昨日、菌床に加える添加剤に関する質問がありました。
私の不得意教科のため回答できませんでしたが・・・(^^;
何を添加すればいのか!?
最大の関心事です。
私も試していた時期がありますが、添加量の比率にも難渋します。
しっかり添加して効果を確認したい思いとは裏腹に、添加しすぎると菌糸環境の維持が難しくなります。
添加剤のレシピ+&妙な添加比率を求めて研究する方も多いことでしょう・・・
この問題に関しては、菌床メーカーさんやメーカーと協力してオリジナル菌床作成に取り組むブリーダーさんに期待しています。
2003年の画像を整理していたところ、こんなものが出てきました。


これは、ブロックを崩してビン詰したものですが、添加剤の配合比率を変えて調整したものになります。
添加剤が、麦芽だったかトレハロースだったか覚えていませんが、右から無添加、標準量添加、高濃度添加となります。
上の画像が、詰めてから3日後、下の画像が4日後となります。
24~25℃の環境であれば、4日もあれば普通に回り切るところですが、添加量が増えるにつれ底部まで届きにくくなります。
(これは、実験用にかなりの濃度にした記憶がありますが、詳細を記録したものがみつかりません^^;)
実は、この時の実験では、1週間経過しても回り切らなかった数個のボトルの底部からカビが発生しています。
私は、ブリード2年生の駆け出しの頃、添加剤に魅せられて添加実験もいくつか行いました。
結局、難しくて断念しましたが・・・
それ以来、既成の銘柄をどうのように上手に使いこなすかを考えていますが、こんな記事を書くとまた実験したくなりますね。
世の中には、添加剤に魅せられた方が多くいらっしゃると思いますが、くれぐれも添加のし過ぎにはご注意を!