waizuの観察記録や検証結果を公開しています

本年最初の羽化♀個体

先日、本年最初の羽化♂を紹介しましたが、♀では4月の初めに羽化を確認していました。
あくまでもビンの外から見えるものの中での最初で、内部で居食いしているものの中にはすでに羽化しているものもいることでしょう・・・。

本日その♀を出してみましたが、大きかったので測定してみました。

WN901_556.jpg

能勢9番(WN901)
5/6  初令投入 HS800
7/25   16.7g HS800
10/20  16.5g HS800
※幼虫時頭幅10.6mm
4上旬羽化
サイズ55.6mm  頭幅15.6mm  前胸幅22.4mm

最近では、別に珍しくもないサイズですが、私にとっては♀のマイギネス更新です(^^♪
能勢9番は、ブリード2012で最も手ごたえを感じたラインでしたが、やはり♀も大きくなりました。
♂の羽化サイズが楽しみになってきました。
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[ 2013/04/21 20:04 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(22)

本年最初の羽化♂個体

昨日、PPボトルの外から♂が1頭羽化していることがわかりました。
完品なら縁起がよいと思い、本日菌糸表面だけ掘ってみましたが、きれいな個体でした(^^♪

WN10-06羽化翌日b

これは能勢10番になります。
5/6  初令投入
8/6  26.2g
10/20 33.3g
4/14  羽化
特に大きくもありませんが、特に小さくもない感じがします。
2月から温度を上げて来ましたが、これからの2週間でほとんどが羽化してくる見込みです(^^♪

昨年は、早めにスタートさせたため、このラインは、昨年の今頃にはすでに産卵が終了していました^^;
さすがに早すぎたことを教訓に今年はまだ産卵セットを我慢している状況です。
[ 2013/04/15 16:59 ] ブリード2012 | TB(-) | CM(20)

監視下ペアリングの動画―失敗編―

前回は、執念で交尾を成立させた♂の1例を紹介しましたが、同じ♂どれまでの苦労を紹介してみます。
このペアは、♂♀共に私がブリードしたもので、♂は能勢2番84.6mm、♀は能勢1番54.6mmです。
概略を説明すると、このペアはペアリング開始15分で♂が意欲を見せ始めました。
最初に示す動画はその時のもので、♀が両後ろ足で♂の行動を拒否したシーンです。
とても短い動画ですが、まずはご覧ください。



これ以降は、♂が果敢に交尾を迫りますが、下手な行動を数分の間に4回くらい繰り返しました。
次の動画は、その中でも最も長い行動を示したもので、遠くから眺めていると成功したように見えてしまう紛らわしいものです。



以前、偽交尾(私が勝手に使っている表現)として紹介したのはこの中の場面で、静止画像として切り抜きました。
このように一見かかってそうで、よ~く見ると不成立です。

今日は、文章では表現できない部分を伝えようと思い動画で紹介しましたが、監視下でのペアリングも近くでよく見ないと騙されることがおわかり頂けたのではないでしょうか?

また、前回と今回の動画から、いくら下手でも意欲のある♂であれば、それほど苦労なく交尾成立までたどり着けるとも言えるのではないでしょうか?
ご参考までに!
[ 2013/04/13 15:51 ] ハンドペアリング | TB(-) | CM(16)

ペアリングに執念を見せた♂の1例

今月に入り失敗例も含めると20例を超える監視下ペアリングを観察てきました。
たまたまビデオを向けている時に面白い動画が撮れたので記録として残しておきます。

通常のペアリング成功例では、♀はジッとして受け入れ態勢であることがほとんどです。
しかし、本日紹介する例は、ご覧頂けるとわかりますが、逃げる♀を追い詰め交尾に持ち込み、さらに逃げる♀を執念で交尾成立まで至らせています。
では、こちらをどうぞ!



いかがでしたでしょうか?
実は、この♂は先日交尾の下手な♂として紹介した個体です。
同居させて15分後くらいから下手な試みを頻繁に繰り返し、23分後にやっと40秒の交尾を成功させましたが、その1回目もこのような逃げる♀に引きずられながらの交尾でした^^;
この動画はそれから2~3分後の2回目のものです。

やはり、交尾成功のカギは♂にあると思います。
どこまで、やる気があるかではないでしょうか!?(笑)

今回、いくら下手な♂でも30分以内には2回成功させた事実を確認できました。
そうなると、1週間前後も同居させる一般のペアリングの場合、交尾が下手で失敗している例は少ないのではないでしょうか?

また、一般的に、ペアリングを成功したペアはおとなしく一緒にいますが、このように逃げ回る♀がいることもおもしろいですねっ!
今回のような成功に遭遇すると、このペアリング場の広さと形状(直径11センチの円形)がよかったとも思えます(*^^)v
[ 2013/04/12 06:53 ] ハンドペアリング | TB(-) | CM(10)

ペアリング場の1例

監視下ペアリングを試す方の結果が二分しています。
スムーズに成功される方と全くうまく行かない方です。

いくつかメールでの問い合わせもありましたが、結局は♂の個性や気持ちに左右されるのではないでしょうか?
ペアを狭い空間で一緒にして静かに見守るだけの手法に技能とか関係ありませんから・・・。

容器に関する質問もありましたので、私の監視下ペアリング場も紹介してみますが、円形の狭い空間であれば何でもよいと思いますので、あくまでも1例です。
昨年動画で紹介したものは容器が浅く、時々♂が逃げ出していました^^;
次に透明プラ容器1400も試そうと思いましたが、底の中央が高くなっていて土台が不安定になることと、両手が入らないため、トラブル時に迅速な対応ができないと思い見送りました。

