3.22高田馬場決戦が、ougoさん、チョネさんによりブログで熱く報じられました。
あの一日のことだけで、どれだけ長いブログなんだぁ・・・と思いましたので、私も負けじと長文のブログに挑戦してみます(笑)
お二人の記事で、あの日に何が行われたのかはお察し頂けたことでしょう・・・?
要は抜群に歌が上手い訳でもないただの歌好き(私のこと)が、自分の歌い方に陶酔してカラオケバトルを堪能したと言うことになろうかと思います(笑)
勝負ですので一応オオクワ幼虫を賭けて戦いましたが、私の場合はそれが主目的ではありませんでした。
数値で評価されると向きになり、攻略法が存在するものには無類の検証魂が騒ぐという性分によるものでしょうか(笑)
また、歌ではオオクワブリーダーに負けたくない!との大人げない対抗心がそれらを後押ししたとも言えます、。
ところで、この企画ですが、昨年11月には日程が決まり、課題曲も年末には決定していました。
実は、チョネさんより、正月に練習するから課題曲を決めましょう!と年末に連絡を頂きました。
そして、150曲くらの候補曲が送られてきました(@_@)
さすが、自称ジュークボックスと思いました^^;
早速、私のところで3分の1に絞り、その中からougoさんに選んで頂き決定となりましたが、その対応の早さに闘争心を掻き立てられたことは言うまでもありません。
負けず嫌いの私は、2月に入ってから猛練習を開始!
5回ほど一人カラオケに行き、20時間分(5時間×3、3時間、2時間)のデータを採取し作戦を練りました。
まずは、全国平均の高い得点の出やすい歌と点の出やすい歌い方を検証!
今だから言いますが、東京に乗り込んだ時にはもう負ける気はしていませんでした。(笑)
しかし、歌い始めて状況は一変^^;
いつもと部屋の広さもスピーカーの位置も違い聞こえ方が違うのと、いも焼酎効果も加算され、いつもと何かちがうんです(笑)
課題曲5曲を終えたところで、ougoさんには勝てそうな予感がしたものの、チョネさんには6ポイント以上の差をつけられてしまいました。
焦った私は、以降の自由曲は、歌いたい曲ではなく点の出やすい曲の連発、一方のチョネさんは、余裕のアレンジを盛り込んだライブバージョンで楽しそうに伸び伸びと歌いあげる始末・・・。
もう勝敗は決していました。
結果はご存知の通り0.853ポイントの差でしたが、内容は完敗!寂しく東京を後にしたのでした(T_T)
家に帰り、早速敗因を分析!
油断、慢心、飲酒、アウェーでの勝負、気合いの空回り・・・いろいろ考えられますが、敗因はズバリ!
これです!!

これですよ・・・
椅子の上に立ってのサングラス、バンダナもそうですが、マイクの持ち方が違います。
今まで、カラオケボックスでこんな人を見たことがありません。
このオーラにやられました^^;
負けても仕方ないって感じです(笑)
その姿からもイメージが伝わってくると思いますが、彼の歌は見事にライブバージョンにアレンジされていて、聞いていて味もあり、要所にテクニックが感じられ、実に楽しめます!
決して採点ゲームには有利とはならない歌い方ですが、それを承知でこだわったところはお見事です!
カラオケは楽しむものであるという歌のスタンスに「チョネ流」を垣間見ることができました。
この度の事前練習では200回近く歌い、評価画面の写真をすべて撮影して数値をエクセルデータにまとめ検証してみました。
せっかく検証しましたので、このシステムの概要を私なりに紹介してみます。
テレビ番組でもカラオケ対決は有名となっていますが、関ジャニ∞仕分けで使用されている機種も同じライブダムです。
これに搭載された精密採点DXは、音程評価が厳しいことでも有名です。
テレビ番組の中では、音程が減点方式、ビブラート、しゃくり、こぶし、フォールなどで加点されると紹介され、音程グラフの黄色から外れたかどうかが注目されるよう解説されます。
しかし、実際にデータを取ってみると、どうも違う印象です。
それは、音程バーを黄色に塗っても音程正確率が低い場合があり、しゃくり、こぶし、フォールをたくさん揃えてもそれほど点が上がったとも思えません。
ビブラートの数(秒数)は加点されている印象ですが・・・。
ここからは、私の推測も踏まえた考察であることを前提にお願いします。
まず、この表をご覧ください。

これは、歌い終えた後の最初の表示画面ですが、得点と5つの評価項目からなる5角形チャートが表示されます。
上から「音程」「安定性」「表現力」「リズム」「ロングトーン&ビブラート」です。
結局、この5角形の面積が大きければよいだと思います。
そして、次ページで各評価項目の詳細が表示されます。
こんな感じです。

この場合ですと、音程86%、安定性8、表現力8、リズム(5角形チャートから判断して9くらい)、ロングトーン3.5+ビブラート3点=6.5(チャートでは8以上となっているため何らかの加点あり)です。
ここで問題となるのが、音程正確率です。
黄色いバーを外さずに歌っても正確率が低いことを疑問に思い、いろいろ調べてみました。
すると、あの黄色いバーはさらに8段階に分かれて審査されていることがわかりました。
ですから、きっちり正確に歌わないと高得点は望めません。
実は、音程の正確性を知る方法があります。
それは、画面が切り替わる前に左から右に流れる星の色です。
その流れる星は、音程正確率が低下するに従い、「虹色→黄色→赤→青→なし」と変化するため、歌っていながら音程的中率を体感出来ます。
実際に見てみましょう。
これは、私がビデオ撮影したものから抜粋したものです。




こんな感じで、音程正確率に応じて違う色の☆が流れて行きます。
これが分かってから、音程を正確に歌えるよう練習しましたが、素人の私にはこれくらいが限界です。
しかも音程の取りやすいアニメです^^;


一方、このようなアップテンポの曲では、強弱がつけにくく、抑揚ポイントを上げにくいこともあります。
ちなみに、マリオネットのように小刻みに音が変化してロングトーンがない曲では、ロングトーンポイントで苦戦します。
このことも、得点の出しやすさに影響していると思われます。
以上が、私の把握している精密採点DXの概要です。
世の中には、このシステムで95点超えを連発する達人もおられますが、私のような凡人は、89点くらいで頭打ちとなります。
オオクワに例えると85mmくらいでしょうか・・・(笑)
今年のオオクワサイズの目標は、もちろん88.5mmですが、精密採点では95点くらいを出してみたいものです。
この記事は、来年予選突破をめざすougoさんのために書きましたが、ここで公開してしまっては敵を増やしたようなものかもしれませんね^^;
私が冗談半分で、来年は東京地区予選であと二人を選出して4人で対戦しませんか?
と提案してみたところ、全国の歌自慢から反響がありそうですね!?
くれぐれも、常時90点を出せるプロ級の人には、エントリーをご遠慮頂きたいと思います^^;
歌の上手い人より楽しく歌える人とご一緒できるとうれしく思います。
この対決の基準点は、1000点満点なら860~870点くらいで決して高くないことを確認させて頂きます^^;
決戦は来年の3月の予定です。
もし4人となった場合、同じ曲を4曲も続けてもおもしろくないので、数ジャンルの歌を各自が自由に用意して臨むのが楽しめるのかなぁ・・・と思っています。
歌手縛りで浜田省吾、佐野元春、尾崎豊、長淵剛、サザン、ミスチル、米米などの中から自由に1曲ずつとか・・・?
選曲も腕の見せ所なので・・・。
でも、同じ曲で競う楽しみも捨てきれないので、2曲くらいは指定曲があってもいいですねっ!
チョネ事務局長いかがでしょうか?
まだ先の話なのでここらへんで・・・。