waizuの観察記録や検証結果を公開しています

オークションでのマナー

オークションでのマナーに?の付く人がおられますので、何点か確認させて頂きます。
私の場合、オークションに出品し画面に掲載された時点で、裏取引や特定の人に便宜を図ることはしないようにしています。
公正な条件下で、もっとも高い値をつけた人が権利者になるというのがオークションですから!
困るのは次のような場合です。
ペアでの出品に対し「落札したら、♂はいらないので半額にしてもらえませんか?」とか「出品中のペアの♀をもう少し大きいものに変更できますか?」とか「海外に送ってください」などの要望には疲れます。
私が、提示した条件に了承できる人だけに入札頂ければ結構な訳で・・・。
以前、海外には送らないことをお伝えしたところ、「商売っ気がないですね」とご指導まで頂いたことがありますが、あれは大きなお世話でしたぁ・・・(~_~;)

一方、オークション落札後、「会社に送ってください」「評価はしないでください」などは、全然問題ありませんし、到着後受け取り連絡がない場合も気にしていません。
受け取り連絡くらいするのがマナーでしょうが、連絡がないというは無事に到着しクレームがない証拠ですから逆にありがたいとさえ思います。

話は変わりますが、オークションに限らず、自分勝手や図々しさを前面に出していると、社会の中で嫌われ、行く末は孤立して行く羽目になるので気をつけないといけません。
あちこちで悪い評判を耳にするブリーダーもいますが、そうならないように気をつけようと思います。
また、プレ企画に当選し個体を受け取っても、何の連絡もして来ない人も多いとか・・・。
これはオークションとは違って、礼儀知らずと言うものです。
そのくせ、凄い個体が羽化したことを知ると、途端にお祝いメールをして来る人もいたことを知人から聞いた時には呆れましたねぇ~。
このような下心丸出しのブリーダーは、文面や行動を見ればすぐに分かるものですが、困ったものです。

ちょっと辛口コラムになりましたが、そのままにしておいてずっと続いても困りますので・・・。
スポンサーサイト
[ 2010/07/21 08:18 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

時の流れの中で・・・

8年前頃を思い出してみると、菌糸ビンが普及し始めて様々な銘柄が登場し、業者も飼育者も今より随分多く、イベントも雑誌も個人サイトも盛んでした。
その後、ムシキングのブームが子供までも巻き込み、便乗した大人ものめり込み、全盛時代があったように思います。
外産を含め多種多様なコワカブが飼育されていましたが、国産オオクワにおいては、極太派も盛んな一方で、多くのブリーダーが80mmオーバーをめざし、独自の添加剤や飼育法にチャレンジしていた時代で、本当に熱いものがありました。
しかし、ほとんどの人が80mmを超えることができないが故に、皆が夢見て盛り上がっていたようにも思います。
それが、今はどうか・・・?
特定の血統だけが群を抜いて大きく成長し、しかも毎年のように記録が伸びています。
時代は流れ、その時の状況にうまく対応できないと取り残されることを痛感します。
10年以上前は、自作発酵マットで70mmオーバーを連発して脚光を浴びていた発酵マットの達人も、菌糸ビンが登場した瞬間に普通の人になってしまったことでしょう。
似たような例では、WINDOWSの登場で、MS-DOSを熟知したパソコンの達人もただの人、また、パソコンでプログラム制御された機械化の導入でお役御免となった職人さんもたくさんいます。
しかし、出来る人は、新たな環境の中でも頭角を現していますが・・・。

近年はどうでしょう・・・?
血統の力が飼育者の技量を凌駕する時代になったように思います。
良血を揃えれば、飼育歴2~3年でも、ベテランブリーダーを軽く上回る実績を出せるのですから・・・。
この現状に、ベテランブリーダーの中には、腕の見せどころが少なくなったことへの虚しさや無力感を感じ、おもしろくないと思っている方もおられるのではないでしょうか・・・。
私の場合は、むしろ実力ある新鋭の登場に奮起し、やる気が戻っていますが・・・。
結果がついてくるのは実力がある証拠!
私は、飼育歴に関係なく、結果を出してくる飼育センスのよいブリーダーを上回るにはどうしたらよいのか・・・と日々考えるのが楽しくて仕方ありません。

