんなに記録が伸びたのでは、みんなやる気なくしたのでは・・・」といったところです。
棒高跳びでブブカが少しずつ世界新を更新していったように、少しずつの更新だとやる気も持続したのでしょうが、ボルトが100mの世界新を更新したような衝撃なのでは・・・。
あれだけ遠いと思っていた85mmからさらに1.6mmも大きく、この記録を塗り替えるためには、さらに0.5mmプラスして85mm+2.1mm!!(^^;;
85mmが遠いのに、そこから2.1mmとは想像できませんねえ・・・。

久留米産が世の中に相当数普及し、たくさんのブリーダーが飼育しているはずですが、84mmは超えても85mmを超えたという話も耳にしません。
今のところ、能勢のこの配合は群を抜いているのでしょうね!
ギネス個体、準ギネス個体の写真を見ても、普通に羽化した感じで余裕があり、この系統ならまだまだ記録は伸びそうです。
こんなのを羽化させてみたいものですね!
私も燃えてきました!!
[ 2009/10/21 08:26 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

菌床の熟成期間について

さて、今日は菌糸ビンの熟成期間について少々・・・。
ブロックからビンに詰めた場合、どれくらい待ってから幼虫を投入するのがよいのか?
ただ、詰め方、添加剤の種類や量で回る速度は違ってきますし、管理温度、湿度などの背景因子によっても状況は違ってくるでしょう・・・。
これらの背景も考慮すべきでしょうが、私的には、菌糸が白く回ってから使い始めるということでよいと思います。

あえて文献らしきものを引用するとすれば、BE・KUWA26号P90「菌糸ビン飼育のテクニック」あたりでしょう・・・。
この記事では、ブロックからの詰め替えではなく、1次発菌を話題としてありますが、菌床の熟成度という観点では同じことなので、参考にできると思います。
この記事での結論は、国産オオクワガタの場合、菌糸が回ってから1~2ヶ月経過したものを最適とし、若令には比較的新しいものでもよいが、成長した幼虫には充分熟成したビンの使用を推奨してあります。
理由として、真新しいエサによる下痢、環境変化のショックによる暴れを挙げ、著しく縮んでしまうこともあると注意を喚起してあります。

この内容を、みなさんはどう思われるでしょうか?
私は、ちょっと疑問です。そんな経験をしたことないもので!!
初令も終令も白くなったら使い始めて障害を感じたことはありません。
1次発菌と2次発菌は違うとか、菌床の種類でも違うと言われればそれまでですが、雑誌で公開されているということは、一般論のはず!?
私の心の中に生じたこの溝をどう埋めたらよいのか・・・?

結局、納得できないのは、雑誌の記事は経験談であって、飼育データに基づく根拠が示されていないからです。
終令に使う菌糸ビンの熟成度を今後の検討課題にすべきかどうか、私にはそのことも問題です。

それでは、逆にビン詰後、早く入れすぎたらどうなるでしょう?
どうもならなかったが私の結論!
安全性を確認するために昨年行った実験です。
詳細は、別の機会にしますが、ビン詰2日後に初令投入した7頭のランダム比較試験の結果で、安全性と良好な羽化実績が確認できました。
白いどころか、菌床が茶色い状態で入れましたが、死亡率も0%でした。
他の菌床でも大丈夫とは言えませんが、白くなる前に入れても問題なかったという1事例と思ってください。
このことが、白く回っていれば幼虫を投入してもよいとする私の飼育法の基になっています。
問題は、より大きくするためには、熟成させるかどうかです。
検討の余地はあるでしょう・・・。
[ 2009/10/18 19:18 ] 菌床について | TB(-) | CM(-)

ビンを逆にすることの効果

使用前にビンを逆にして二酸化炭素を追い出す、いわゆるガス抜きについて触れておきます。

この必要性はどのくらいあるのでしょうか?
この効果の程度は?
私は、上記操作を行うことによる弊害は考えにくいので、やっておいても損はない程度の感覚で、避けて通れない菌糸ビン使用法とまで重視していませんが・・・。

この行程に対する考えの基は、「二酸化炭素は酸素より重い」という真理から来ています。
窒素の分子量約28、酸素の分子量約32、二酸化炭素の分子量約44。
同一圧力、同一温度では気体の密度は分子量に比例するため、化学の原理の上からも間違いありません。

小学生の時、炭酸カルシウムにうすい塩酸で二酸化炭素を発生させて、水に溶けにくいので水上置換でとりましょう!と習い、空気より重いので下方置換でもとれますよと習いました。
確かに、純粋な二酸化炭素をそ~と流し込めば下に溜まります。