そこで、今年から採用しているのが100均で見つけたこれです。
監視下ペアリング容器

監視下ペアリング容器2
中はこんな感じですが、底敷きもフタも必要ありません^^;
口の広さは15㎝くらいです。

監視下ペアリング底底敷きは段ボールを直径11㎝の円形に切り、布を貼りつけます。
左が表、右は裏ですが、裏は見えないので布がずれないようにしっかりガムテープで固定してあります。
布はすべり止めになれば何でもOKですが、私は撮影時に見た目をよくするためブルーのものを選びました。

監視下ペアリング容器3
このように底敷きを入れて完成です。
一時は、3個用意して同時にペアリングを組み確率を高めていましたが、意外にかかりやすかったことと観察に集中するため、最近は1~2個で監視しています。
このペアリング場の長所は、口が広く両手を入れることができるため、♂が♀を挟んだ時でも瞬時に両手で左右の大顎をつかみ救済できることと、土台が安定していることでしょうか・・・。

この容器だから特に成功しやすいとも言えないでしょうが、今年はこれで順調です!
[ 2013/04/09 21:16 ] ハンドペアリング | TB(-) | CM(10)

交尾の決定的瞬間!

監視下ペアリングは決して難しくないことを紹介したところ、あちこちでチャレンジ頂いたようですねっ!
その結果、多くの方々によって再現性が示され、監視下ペアリングの実用性が証明されたと思っています。

この検証は、監視下ペアリング個体の産卵結果まで追跡しないと完結しませんが、現時点ではよい感じではないでしょうか?

私も今回は綿密な観察を行っていますが、その中で発見がありました。
それは、挿入の下手な♂による偽交尾です。
まずはこの画像をご覧ください。
偽交尾

このように、♀側も受け入れ体勢に入っているにもかかわらず、♂の交尾器が的外れの場所ばかりを探って目的の場所を特定できない現象です。
この状況のまま約30秒が経過し、結局不成立のまま離れてしまいました。
もし、少し離れた位置から見ているとかかったように見えてしまうことでしょう・・・^^;
この現象を発見して以来、交尾が始まってからはできるだけ近づいて確認するようにしています。

では、次に完璧にかかった瞬間の画像を紹介しておきます。
交尾への執念

めったにないと思いますが、偽交尾にだまされないように注意しましょう!
こんな見落としで失敗していては、確実性を売りにしている監視下ペアリングの意味がなくなってしまいますから・・・。


[ 2013/04/07 21:17 ] ハンドペアリング | TB(-) | CM(14)

監視下ペアリングのすすめ

監視下ペアリング??
どんな手法だろう?と思われたことでしょう^^;
要はハンドペアリングです。

ところで、ハンドペアリングとの表現はいつ始まったのでしょう?
私には、クワガタには不適切な気がしてなりません。
本来、ハンドペアリングとは蝶などで始められた人工交尾の手法で、♂と♀を左右の手に持ち、交尾器を接触させて交尾を誘発します。
よって、オオクワガタの場合は、手に持っていないためハンドペアリングではありません。
単に見ているだけなので、「監視下ペアリング」が適切なのではと思ってしまいます。
そこで、本日は監視下ペアリングとの表現を使います。
ちょっと、余談でした。

さて、本日の本題ですが、ペアリングに認められるものは何でしょう!?
私は、「安全性」「確実性」「効率性」だと思っています。
累代努力やお金を費やして準備した種親から安全に確実に幼虫が採れなければ元も子もありません。
その上で、効率的に行えれば最高です。

では上記3ポイントを兼ね備えた方法は何か!?
私は、監視下ペアリングだと思います。
まず、監視しているので安全です。
そして、交尾を確認できるので確実です。
再ペアリングの出直しがないので効率的です。

いやいや、監視下ペアリングには根気がいるので効率的ではないと言われる方もいることでしょう・・・。
では、監視下ペアリング成功までには平均どのくらい時間が必要なのでしょう?
そんなことを思ったので、私はいま、時計とストップウォッチを持って、交尾成立までの時間と交尾時間を測定してデータを取っていますが、現在7ラインの交尾を確認できています。
条件を整えてやれば、その日の交尾成立可否の判断は30分程度で可能だと思います。

とにかく、この観察が楽しくて、時間があればやっています。
この検証をスタートする前は、温度管理する暗い場所から明るい場所に出す際、慣れさせる方がよいのだろうか?
暗い場所で行った方が成功率は高いのだろうか?
ペアリング容器の形状や広さで交尾成立までの時間は異なるのだろうか?
自然界では♀がエサを摂取中に交尾することが多いので、♀を10日間絶食させてゼリー摂取中の状況を作り出して♂を入れてみようか?
など、成功確率や成立までの時間短縮を図り効率性をアップできないものかと思案しました。
これらのことも少しずつわかってきたように思います。
今週は、ほぼ毎日1ペアに絞って観察を続けていますが、本当に十虫十色(人間なら十人十色ですが・・・)です。

いま5頭の♂を観察しましたが、1頭だけ非常に凶暴です。
全く交尾意欲を示さず相性の問題かとも思い3頭の♀を試しましたが、すべて挟まれ危うく真っ二つになるところでした。
この♂は結束バンドで顎を縛ろうと思っています。
もしかすると、交尾意欲のない♂は、種なしなのだろうか?との新たな検証課題も出てきました。

何れにしてましても本日の話は、私の検証中の話ですので、研究結果として報告できるのはまだまだ先になると思います。

♂の求愛行動、交尾に入る体勢など観察してみるとおもしろいものです。
興味のある方は、監視下ペアリングを経験してみられてはどうでしょうか?監視下ペアリング
[ 2013/04/02 21:42 ] ハンドペアリング | TB(-) | CM(30)
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