確かに、大型血統を入手し、菌糸ビンに投入してある程度の温度管理をし、2~3回ビン交換をすれば、放置しておくだけで80mmは超えるようになりました。
しかし、84mm、85mmとなれば、だれでもとは行きません。
頂点を狙おうと思っているブリーダーは、今でも87.1mmをめざし、ギネスが更新されれば、さらに+0.5mmを目標にすることでしょう!
僭越ながら私もその一人ですが、コンマ1mmでも伸ばすため、まだ改善し改良できる点があるはずと、模索中です。
今年の菌糸ビンの仕込みは9割以上が完了し、7月末の最終割出して完結します。
昨年は、仕事の都合でわずか27頭しか飼育できませんでしたが、今年は約5倍の楽しみができました。
超良血を手に入れてブリードすれば、すぐに上位に進出できるよう、地味な検証を積み重ね腕を磨いて行こうと思います。
丸9年やりましたが、まだまだ止められそうにありません。
[ 2010/07/18 22:08 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

やっと丸9年

月日の流れと共に記憶も曖昧になってきます。
私は、そろそろオオクワ飼育歴も10年になると思い込んでいましたが、よくよく考えて見るとこの夏でやっと丸9年となったようです。(^_^;)

思い起こせば、2001年の夏、競馬シミュレーションゲームで知り合った発酵マットの達人から山梨産オオクワガタを譲り受けたことが始まりです。

その時は、交尾済み♀を頂いて産卵させ、10頭程度の初令幼虫が採れたと記憶しています。
その年は、とりあえず育ててみたいと、発酵マットをネスカフェのビンに詰めたものと、月夜野キノコ園のBASICで育てました。

翌年、発送マットからは50mm後半、菌糸ビンからは67~69mmが羽化し感動を覚えましたが、当時は80mmは夢、75mmでも凄いと思える時代でした。
9年が経過した現在では、上記の数値に7mmを加えた感じですねえ・・・。
飼育法の確立と普及、飼育環境の整備、餌の品質向上、血統の厳選および改良などにより飛躍的な進歩を遂げているとつくづく思います。

当時、飼育2年目の私にもビギナーズラックが訪れ、手持ちの山梨産♂にオークションで落札した48mm♀(当時は大型で、2600円で落札)を交配したところ29.6gの幼虫が出現しました。
30g幼虫がめずらしい時代ですから、天秤にのせた瞬間手が震えました。
結局、77.3mm止まりでの羽化でしたが、喜びよりもとても残念な気持ちだったことが忘れられません。
それは、サイズが伸びなかったことにではなく、フォルムバランスのあまりの悪さに対する絶望でした。
その時、オオクワガタは、いくら大きくてもフォルムバランスが悪ければカッコ悪いことを痛感!顎の貧弱な山梨産から手を引いたのでした。
あの時の思い出が、今の私の原点になっていると思います。

ふとこんなことを思い出して書いてみましたが、思い出は尽きないので、また書こうと思います。
[ 2010/07/16 22:04 ] 個人的意見 | TB(-) | CM(-)

温度計の誤差

温度計比較

オオクワガタの幼虫飼育を考える上で温度はきわめて重要です。
変温動物であるクワガタは、管理温度によって成長速度も変わってくるため、温度調節は正確に行う必要があるでしょう・・・。
しかし、その基準となる温度計がまちがっていたらデータにも影響してきます。

本日紹介する温度計は、私が所有している6種類の温度計を同じ場所で測定表示したものです。
このように、温度24.3℃から25.4℃まで・・・。
湿度も46%だったり64%だったり・・・。
これでは、ちょっとバラツキすぎではないでしょうか・・・。

デジタルは、小数点以下まで表示できるため正確だと思い込んでいますが、意外とアナログの方が正確に思えてきます。
おそらくこれらの中では、アナログと右2個が正しい数値に近いだろうと判断しています。

そこで、問題が生じてきました。
先日紹介した床下温度24.1℃~25.1℃は高め表示だったということです。
最近、色々な温度計で再検証してみたのですが、どうも23.5℃平均のようです。
初2令幼虫の飼育温度としては、23.5℃は低すぎます。
7月スタートでこの温度では、良い結果を望むことは難しいでしょう・・・。
5~6月に温室で温度アシストしておいてから床下へ移動などの工夫が必要ではと考えている今日この頃です。

みなさんのところの温度計は大丈夫でしょうか?
[ 2010/07/13 19:14 ] 温度 | TB(-) | CM(-)

