私のところもオオクワガタが羽化ラッシュを迎えたため、温室内から羽化してそうなビンを取り出しました。
まだ、半数以上は蛹ですが、今日は目に留まったビンを2例紹介します。
どちらも本日撮影した写真です。
まず1枚目のデブ1000ですが、いつ瓶詰めしたと思われますか?
昨年の9月中旬に詰めて10月9日に初令投入と記載してありました。
菌床はEXTRA-G(EXCEED CRAFT製)で、1本目ということもあり普通に詰めてありました。
左のビンは前蛹、右のビンは羽化していますので、いわゆる1本返しに成功です。
次に2枚目ですが、これは1月上旬に2本目に交換して本日に至ります。
菌床はLEVIN-G(EXCEED CRAFT製)で、こちらも特に固く詰めた訳ではありません。
その証拠に右のPETボトルの左上はビンと菌床の隙間に菌糸が真っ白になるまで張っていて、詰め方が甘いことを示しています。
いい感じで居食いしてそのまま蛹化しましたが、まだまだ3~4ヶ月は持ちそうな感じです。
ところで、私が菌床飼育を始めた頃にHPで情報を集めると、だいたい以下のようなことが書いてありました。
「ブナは劣化が早い」「仕上げビンとして長く持たせるには超固詰めが必須」
でも、私のところの菌糸ビンは、ブナ100%でごく普通に詰めたものですがとても長持ちしています。
要するに絶対そうなるということでもなさそうです。
私の考える菌糸ビンを長持ちさせるポイントは次となります。
①ダニなどの害虫を持ち込まない。
②温度管理を徹底する。
③ある程度粗めの菌床を使う。
④水分の多すぎる菌床は選択しない。
⑤遮光する。
⑥添加剤は少なめに!
⑦ビンの壁面と肩口は、隙間ができないようしっかり詰める。
菌糸ビンの持ちが悪くて困っておられる方は、上記7ポイントを確認してみてください。
それから、格安菌床は微粒子で水分含量の多い製品が多いので注意が必要です。
いくら安くても交換サイクルが短かければ結局損をすることになりますから・・・。

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