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オオクワガタの性格判断

前回記事に頂戴したコメントをみてふと思い出したことがあります。

監視下ペアリングを実施された方の中には、相性が悪いと思われるペアに遭遇されたご経験はないでしょうか?
対面後すぐに争いとなるような場合です。
しかし、これを安易に相性が悪いと判断してよいのかとうことが問題です。

私は昨年、失敗例も含めると20回以上(各10~30分)の監視下ペアリングを観察しました。
確かに対面してすぐにケンカになることがありました。
しかし、これだけで相性が悪いと決めつけてよいのかについては、確信がありません。
その後、顎縛りせずに通常ペアリングセットにて問題なく成功に至ったからです。

昨年の経験から思うことは、ケンカの要因として、♂の性格が大きく関与しているように思えます。
昨年は、久留米♂2頭、能勢♂3頭を使いしましたが、ケンカになるのは決まった個体で、久留米の1頭と能勢の1頭でした。
871同腹の825などは大変おとなしく、どの♀と対面しても平穏でしたので、性格が違うなぁ・・・と痛感したものです。

さて、そこで前回記事とリンクさせてみましょう!
前胸背板に穴を空けたのは上記の能勢♂、2頭の♀をギロチンしたのは上記の久留米♂です。

今回の記事では、2年目の♀にポイントを置きましたが、投稿後によく思案してみると、♂本来の性格も関与していることは間違いないと考えるに至っています。
おそらく、おとなしい♂のラインでは、2年目♀でもトラブルの頻度は低いのではないでしょうか?

昨年は、監視下ペアリングで想像を遥かに下回る成功率を体験し、有用性に疑問符を打ちましたが、もし有用性を見出すとすれば、♂の凶暴性を判断する一手法として使えるのではないでしょうか?
要するに♂の性格を判断した上で、顎縛りを実施するかどうかの判断基準にできるのではないでしょうか?

そこまでするなら最初から縛ればよいと言われそうですね^^;
しかし、メインで使用する種親の正確把握は、意味があるように思えます。

ここからは、私の勝手な想像ですが、前ギネス871系の血縁血統は、おとなしい個体が多いのではないでしょうか?
そのため、この血縁ラインではトラブルが少ないように思います。

凶暴な♂の子も凶暴なら、昆虫レベルでも性格が遺伝することになり、興味深い話題となります。
果たしてどうなのでしょう・・・。
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[ 2014/04/13 22:55 ] ペアリング | TB(-) | CM(14)

ペアリング事故の一要因

今はペアリングシーズン真っ只中ではないでしょうか・・・。

安全に産卵成功までこぎ着けることができれば、どんな手法でもよい訳ですが、よく議論となるのが、♂の大顎を縛るか縛らないか!?産卵期間は何日が適正か?などです。

私は、昨年は大顎を縛ってペアリングさせてみましたが、普通に成功しました。
そうであれば、♂の顎を縛ることは、安全にペアリングを行える手法として有力だと言えます。
一方で、毎年数多くのラインをペアリングされる方の経験談を伺うと、トラブルはないと言われる人もあります。
そこで、今年は全く顎は縛らずにペアリングを実施してみました。
現時点で16頭の♀にペアリングを実施していますが、3頭が★となりました。
ペアリング事故例A
これは、同居4日目の観察で発見!
仰向けになり前胸背板に大きな穴が空いていました。
この時点では生きていましたが、3日後には動かなくなりました。

次は悲惨なギロチン状態です。
ペアリング事故例B
これは、同居7日目で取り出そうとした際の場面です。

ちなみに、もう1頭がギロチン状態でした。

ここまでを読むと顎を縛る必要性が出てきそうですが、背景を検討すると事故に及ぶ一要因が見えてきました。
それは、この3♀はすべて、昨年と同配合の2年目ペアリングだったということです。
産卵管が消耗していることが問題なのか、年齢が問題なのかはわかりませんが、♀が交尾を拒んでいるのではないでしょうか?
2年目の♀の使用は控えるか、♂の顎を縛っておいた方がよいと思われます。
また、同居期間も3日くらいまでがよいと思います。
少なくとも♂♀が共に若い場合のリスクはかなり低いのではないでしょうか・・・。

次にペアリング期間です。
確実性を高めるには長い方がよく、リスク回避には短い方がよいのはわかりきったことですが、効率的に短期間で成功率の高い手法を求めてしまいます。
掛かるものは3日でも十分掛かかるため、昨年までは3日同居させ、お試し産卵で失敗すれば3日追加し、それでダメなら諦めるスタンスでやっていました。
ペアリング環境も成功率に左右すると思われますが、3日で失敗しても追加で成功する例もいくつか経験したため、今年は基本を5日間として、3日パターンや7日パターンをランダムに設定して、その結果を楽しみに待っている状態です。

私の場合、ずっと暗くて静かなところで、ペアリングセットを組んでいますが、もしかすると昼夜がある環境の方がよいのでは・・・と考えることがあります。
日中はエサ皿の裏、夜間に出てきてエサ場で出会うというリズムがよい方向に左右しそうな気がするだけなのですが・・・^^;
以前から検証してみたいと思いながらも、成功すればどうでもいいか!と思ってしまいます(笑)

[ 2014/04/11 00:22 ] ペアリング | TB(-) | CM(18)

無上の喜びの瞬間!

とてもうれしいことがありました。
この1年間温め、期待と不安で迎えたブリード2014で使用する自己ブリ個体♂2頭に種があることがわかったのです!
さらに、大きな期待をかけているラインからも卵を確認できました。

実は、3/31より3日間だけお試し産卵セットを4つ組んでみました。
(お試しセットは、細い材を半分に切って使用)

本日試し割をしたところ卵を発見!

867卵

851卵

上は能勢YG867、下は能勢YG851からです。
肉眼で見た感覚ではありますが、この感じは孵化すると思います。

ちなみに、上の卵を産んだ♀54.3mmは、871×866インライン直仔という超良血です。
※YG88と同腹ではありませんが、血統背景の同じA5ライン

3週間くらい待ってから本格的な産卵セットを組む予定ですが、たくさん産んでくれるとよいのですが・・・。
ひとまず、超良血ラインが確定したことで、ウキウキした夜を過ごしています。
しかし、安心は禁物で、孵化を確認するまでは気を引き締めていかないと・・・。
[ 2014/04/04 00:10 ] ブリード2014 | TB(-) | CM(20)
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