♀の産卵について

♀の産み切りに関する質問がありましたので少々・・・。
オオクワ♀の生態に詳しい訳ではありませんので、観察される現象を根拠として考えてみます。

まず、交尾を完了した♀の産卵能力維持期間について
もし、夏に少数の卵を産卵させて中止し、冬眠越冬させた♀がいたとして、越冬後は未交尾で産卵セットに入れた場合どうなるか?⇒温度・湿度、産卵木などの条件がそろえば普通に産卵します。
この事実から、♀は長期間、腹の中に精子もしくは卵を保持できるようです。
この能力を利用して、寿命が短そうな♂と秋までにペアリングさせてから冬眠させ、翌春に未交尾で産卵セットを組む人もおられるようです。

私が、わからないのは、上記の場合、♀の腹の中には、たくさんの卵があるのか♂のたくさんの精子があるのか?
ここからは、仮説の域を出ませんが、もしたくさん卵を持っているのならカメのように一気に産み落とすのでは?
しかし、オオクワ♀が産む卵は1日1~2個であることを鑑みると、卵が1個ずつ作られ、それにプールしてある精子が受精して産み落とされるのではないかと考えますが、果たしてどうでしょう・・・?

では、次に産み切り現象について
オオクワ♀も産卵セットに入れておけば無尽蔵に産卵する訳ではありません。
数頭~数十頭まで個体差があります。
一度産み切ってしまえば、追加交尾をしない限り産卵はしないようです。
その証拠に、前年使ったペアを翌年もペアリングして使った場合に失敗する例があることからもわかります。つまり、冬眠からの覚醒不十分などの原因で、交尾が完全に完了しなかった場合は、前年成功したペアからでも1個の卵さえ採れないことがあり、その事実からも産み切っていると考えるのが自然でしょう!
また、こんな例もあります。
私の2006年ブリードの久留米は、♀49.5mmにインラインで♂を交配してお尻のはみ出た♂が連発しました。
翌年、同じ♀にメルリン久留米79mmを交配して産まれたWK07系の中には、お尻のはみ出した♂は1頭も出て来なかったことから、前年の精子は引き継いでいないと考えられます。つまり産み切りです。

つい先日、能勢アウトラインの3本目を割り出しましたが、1~2本目では発見しなかった孵化しない卵が3個も出てきました。
これは、私の推測ですが、♀の腹の中にプールされていた精子が使い切られ、受精させることができなかったのでは・・・。
これまでの事例を総合すると、産み切り現象にも卵を作り切った産み切りと精子を使いきって受精させられなくなった産み切りがあるのではないでしょうか・・・。

一方、1頭の♀をどれくらいの期間休ませて追加交尾をすれば再び産卵するのかは不明です。春と秋のように間隔をおいて追加交尾させれば産卵するとの報告は目にしますが・・・。

せっかくなので、未だに私が疑問に思っていることを聞いてください。
1頭の♀に2頭の♂を連続してペアリングし、双方とも交尾成立した条件で産卵セットに入れた場合、産まれてくる卵は、どちらの形質をどのように継承するのでしょうか?
先に交尾した♂の精子優先?後から交尾した♂の精子優先?双方の精子をプールして産み落とすときにランダムに受精?どれでしょう?
このことを証明するならホワイトアイを使えば検証できるでしょうねっ!
ただ、学問的おもしろさはあっても、私には現実的問題ではないので遠慮しておきますが・・・。

ところで、私がオークションに回すほど産卵させている理由ですが、今年の♀をすべて産み切りで終えておきたいからです。
そしておけば、今年の♂の影響を出にくくして、来年は他の♂とペアリングする楽しみができます。
その計画に応えるかのように84.5mmが登場してきたのですからうまくいったと思っています。
ただ、完全産み切りの確認方法を示せと言われると困りますが、手間でも今年使用した♀を来春一度未交尾で産卵セットに入れて卵を産まないことを確認すれば可能です。
[ 2010/07/12 01:13 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(-)

床下の威力

床下温度のモニタリングを続けています。
1週間前に24.2℃で最高最低温度計をリセットし、本日チェックしてみました。
1週間の変動が24.1~25.1℃で、予想以上の安定した結果に驚いています。
確認したのが本日15時でしたが、その時の外気温は34℃、北側物置でも30℃、2階部屋に至っては33℃の中、床下は25.0℃でした。
yukashita

こんな感じの床下ですが、床フタを開けると鍾乳洞を思わせるような涼しい風が吹き上げてきます。

御覧のように、産卵セットは直接置いたりもしていますが、同じ群をまとめて出し入れし易いようにダンボールにいれて置いています。
本日は、久留米アウトライン83.2×51.7、インライン81.7×52.6から採れた幼虫をランダムに2種類の菌糸ビンに入れて、床下群と温度管理群に振り分けておきました。
2本目の割り出し群も床下VS温度管理に振り分け、サンプルをもう少し増やしておく予定です。
基本的には、817ラインをメインで飼育することになるので、832アウトラインはオークションに回ることになりそうです。

今年は、すべての♀を来年以降に違う♂と交配させることも考慮して、産み切りにさせておきたくキッチリ採卵をしています。
そしておかないと、産み残しが来年まで残る可能性がありますので・・・。
[ 2010/07/05 18:39 ] 観察 | TB(-) | CM(-)
Profile

Author:waizu

Access Counter
Category
管理人のHP

Waizu Dorcus Office

月別過去ログ

2017年 03月 【14件】
2017年 02月 【2件】
2017年 01月 【5件】
2016年 12月 【5件】
2016年 11月 【2件】
2016年 10月 【3件】
2016年 09月 【1件】
2016年 07月 【1件】
2016年 06月 【4件】
2016年 05月 【7件】
2016年 04月 【2件】
2016年 03月 【1件】
2016年 02月 【2件】
2016年 01月 【1件】
2015年 12月 【3件】
2015年 11月 【2件】
2015年 10月 【6件】
2015年 09月 【1件】
2015年 08月 【3件】
2015年 07月 【8件】
2015年 06月 【7件】
2015年 05月 【8件】
2015年 04月 【2件】
2015年 03月 【4件】
2015年 02月 【4件】
2015年 01月 【2件】
2014年 12月 【6件】
2014年 11月 【6件】
2014年 10月 【2件】
2014年 09月 【3件】
2014年 08月 【24件】
2014年 07月 【7件】
2014年 06月 【4件】
2014年 05月 【3件】
2014年 04月 【3件】
2014年 03月 【6件】
2014年 02月 【1件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【5件】
2013年 11月 【4件】
2013年 10月 【1件】
2013年 09月 【1件】
2013年 08月 【6件】
2013年 07月 【6件】
2013年 06月 【3件】
2013年 05月 【7件】
2013年 04月 【7件】
2013年 03月 【3件】
2013年 02月 【12件】
2013年 01月 【12件】
2012年 12月 【5件】
2012年 11月 【23件】
2012年 10月 【9件】
2012年 09月 【1件】
2012年 08月 【1件】
2012年 07月 【3件】
2012年 06月 【10件】
2012年 05月 【3件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【1件】
2012年 02月 【3件】
2011年 12月 【4件】
2011年 10月 【4件】
2011年 09月 【1件】
2011年 08月 【11件】
2011年 06月 【2件】
2011年 05月 【6件】
2011年 04月 【8件】
2011年 03月 【7件】
2011年 02月 【6件】
2011年 01月 【5件】
2010年 12月 【15件】
2010年 11月 【5件】
2010年 10月 【6件】
2010年 09月 【2件】
2010年 08月 【5件】
2010年 07月 【6件】
2010年 06月 【3件】
2010年 05月 【2件】
2010年 03月 【7件】
2010年 02月 【1件】
2010年 01月 【2件】
2009年 12月 【1件】
2009年 11月 【3件】
2009年 10月 【7件】
2009年 09月 【2件】
2009年 08月 【2件】
2009年 05月 【2件】
2009年 04月 【5件】
2009年 02月 【5件】
2009年 01月 【2件】
2008年 11月 【2件】
2008年 09月 【1件】
2008年 07月 【1件】
2008年 06月 【4件】
2008年 03月 【2件】
2008年 02月 【1件】
2007年 10月 【1件】
2007年 07月 【1件】
2007年 06月 【1件】
2007年 05月 【3件】
2007年 04月 【3件】
2007年 02月 【1件】
2006年 12月 【5件】
2006年 11月 【4件】
2006年 10月 【2件】
2006年 09月 【3件】
2006年 08月 【5件】
2006年 07月 【4件】
2006年 06月 【7件】
2006年 05月 【5件】
2006年 04月 【5件】
2006年 03月 【5件】
2006年 02月 【13件】
2006年 01月 【3件】

全記事表示リンク
Mail

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR