waizuの観察記録や検証結果を公開しています

2012年も終わりますねぇ・・・

先週は、初めてインフルエンザというものに罹り、ほぼ1週間寝ていました^^;
ワクチンを接種していましたが、1年間の疲れが出たのでしょう・・・。
おかげで、今週はそのシワ寄せで多忙な毎日を送っています。

ところで、一昨日は息子(高一)の3者懇談に行ってみました。
模試のデータを見てガックリ・・・。
偏差値と言うのは、シビアに実力を評価をしてくれるため、現実の厳しさを知ることができました。

一方、私のブリード成績も似たようなものだなぁ・・・と現実の厳しさを思い知らされています(笑)
インフルで休んでいた時間を利用して、あちこちのブログを閲覧して回りましたが、すごい時代が到来したことを痛感!
41gオーバーもそうですが、アベレージの高さに驚いています。
明らかに世間の成績は飛躍的に向上しているのではないでしょうか!
「種親」「飼育環境」「飼育数」「モチベーション」を高い次元で揃えないとあのような成績は出せないでしょうねぇ・・・。
ところで、Gullさんの41.1g幼虫の血統を見ておもしろいことがわかりました。
♀親の53.5mm(P8351)の背景です。
このP8351は♂83.1mm(847同腹)×♀51mmの略ですが、この51mm♀は自然早期羽化したP7952です。
今年は、能勢YG物語を連載する中で、私自身が準ギネス系を勉強することができましたが、その中でP7952は消えゆくラインなのでは・・・と半信半疑でした。
この度の結果からは、累代を重ねる中で、また配合の相性によって復活してきたように感じています。

さて、気がつけば今年もあと3日となりました。
毎年この時期になると「来年こそはっ!」との思いが湧き出て来ます(笑)
来年も交配努力を重ねながら挑戦し続けるのみです!!
また、来年もあれこれ検証してみたいと思っていることがあり、個人的には楽しみが満載です。

みなさんのブリード2012はいかがでしたでしょうか?
満足できたと言える人は少ないと思います。
ほとんどの方が先頭集団の成績を見て、ため息をつかれたのではないでしょうか?
2013年が全ブリーダーの飛躍の年となることを祈念して本年のwaizuのブログを終了します。
今年もたくさんの方々に閲覧頂き、またコメントを頂戴しありがとうございました。
来年もまたよろしくお願い致します。

それでは、みなさん、よいお年を!



スポンサーサイト
[ 2012/12/29 00:04 ] 未分類 | TB(-) | CM(24)

飼育経過報告2012-能勢YG編-

今日は能勢YGの飼育経過について報告します。

最終的に手元に残した幼虫数と早期羽化♀数は以下のようになり、♂成績は32g以上を掲載します。
5番 ♂10 ♀11(内7頭早期羽化)
   ♂:34.4g、34.2g、32.3g、32.0g

6番 ♂8 ♀10(内5頭早期羽化) 1本目で★1 
   ♂:35.6g、33.7g、32.1g

7番 ♂12 ♀4(内2頭早期羽化)
   ♂:33.6g、32.5g

8番 ♂7 ♀4(早期羽化なし)
   ♂:33.7g、32.3g、32.1g

9番 ♂7 ♀9(内1頭早期羽化)
   ♂:36.7g、34.3g、33.6g、33.6g、32.5g、32.0g

10番 ♂9 ♀9(内2頭早期羽化)
   ♂:36.4g、34.1g、33.3g、33.2g

例年と異なることは、今年は♂中心の温度管理を行い♀への配慮を行わなかったことが原因で、強制早期羽化以外にも早期羽化を出してしまったことです。
しかし、来年にブリードできる♀の確保とプレ企画が開催できたため、これはこれでよしとしましょう!?

♂の成績に関しては、個人的にはすべての個体にあと1gをプラスしたくらいの成績を期待していただけに少々物足りません。
しかし、今後の伸びに期待し丁寧に飼育すれば、よい結果が出る可能性は充分あるため、上記22頭の精鋭に期待しています。

そう言えば、6番と10番の初令幼虫をオークションで譲渡していますが、私の手ごたえから見ても決して悪くないと思います。特に10番は♀も体重が乗っていてよい感じです!
よって、10番ラインの1番早期羽化♀の良さがある程度確認できたことにもなり、私のところの866同腹直仔もよい仕事をしてくれる可能性が高まったと思っています。

精鋭22頭に期待する言いましたが、オオクワガタは完品で大きく羽化してナンボです。
途中経過はあくまでも目安でしかないことを肝に銘じて適切な管理に徹したいと思います。

以上、簡単ですが途中経過報告とし、詳細は羽化後に報告させて頂きます。
来春も厳しい現実が待っていそうな気がしてなりませんが・・・^^;
いや、今から弱気ではよい結果は望めませんね!前向きに行きます!!
[ 2012/12/09 00:14 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(10)

驚異の死亡率54.3%

このブログを読んだブリーダーからメールが届きました。
血統も腕も申し分ない方からの報告ですが、今まで遭遇したこともない驚異の死亡率ラインが出たそうです。
他のラインと同じように処理してスタートした菌床飼育が46頭らしいのですが、1本目で25本に食痕が出なかったそうです。

結局、ビン交換しても幼虫の影も形もなく、1本目割出17頭中12頭★、2本目割出29頭中13頭★だったとか!
なんと、死亡率54.3% \(◎o◎)/

全国的にみれば、これに近いかそれ以上の経験をされた方もおられるのではと推測します。

こんなラインに遭遇するとガックリですねぇ・・・。
このラインは、能勢YGですが、血統的には決して濃くなってはいない配合です。

ちょっとビックリしたので紹介させてもらいました。
[ 2012/12/05 22:05 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(10)

幼虫死亡率に関する考察(補足編)

昨日のブログでは、幼虫の高い死亡率が血の濃さだけでは説明できないことを確認しました。
では、他の原因として虚弱体質のような遺伝的素因が存在していて、それが継承される可能性はどうでしょうか?
私は、以前より少なからず遺伝もあるのではと思っていましたが、これも違う感触を得ています。
そこで、今日は遺伝による継承を否定する事例を採りあげてみます。

そのためにまず、能勢5番の種親♂83.8mm、♀53mmの同腹を含めた飼育経過を確認しておきます。
このラインはマサレッドさんの2010年能勢8番で、27頭が飼育され以下のような経過をたどっています。
27頭→1本目★4頭→2本目★6頭→3本目以降★4頭
このように飼育途中で14頭が脱落し無事に羽化したのは48.1%に相当する13頭だけとなっています。

次に私の能勢1番の飼育経過を確認しておきます。
初令幼虫27頭→1本目で★9頭→2本目★なし→蛹期間★2頭→羽化不全2頭
このように13頭が脱落し無事に羽化したのは51.9%に相当する14頭だけです。

以上のように、この2ラインとも約5割が脱落しています。
当初は、これらはインラインで血が濃くなっていることが原因と考え、これ以上インライン交配を継続することは危険ではないかと考えましたし、周りからもこれ以上はやめた方がよいのではと言われました。
結局、能勢1番早期羽化♀にはインラインを避けて871同腹♂を交配した能勢10番ラインとしましたが、怖いもの見たさで能勢5番は、死亡率の高い上記ラインのインラインとしてみました。
結果は、3本目交換までみて、5番は★なし、10番は3令で♂が1頭★となっただけです。
もし、強弱体質の素因があり、それが遺伝しているのであれば、もっと高頻度で★が出るハズです。
ただ、最終的に羽化するまでを追いかけて検討するべきでしょうし、もう1~2世代後まで累代してみないと隔世遺伝のように継承されている可能性もあり、まだ結論付けることはできませんが、現状では予想外の経過をたどっています。

オオクワ飼育途上ではまだまだわからないことがたくさんありますが、丁寧に一つ一つの事例を検証し、予測される因子を否定し消去していくことも真実に近づいていくためには重要だと思っています。
また、多くの事例を掌握しておくことは、ブリードの幅を広げることにもつながっていくと思います。

それにしても、久留米では遭遇しなかった幼虫の高い死亡率が、能勢YGでは突発的に発現するのはどうしてなのでしょう?
なかなか答えを見つけるのは難しそうです。
[ 2012/12/04 23:11 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(3)

ブリード2012の初令幼虫死亡率と考察

能勢の飼育経過を報告しようと思いましたが、今年は忙しかったため飼育表の管理がおろそかになっており、まずは飼育データの整理から始めないといけないようです。

整理を開始してみて、やっと全体像が明らかになりました。
ブリード2012の初令幼虫割出数は、久留米58頭、能勢125頭の計183頭であることがわかりました。
今更かと自分でも思います。
久留米3ライン、能勢6ラインですべて産みきりと思われるまで産卵させてみましたが、今年は爆産に巡り会うことはなく、全体的に幼虫が採れていません。
各ラインの初令幼虫割出数は下記の通りです。
(久留米)5番16頭、6番16頭、8番26頭・・・計58頭
(能 勢)5番21頭、6番23頭、7番16頭、8番22頭、9番16頭、10番27頭・・・計125頭

この中からオークション、里子等で手放したものは、久留米25頭、能勢24頭となり自己ブリードは133頭でのスタートとなっています。
これから能勢の♂♀比や早期羽化個体数も把握した上で成績について報告しようと思いますが、今日は死亡率について触れておきます。

昨年は、能勢1番が1本目のボトルで3割以上が★となり、今年も死亡率の高いラインに遭遇するのではと心配していましたが、133頭でスタートして1本目で★となったのはわずかに2頭だけでした。
一般的に★や羽化不全率が高い場合、血の濃さによる弊害として説明される傾向がありますが、どうも違うようです。
今年インラインで交配したのは能勢5番と能勢8番ですが、★が出たのは久留米5番と能勢6番での1頭ずつでした。
知人からの情報で、能勢YGアウトラインから3割を超える死亡率が報告されていることから考えても、死亡率が高い場合の原因を血の濃さだけで片付けるのは間違っていると言えるでしょう。

