waizuの観察記録や検証結果を公開しています

余品情報

やっとブリード2016の羽化個体の整理が終わりました。
通常であれば、梅雨が明けるまでにオークションに出品しているところですが、時間が取れず猛暑を迎えてしまいました。
しかし、小さいものは知人の子やイベント用に提供し、種親にできそうなものは直接取引によりある程度整理がつきました。

時々、余品に関する問い合わせもあるため現状をお伝えしておきます。
余品は以下の♂のみとなります。
WN3203
WN3207
WN3301
WN3510
WN3609
WN3704
WN3805
WN3901

種親として使用できるのは来年ですので、この暑い時期に搬送することもないと思い、10月頃からヤフオクに出品する予定です。

2016年度の区切りをつけ、2017年ブリードラインの血統構成表を掲載しました。
やっとブリード2017がスタートできた感じです(;^_^A
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[ 2017/07/29 21:50 ] ブリード2016 | TB(-) | CM(-)

久留米血統構成表2017(久留米27番)

久留米27番血統構成表800

久留米2017は1ラインのみのブリードです。
久留米限定バトルに申し込んだラインでもあります。
尚、この血統構成の個体の中には、追い掛け個体が含まれないことを確認済みです。
[ 2017/07/29 21:37 ] ブリード2017 | TB(-) | CM(-)

飼育あれこれNo.14 【重要】産卵失敗時の対応

毎年経験することですが、採卵に失敗する例が出てきます。
♂に問題がある場合は論外ですが、♂の種を確認できていても100%成功させることは難しいのが現状です。
失敗には様々な要因があり、個体差もあるため、安易に失敗の割合を出すことはできませんが、私の今年の成績からみると18ラインで4ラインがダメでした。
毎年2割程度は失敗している印象ですが、このような個体は追い掛けしてもなかなかうまくいかないことが多かったため、最近では深追いすることを止め、ペアリングライン数を増やして採れないラインは諦めるスタンスで対応してきました。
しかし、時には個人的に魅力を感じる配合であった場合などは、追い掛けや翌年の再チャレンジを試みることがあります。

そして本題に入りますが、本日は駆け出しブリーダーの方々が認識不足で失敗されないよう、重要なことを確認させて頂きます。
それは、血統管理を行うのであれば「追い掛けの際にペアリングの組み合わせを変更しない!」ということです。
血統構成表を明記してブリードする以上は、それ以外の血が混ざらないことを確実に証明できない限り、同一ペアで行うべきであると私は考えています。
もう10年以上も前のことですが、私も未熟で、産卵セットを長く組み産み切らせてから越冬させ、翌年に違う♂との交配はありだと思っていました。
当時もネット上で議論となり、続けて異なる♂と交尾させた場合、後からの精子が優先であろう・・・などの意見もありましが、2頭の血が混ざっていないことを証明することは困難です。
よって、疑わしい行為は行わないという道を選択しました。
以来、私は異なる組み合わせでの追い掛けは一切行わず今日に至ります。

経験を積む中で、交尾行動および産卵行動の奥深さを痛感してきましたので、その事例を少々紹介しておきます。
①種なしと思える♂に対し何回もペアリングと産卵を繰り返した結果、幼虫が採れたことがある
  →種なしの中には、精子が薄いだけで完全に種が欠落していない例がある
②空砲を連発する♀の場合で、20数個の空砲の中から1~2頭の幼虫が採れたことがある
  →空砲=交尾不成立ではない。この例から数日の産卵セットで種なしと判断するのは危険
③産卵行動を開始しない♀の中には、1ヶ月以上が経過して産み始める個体がいる
  →交尾=産卵開始とならない例があり、翌年になって産卵を開始した報告もある
④産卵行動を中断する個体を経験しているため、10年前の産み切らせるという概念は崩壊
  →その上に♀は持ち腹での越冬能力があるため、それを加味すると翌年まで時間を空けても危険

以上の事例は、産卵の失敗が、無精子状態によってのみ引き起こされるのではないことを示しています。

本日は、あくまでも個人的な意見として追い掛け時のルールとその根拠を記載してみましたが、異なる意見もあると思います。
しかし、同じ見解の方も多いようなので、初心者の方々が認識不足のために失敗されないよう確認させて頂きました。

最近は、駆け出しブリーダーの方々からの問い合わせも多く、情熱的に楽しまれている様子を感じることがあります。
誰もが嫌な思いをすることなく、存分に楽しんで頂きたいと思っています。
[ 2017/07/25 00:08 ] 飼育あれこれ | TB(-) | CM(-)

ブリード2016羽化個体の紹介

昨日、飼育管理表を掲載したところ、クワ友さんより87.1mmならよいのでは・・・とのメールがありました。
私もサイズ的にはそれなりに満足していますが、ディンプル、フォルムなどの観点から満足できていません。
この個体です。
WN3216-871.jpg

WN3216-871a.jpg
WN3216

なんといいますか、大顎は太くて長いものの胴体が短めです。
同腹個体には84.7mmですが、こんなバランスのよい兄弟もいますので次世代に期待してみます!
何より実サイズと血統が魅力的ですから!
WN3203-847.jpg
84.7mm(WN3203)

一方これらに比べ美肌個体もいます。
WN3903-856a.jpg

こんなアングルだとより良さが引き立ちます!!
同腹に86.3mmがいましたが、第一印象で来年の種親はこちに決定しました。
WN3903-856b.jpg
85.6mm(WN3903)

この個体は、Waizu能勢15番♀にougoさんの♂を種付け頂いたコラボラインになります。
15番はワイドカウさんのところの血を強く引いていますが、この関連ラインは美肌が多く出てきます。
ワイドカウさんの個体は綺麗な虫が多い印象ですが、ブログにアップされている90mm個体などは、サイズも超抜ですが、美肌でも群を抜いています。

さて、来年の種親候補はもう1頭!
カワラ材飼育で伸びを欠いた早期羽化♂861同腹のこの個体です。
WN3801-843.jpg
84.3mm(WN3801)

なんといいますか、画像だけみると未完成なフォルムから受ける印象により78mm程度の個体に思えてしまいます。
それを勝手に余裕だと捉えるのは私の都合のよい我見ですが、幼虫時に40gを超え、カワラ材飼育でも84mmを超えてきたところは評価したいと思います。

せめてノギスの88以上の数値を出したいと思って臨んだ2016年でしたが、こんなところです。
来年は、きれいで大きな個体が羽化してくることを願って、丁寧に飼育に取り組んでみることにします!
[ 2017/07/14 00:12 ] ブリード2016 | TB(-) | CM(-)

ブリード2016の結果

新年度のスタートを切るにあたり、先に昨年の総括をしておくべきと考え、重い腰を持ち上げ飼育管理表を完成させました。
際立った個体が羽化した訳でもなく、例年に比べ★と羽化不全が多いことに掘り出し途中から意気消沈(笑)
ひそかに凹でいました(;^_^A

★の原因は、血統なのかもしれませんが、例年より加湿したことが影響したのかもしれません。
また、すっかり放置して部屋にも入らないことが多かったことで、空気の循環が悪かったのかも・・・
いろいろ考えてはみますが、原因不明です。
ただ、全国的にみて大きくなればなるほど完品での羽化率が低下しています。
(私の場合は、幼虫体重がその域まで到達していないとも言えますが・・・)
大きな幼虫をたくさん飼育して羽化個体数を増やすことが必要なのかもしれません。

また、昨年は他の失敗もしています。
時期がズレてブリードを開始した早期♀を使った2ラインは、途中からの温度管理に苦戦し、割出が2ヶ月遅れにも関わらず途中から先行群と同じ温度管理にしました。
早期羽化♂でも86.1mmが羽化したことで、安易に決行しましたが、結果はひどいものでした。
半数近くがセミ化、羽化個体も80mmに届かないものがほとんどでした。
あまりにひどい結果となったため、41番、42番は、すでにイベント用に提供し、自身も使用しないこととしたため、管理表からも除外しています。
この経験から、今年はすべてのラインの投入時期を概ね3週間以内に集約するよう心掛けました。

まだまだの自分を痛感していますが、今年もコツコツがんばろうと思います。
[ 2017/07/13 00:03 ] ブリード2016 | TB(-) | CM(-)

カワラ材飼育の結果

ブリード2016ではカワラ材飼育を試してみました。
以前より、材飼育の方が羽化不全率が低いと思っていましたし、栄養面から見てもカワラ材であれば菌糸ボトルに遜色ないのではないかとの思い込みがありました。
その根拠のない考えを確かめておきたいとの思いでの検証です。

実際に掘り出してみると、このような感じできれいな蛹室を作製していました。

カワラ材飼育1

カワラ材飼育2

問題は羽化サイズです。
サンプルは少ないのですが、以下の5頭となります。
3令投入時の幼虫体重と羽化サイズを並べてみます。

①久留米WK2310  37.8g→83.0gmm
②久留米WK2603  42.3g→蛹で★
③能勢 WN3213 38.5g→82.1mm
④能勢 WN3510 37.1g→83.2mm
⑤能勢 WN3801 40.1g→84.3mm

こんな結果でした(^^;

残念なのは42.3gの久留米です。
このような状態で、蛹の時点で力尽きたようです。
やはり素質の限界を超えて大きくなっていたのでしょう・・・。
カワラ材飼育3

私の感覚では、3mm以上小さく羽化した印象です。
今年は、♂でかなりの★と羽化不全が出てしまい、比較サンプルもそれほどありませんが、その判断基準となるデータを少し示してみます。
①久留米WK2310  37.8g→83.0gmm
同腹♂WK2309    35.8g→84.7mm

③能勢 WN3213 38.5g→82.1mm
同腹 WN3216   35.3g→87.1mm

⑤能勢 WN3801 40.1g→84.3mm
同腹WN3805    35.7g→84.1mm

サンプル数は少ないもののこれらからもサイズダウンは歴然です。
ただ、カワラ材飼育にはもっと適した温度帯や飼育期間があるのかもしれません。
また、材の品質も年によって違うと思いますので、この結果だけで最終判断はできませんが・・・。
まあ、私の飼育環境には適さなかったという事で、今年からは菌床飼育一本で行こうと思います。
最近は、クワ情報に疎くなっていますが、他でのカワラ材飼育の成績はどうなんでしょうねぇ・・・?
[ 2017/07/09 00:29 ] ブリード2016 | TB(-) | CM(-)
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