近代久留米血統を席巻するMK血統のルーツは、言わずと知れたマツノインセクトにあります。
MK元親とされる♂82.5mmラインは、メルリンさんのHPによれば、友人所有のものと合わせて♂6頭で、4頭が80mmオーバーとの記載が残っています。
一方、当時その友人の方がBBSに82.5mm同腹兄弟として82mmと81.5mmの画像をUPされていました。
私がこれまでに得ている情報では、2003年にブリードされたこのラインの種親は♂77.5mm、♀50.5mmで、♂77.5mmはマツノインセクト由来の♂72×♀48mmのアウトライン配合からのブリード個体、♀50.5mmもまたマツノインセクトからのものであるようです。
このラインが、後にP7750と呼ばれたのは、MKラインとは別に、メルリンさん所有の82.5mm、79.5mm以外の同腹♂ラインが累代されたからだろうと推測できます。
いま現在もP7750ラインの末代がどこかで活躍しているものと思われますが、私は知り得ません。
やはり、血統は人の手によって育られ発展していくものであると痛感します。
余談ですが、当時このP7750の成績に衝撃を受けた私は、その血を導入すべくインライン配合となる'05MK4番♂79mmを入手して今に至ります。
あれから9年の月日が流れました。
良血は裏切らないという血のドラマを感じています。
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