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3割3分3厘の死亡率

これが、野球の打率や競馬騎手の連対率なら立派なものでしょう・・・。
しかし、あるラインのオオクワ幼虫の死亡率です。
27頭を初令で投入し、2本目へのビン交換時までに9頭が落ちて行きました。
ほとんどが、痕跡を残さず初令の早い段階で落ちたようですが、先日こんなのもいました。
能勢死亡例
食痕が認められたため、てっきり順調に居食いしていると思っていましたが・・・(^_^;)
大きさからみて、3令脱皮直後と思われます。

最近は、自身のブログ更新はおろか他のクワブログを見に行く機会も少なくなり、世情に通じていないのですが、血統による高死亡率、菌床による高死亡率が指摘されているようですね!

では、その原因はどこにあるのでしょう・・・?
ここをハッキリとしておかなければ、来年以降に自身が困ることになります。
一方、原因究明をせずに推測だけで個人的意見を展開すると、初心者を惑わせ、その血統の作出者や菌床生産業者のイメージダウンもつながり、迷惑をかけることになりかねません。
まずは自分に不手際がないかをハッキリしてからでないと、無責任なことは言えませんから・・・。

推測できる可能性が複数あり、そこから絞り込むには、消去法であっても消すだけの根拠が必要となります。

菌床問題に関しては、数名の信頼できるブリーダーに状況を聞いてみましたが、現時点では異常なしとのことでした。

この3割3分3厘は、たまたま私が交配したペアの子の体質が弱かったのだろうと思っていますが、それを証明しきれる根拠もないのが現状です。
初令でこれだけ落ちたのであれば、これから成虫になるまでにも落ちる可能性は高いのではと懸念されるため(あくまで推測ですが・・・)、このラインは成虫になるまで手放さないことにします。
オークションなどでお譲りして期待を裏切っては迷惑となりますので・・・。
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[ 2010/09/27 12:58 ] 観察 | TB(-) | CM(-)

温度計の精度について

一昨日は、標準温度計を紹介しました。
あの記事を読んで、精度の高い温度計が必要だと思われた方がおられてはいけませんので、確認しておきます。

私が標準温度計を購入した目的は、単に日々遭遇する環境の正確な温度を知りたかっただけのことです。
(例えば、この猛暑の中での床下や成虫管理区域などの正確な温度)

温度計の精度を上げたからと言って、飼育成績が向上する訳ではありません。
そもそも温度計精度に関係なく、幼虫飼育における最適温度を確定させること自体が難しいのではないでしょうか?
それは、オオクワ産地による差、菌床の菌種による差、飼育地域の湿度の差などの影響で、すべての国産オオクワと多種多様な菌床に共通する最適な統一温度は、存在しないのではと思えるからです。

よって、各人が所有する産地とお気に入り菌床を使い、個別に最適温度範囲を探すことが必要なのではないでしょうか?
そうなれば、標準温度は必要なく、各人の所有する温度計の数値が、いくらを表示する環境の時によい結果が出るのかがわかればよいことになります。
付け加えると、一般人が行える温度管理の精度から見ても、温度計に高い精度は必要ありません。

また、質の高い温度管理が行えたとしても、幼虫自身がある程度の温度変化には適応できる能力を備えているため、少々の温度差は、その能力で相殺されてしまうのではとの懸念もあります。
つまり、一般的に成長期のオオクワ幼虫に設定される24~27℃の温度帯の中に最適温度が点として存在するのではなく、この範囲内に個体差も伴ないながら、順応範囲というある程度の幅を持って存在すると考えるのが、自然ではないでしょうか・・・?
さらに、幼虫の腸内バイクテリアや菌糸にも最適活動温度が存在するはずです。
これら複数のパラメーターの重なるところが、最高の設定温度になるはずですが、容易に検証できそうもありません。
個別に検証することは、まずできないでしょうから、何点かの温度設定をして、温度以外の条件を統一して、羽化サイズで比較すれば見えてこないでしょうか?
いつも思うのですが、クワガタ幼虫の検証の場合、同腹という統一されたサンプル数に限りがあることが問題となります。
地道にデータを蓄積しながら傾向を見て行くしかなさそうです。

初2令時、3令成長期、熟成期、蛹化促進時、蛹期間の設定温度をもう少し正確に検討してみようと思います。
[ 2010/09/02 23:49 ] 温度 | TB(-) | CM(-)
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