waizuの観察記録や検証結果を公開しています

本年唯一の自然早期羽化個体

こんなタイトルにしましたが、♀は2本返し計画のため、もしかすると羽化しているものがいるかもしれません。
とりあえず、♂に関しては、すべての中でこの1頭だけが予期せぬ早期羽化となりました。

WN14-13-776.jpg

能勢14番No.13
5/21 HS120
6/22 LEV-G800 2令
9/8  LEV-G1400 34.1g(幼虫頭幅13.2mm)
11月末~12月羽化

こんな個体を紹介しても仕方ないのですが、この重さから早期羽化で何mmになるのか気になるところですので、紹介してみました。

サイズは77.6mmです。

この結果からも、3令幼虫の熟成期間が、きわめて重要性であることがわかります。
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[ 2013/12/14 16:19 ] ブリード2013 | TB(-) | CM(12)

酸素濃度モニタリング

もう5年も前のことですが、ずっと菌糸ボトル内の酸素濃度が気になっていました。
どうやったら仮想的にでもおおよその酸素濃度が把握できるだろうか・・・。
うまくモニタリングできれば、それを指標にボトル詰め後の安定期がわかるのではないだろうか・・・。
しかし、酸素濃度センサーを手に入れても、うまい測定方法が思いつきません。
来る日も来る日も実験方法を思案していました。
最終的にこんな感じでの測定に至りました。
酸素測定A

これは、菌糸ブロックをボトルに詰めてから24時間後になります。
8時間後には6%台を記録しています。
24℃以上で管理していれば、概ね6~7日で安定することがわかりました。

ちなみに大気中の酸素濃度は20.9%と言われています。
エベレストの頂上では7~8%、人間の呼気で15~18%のようです。

私は、この酸素濃度計を購入した時、小学時代の理科の実験を思い出しました。
中学時代だったかもしれませんが、サビなどの緩やかな酸化は酸素濃度が0%になるまで進むが、燃焼などの激しい酸化では16%前後で止まるというもの!
早速、はちみつ2000の中でろうそくを燃やし、火が消えてすぐに酸素濃度を測定した記録が残っています。
2008年8月3日に行った実験記録をみると、1回目17.4%、2回目16.1%でした!
ちょっとした感動を覚えました。

さて、気になるボトル内の酸素濃度ですが、フィルターの種類、詰め方、ボトル形状により影響を受けますが、私の実験では、概ね17%前後でした。

人間の呼吸、燃焼、ボトル内は、類似した酸素濃度であることがわかりました。
しかし、人間はこの濃度では体調の不良を訴え始めます。
オオクワ幼虫、成虫は、根本的に低酸素濃度で生命活動を維持できる動物のようですが、果たしてどこら辺から影響が出るのでしょうか?

今年は、5年ぶりにセンサーを取り換えて、新たなテーマで自由研究を楽しんでいます。
何を考えているかは、企業秘密ですが・・・。
[ 2013/12/10 21:24 ] 自由研究 | TB(-) | CM(8)

今期大型幼虫の紹介

低体重からのギネス更新により、幼虫時体重の持つ意味が微妙になっていますが、大きい幼虫が出現すると素直に喜べます!
本日は、どのような配合から大きい幼虫が出現し、どこの菌床で、どのような経過を辿ったかなどが参考になればと思い、35g以上の結果を紹介してみます。

●11月22日交換分
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●12月4日交換分
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WN13-10-366.jpg

WK10-07-357.jpg


まとめると、久留米は♂が37頭いて、30g超えはわずか21頭で、35gを超えたのは2頭だけです^^;
30gUP率56.8%では喜べません。

一方、能勢は、今年の比重を落としたため♂22頭となりましたが、2頭だけが29g台で、あとはすべて31gを超えました。
ちなみに、17頭が32gを超え、7頭が35gを超えました。
90.9%が31gを超えたことになり、私としては満足できる成績です。

当初、37.9gが出た14番に最も手応えを感じていましたが、13番にも魅力を感じます。
以下が13番の成績です。(9頭しか採れなかったことが残念です)
♂:31.5g、33.9g、34.4g、35.6g、36.6g、36.8g
♀:16.3g、17.5g、17.8g

しかし、幼虫時最高体重が他のラインより2~3g抜けていても、羽化してみたらサイズは逆転したことも珍しいことではありません。

幼虫体重につい一喜一憂してしまいますが、羽化させてノギスを当てるまでは、全個体を丁寧に総仕上げしたいと思います。

[ 2013/12/07 00:08 ] ブリード2013 | TB(-) | CM(22)

3本目への交換終了

12月中旬からは忙しくなることが予想されるため、本日ですべてのボトル交換を終了させました。
結局、11月10日に紹介した37.9gが最高です^^;
あの個体は、居食いではなく暴れ食い状態であっただけに意外です。

一方、2本目交換時に34.1gで期待していた個体は、蛹化していました^^;
100日を過ぎて交換したために、運悪く蛹化スイッチが入ってしまったようです。
しかし、自然に早期に蛹化したものは、♀を含めても今のところこの個体だけであるため、これも想定外の結果です。

ちなみに、今年は♀の早期羽化を積極的には行いませんでした。
それは、すでに来年の種親が確保できているためで、これ以上ラインを増やして配合に頭を悩ませたくありませんでした(笑)
結局、もっとも途中経過のよさそうであった能勢14番♀を1頭だけ早期羽化させ、他はほとんど2本返しの予定です。

私のところは、飼育数が少ないのでそんなにたくさん大きいのはいませんが、結果は証拠写真を添えて次回紹介してみます。
久留米は厳しい結果となりましたが、能勢は悪くないと思います。
[ 2013/12/04 19:24 ] ブリード2013 | TB(-) | CM(12)

予期せぬダニ混入ルート

一部の既成ボトルでダニが混入している事例が発生しています。
昨年、私も購入した際、すでにフタの裏をはっている現場に遭遇しましたし、知人からもよく耳にしました。
このような不運なボトルに遭遇した場合、いくらペアリング、産卵セット時からダニ駆除を行い、適正に管理しても意味がなくなります。
それで、今年からの使用を控えています。
もし、現在、しっかり管理していたのにどこから発生したのだろう・・・とダニの混入に違和感のある方がおられたとしたら、既成ボトルに混入していた可能性があるかもしれません。
このような予期せぬ事態が起こりうることも知っておいて頂きたいとの思いで、情報提供してみました。
ダニとは共生していく覚悟が必要なのかもしれませんね^_^;
[ 2013/12/02 12:32 ] 観察 | TB(-) | CM(10)
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