もうひとつおもしろいことがあります。
それは、今年の2死亡例がどちらも菌糸プリンカップで1週間以上一時保管した後に800ボトルに投入していることです。
オオクワ飼育情報の中には、割り出し時の幼虫への傷害による死亡で菌糸ビンを無駄にしないよう、発酵マットなどでの一時保管が推奨されているものがあります。
確かに下手な割り出しをすると上記操作が必要になりますが、今回の結果から判断すると、適切な手技で割り出すことができれば、直接800ボトルに投入した方が効率的です。
また、2死亡例が共に一時保管組であることから、エサに慣れた状態で投入しても★となるものは出てくることがわかりましたので、その意味でも一時保管という行程が必要であるとの根拠も乏しいのではないでしょうか?
ただし、上手に割り出すには慣れと経験も必要ですが、割り出しやすい材の選別、割り出し方、幼虫専用ピンセットの使用など、環境や手技を見直すこともポイントになると思います。
[ 2012/12/03 13:29 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(4)
Profile

waizu

Author:waizu

Access Counter
Category
管理人のHP

Waizu Dorcus Office

月別過去ログ

2017年 05月 【2件】
2017年 04月 【6件】
2017年 03月 【15件】
2017年 02月 【2件】
2017年 01月 【5件】
2016年 12月 【5件】
2016年 11月 【2件】
2016年 10月 【3件】
2016年 09月 【1件】
2016年 07月 【1件】
2016年 06月 【4件】
2016年 05月 【7件】
2016年 04月 【2件】
2016年 03月 【1件】
2016年 02月 【2件】
2016年 01月 【1件】
2015年 12月 【3件】
2015年 11月 【2件】
2015年 10月 【6件】
2015年 09月 【1件】
2015年 08月 【3件】
2015年 07月 【8件】
2015年 06月 【7件】
2015年 05月 【8件】
2015年 04月 【2件】
2015年 03月 【4件】
2015年 02月 【4件】
2015年 01月 【2件】
2014年 12月 【6件】
2014年 11月 【6件】
2014年 10月 【2件】
2014年 09月 【3件】
2014年 08月 【24件】
2014年 07月 【7件】
2014年 06月 【4件】
2014年 05月 【3件】
2014年 04月 【3件】
2014年 03月 【6件】
2014年 02月 【1件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【5件】
2013年 11月 【4件】
2013年 10月 【1件】
2013年 09月 【1件】
2013年 08月 【6件】
2013年 07月 【6件】
2013年 06月 【3件】
2013年 05月 【7件】
2013年 04月 【7件】
2013年 03月 【3件】
2013年 02月 【12件】
2013年 01月 【12件】
2012年 12月 【5件】
2012年 11月 【23件】
2012年 10月 【9件】
2012年 09月 【1件】
2012年 08月 【1件】
2012年 07月 【3件】
2012年 06月 【10件】
2012年 05月 【3件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【1件】
2012年 02月 【3件】
2011年 12月 【4件】
2011年 10月 【4件】
2011年 09月 【1件】
2011年 08月 【11件】
2011年 06月 【2件】
2011年 05月 【6件】
2011年 04月 【8件】
2011年 03月 【7件】
2011年 02月 【6件】
2011年 01月 【5件】
2010年 12月 【15件】
2010年 11月 【5件】
2010年 10月 【6件】
2010年 09月 【2件】
2010年 08月 【5件】
2010年 07月 【6件】
2010年 06月 【3件】
2010年 05月 【2件】
2010年 03月 【7件】
2010年 02月 【1件】
2010年 01月 【2件】
2009年 12月 【1件】
2009年 11月 【3件】
2009年 10月 【7件】
2009年 09月 【2件】
2009年 08月 【2件】
2009年 05月 【2件】
2009年 04月 【5件】
2009年 02月 【5件】
2009年 01月 【2件】
2008年 11月 【2件】
2008年 09月 【1件】
2008年 07月 【1件】
2008年 06月 【4件】
2008年 03月 【2件】
2008年 02月 【1件】
2007年 10月 【1件】
2007年 07月 【1件】
2007年 06月 【1件】
2007年 05月 【3件】
2007年 04月 【3件】
2007年 02月 【1件】
2006年 12月 【5件】
2006年 11月 【4件】
2006年 10月 【2件】
2006年 09月 【3件】
2006年 08月 【5件】
2006年 07月 【4件】
2006年 06月 【7件】
2006年 05月 【5件】
2006年 04月 【5件】
2006年 03月 【5件】
2006年 02月 【13件】
2006年 01月 【3件】

全記事表示リンク
Mail

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR