オオクワガタにおいても血統が重要です。
超良血などの表現は、競走馬の世界でよくつかわれますが、配合が競争成績に直結という簡単な話でもなく、失敗例が圧倒的に多いようです。
私がよく知っている例では、トウカイテイオー。
皇帝と呼ばれた7冠馬シンボリルドルフの代表産駒で、皐月賞、ダービー、ジャパンカップ、有馬記念を勝利。
1995年から種牡馬となり、良血牝馬100頭以上と交配するも、関係者の予想を大きく裏切り、産駒の成績は全く振いませんでした。
6年以上経過して、やっとトウカイポイントがマイルチャンピオンシップ、ヤマニンシュクルが阪神ジュベナイルフィールズを制した程度です。
悲しいことにトウカイポイントは去勢されたセン馬のため、あの日本を代表するシンボリルドルフの素質は、後継種牡馬に継承されなかったことになります。
昨日は、クワガタも血統のよい種親からは、凄い結果が出るのではとの安易な予想。
一転して今日は、大枚はたいて種親をそろえても、予想に反して成績が振るわない場合もあるのではとの危惧。
私の興味は、来年、超良血オオクワ配合から85~86mmが連発して出てくるのかどうかにあります。
種牡馬として大成功したサンデーサイレンス、だめだったトウカイテイオーのように、当たり外れがオオクワにもあるはずです。
隣の庭の飼育表を眺めていても一銭の得にもなりませんので、オオクワ界のサンデーサイレンスに巡り合えることを夢見て地道にがんばることにします。
久留米に関しては、平凡な個体から84.5mmまで来れたので、イケる気はしているのですが・・・。
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