さて、元に戻ります。
菌糸ビンの中で発生する二酸化炭素は、菌糸が呼吸によって出したもので、他の気体と混ざり合った状態です。
そこから簡単に二酸化炭素だけが沈降してくるとは考えにくくないですか!?
日常そのような現象が起こっていれば、地球上の地表付近は二酸化炭素沈着状態となるのでは・・・?
どなたか学者の方に、素人waizuの浅はかな論理を打破して頂きたく、ブログに意見を載せました。
このことは、ず~と以前から思っていたことです。

もし、二酸化炭素が抜けて飼育にプラスとなるのであれば、幼虫がビン底に移動し落ち着いてから逆にすれば、飼育過程のすべてで、二酸化炭素を抜きながら飼育できると考える人はいなかったのでしょうか?
蛹室がビン底の際は、みんなやっていることですし・・・。

そう考えた人はいました。私です。
初2令時に逆さま飼育を行って、同じ条件で通常飼育群と比較しました。
どこにも差を感じませんでした。
5年も前にやったこの実験!いま思えば、きちんとデータ処理しておけばよかったと思います。
経験論の域をでない話に終わってしまいました。

結局、この経験が、私にビンを逆にすることの優位性を感じられなくし、それ以来、使用前に逆にして寝かせるという手間な作業はしなくなりました。

今日の結論は、「時間があればガス抜きしておくに越したことはない」で無難に終わっておきますが、これまで私が思案し、やってきたことを伝えたくて、書いてみました。
[ 2009/10/15 10:50 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(-)

クワ川柳に挑戦!

川柳は五・七・五に制限されるため、限られた文字で情景や思いを表現することの難しさを痛感しています。

最近、他の方が投稿されていた句で、私がうまい!と思ったのは次の句です。

 落札は 家族に内緒 会社着

語呂も抜群で、オークションで落札し、取引で会社着を依頼して、家族にバレないようにこっそり家に持ち帰ろうとする心情が手に取るように伝わってきます。

私もオークションでたくさんのお取り引きをさせて頂きましたが、「営業所止めでお願いします」「会社着でお願いします」「評価はしないでください」などのご要望もたくさんありました。
独身にはわからない、家庭持ちのならではの心情でしょうね!
私にもその気持ちはよくわかるので、それらの要望には快く応じてきましたが、その方々にも、本日の川柳は気に入って頂けるのではないでしょうか?
[ 2009/10/10 09:21 ] クワ川柳 | TB(-) | CM(-)

束の間の第1位

blog_ranking12日前の出来事です。
ほんの少しの間でしたが、当ブログがライブドアブログランキングの昆虫類部門315の中で第1位にランクされました。
私は、HPアクセス数やブログランキングに特に執着はなく、それほど気にしていませんでしたが、たまたま見ると一番上にランクされていたので、ビックリした次第です。
1位の常連は、銚子オオクワ倶楽部さんで、基本的にアクセス数が違いますので、これが最初で最後の1位でしょうね!
そう思って記念に画像を残しておきました。

このブログを使い始めてから4年くらいになりますが、当初は30~40位くらいをウロチョロしていたことを思い出します。
春は研修でほとんど休止状態でしたが、最近は時間がとれるので頻繁に書くようになり、今だけ上位にいるのでしょうが、ランキングはそのサイトの魅力の指標でもありますので、とてもうれしく思っています。

以前知人から、HPの方に関しても、販売、プレ企画を行わずに、情報提供だけでこれだけのアクセスがあるクワサイトは珍しいと褒めて頂いたこともありますが、これからも情報提供中心のスタンスで行くことになるでしょう。
魅力があれば人が集まり、なければ閑古鳥が鳴く。
数字は正直ですが、長く続けるために、マイペースで行くことにします。
[ 2009/10/09 08:26 ] その他の情報 | TB(-) | CM(-)

思い出の極太個体

ako_01すっかりスマート美形路線を歩んでいますが、思い出に残る個体を紹介します。

2006年春に羽化した阿古谷産75mmです。
リカーンの血統で、累代はF6、6頭の初令幼虫から飼育して、5♂1♀で羽化しました。
この時は、残りの5♂はすべて見事なまでの平凡個体でした。

添付画像の個体を手にした時、私も極太への第一歩を踏み出せたと思いましたが、翌年いくらペアリング→産卵セットを繰り返しても、♀が産卵木をかじるだけで、卵にめぐり合うことはできませんでした。

とても残念でしたが、縁がなかったのでしょうねえ・・・。
[ 2009/10/05 21:11 ] 極太 | TB(-) | CM(-)
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