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酸素濃度の話題

酸素は、一般の生物にとっては不可欠です。
地球上の酸素濃度は20.9%、エベレストの頂上では7~8%と言われています。

人間の許容限界が18%と言われ、そのあたりから頭痛などの症状が出始め、14~16%では脈拍・呼吸数の増加 、吐き気、12%でめまい、筋力低下、10%で嘔吐、意識不明となるようです。

ちなみに物質が燃焼する場合の酸化反応でも酸素が消費されますが、ろうそくが燃える場合のような激しい酸化反応は16~17%で止まり、サビなどの緩やかな酸化反応では0%まで進むそうです。
私が、酸素濃度計を購入した際、最初に行った実験が、ろうそくの燃焼実験でした(笑)
はちみつ2000にろうそくを入れ燃焼させ、火が消えたところでビン内酸素濃度を測定しました。
小さい火の場合は、44秒間燃え17.4%で消え、大きい火になって入れた場合58秒間燃えて16.1%で消えました。

余談が長くなりましたが、古い実験ノートをみると、オオクワ成虫の酸素消費に関する記録が残っていました。
2008年10月1日のことです。
概要を示すと、スタック小ケースに76.5mmのオオクワガタを投入(底面は濡れティッシュのみでマットなし)して密閉し24時間後の酸素濃度を測定。
21.0%→19.4%となり、24時間で1.6%の酸素が消費されていました。
その時、死亡するまで行えばオオクワ成虫の限界値がわかったのかもしれませんが、かわいそうで出来ませんでした。

なぜ、こんな記事を書いたかと言うと、オオクワ幼虫が必要とする酸素濃度限界ってどれくらいなのだろう・・・?
ということがずっと気になっているからです。
少なくとも人間ほどは必要ないと思いますが、あまりに低いと成長にも影響してくるはずですから・・・。

結局、わからないのであれば、通常空間の濃度に近い環境で飼育するに越したことはないと、現時点では考えています。
そこで、私は、冷やし虫家であっても酸素濃度を確認することを怠りません。
虫家内O2濃度

前回記事で、遅れてスタートした久留米幼虫群を冷やし虫家管理としたことを紹介しましたが、1400ボトル9本を入れてこんな感じです。
この濃度を保つためには、勿論ひと工夫してあります。
そこは企業秘密ですが・・・。
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[ 2014/12/20 16:46 ] 観察&考察 | TB(-) | CM(10)
こんにちは
お疲れ様です。
箱管理における換気は、サーモの端子コードによる隙間と、1日数回の扉開閉だけではだめですかね(汗)

酸素濃度を保つ工夫、なんでしょうか?気になりまする・・・
[ 2014/12/20 17:06 ] [ 編集 ]
こんばんは。
工夫が気になりますね( ̄▽ ̄)b(笑)
企業秘密部分が(笑)

ボトル内の酸素の調整は気になりますね!
うちはフィルターを色々試してますが
あまりに通気性が良すぎると乾燥の方がですね…(苦笑)
[ 2014/12/20 17:39 ] [ 編集 ]
Re: こんにちは
大鍬悶左衛門さん、こんばんは。

> 箱管理における換気は、サーモの端子コードによる隙間と、1日数回の扉開閉だけではだめですかね(汗)
そちらの環境がどのくらいの酸素濃度で推移しているかわからないこともありますが、何より幼虫と菌糸がどれだけの酸素を必要とするのかがわからない以上、不明です^^;

> 酸素濃度を保つ工夫、なんでしょうか?気になりまする・・・
普通に隙間をつくっているだけです^^;
[ 2014/12/20 23:54 ] [ 編集 ]
Re: こんばんは。
田舎っぺ。さん、こんばんは。

> 工夫が気になりますね( ̄▽ ̄)b(笑)
幼虫と菌糸が消費する酸素に見合った喚起ができるだけの隙間をつくっています。
隙間の作り方は、考えればいろいろあると思いますので、各人で考えて楽しんで頂ければと思います。
もし、次回の九州サラサラ会があるようならそこで回答しましょう!
私は、ブログにいろいろな情報提供をしているせいで、オフ会とかでは新鮮なネタがありませんので・・・^^;

> ボトル内の酸素の調整は気になりますね!
私が簡易的に測定した結果、ボトル内は外界よりも平均的に3%前後低くなっていました。
しかも、これは、ボトル形状、菌糸の詰め方、フィルターの材質や面積の影響も受けます。
また、外界の酸素濃度が下がれば、それに比例してボトル内の酸素濃度も下がってきます。
当たり前のことですが・・・。
[ 2014/12/21 00:06 ] [ 編集 ]
こんにちは
虫家は温度が安定しているので、隙間が確保されて
いるのであればやはり期待出来るのではないでしょうか。^ ^
waizuさんの記事で、環境による菌糸の状態を
比較することを思い付きました。^ ^
[ 2014/12/21 09:22 ] [ 編集 ]
こんにちは。
酸素濃度は冷温庫にワインセラーで管理している私には気になる内容です。
酸素濃度を計測出来れば良いのですが…
1日数回は開閉するようにしてますが実際は酸素が足りているのかもわかりません。

企業秘密気になりますね(;^_^A
[ 2014/12/21 11:44 ] [ 編集 ]
こんにちはです。
私見ですが、前記時でも述べましたが8月割出組を虫家で飼育してますが、食痕がいろんな方向へ出て落ち着いていない様な気がします。

酸素濃度によるストレスか単なるラインの素質で自分の思い過ごしか・・・

虫家の暖気注入だけでは酸素供給は無いのですかね?

一時期、熱帯魚用のブクブクを極細チューブで入れる事も考えましたが、未だ行動に至らずです。

waizuさんの内緒が気なります(^-^)
[ 2014/12/21 15:49 ] [ 編集 ]
Re: こんにちは
チョネさん、こんばんは。

そんなに期待しないでくださいよぉ~^^;
プレッシャーに弱いので・・・(笑)

虫家は温度が安定していると言われますが、上部と下部でムラあり、
直接風が当たるととうなるのだろうと思ったり、機械音の影響は?とも考えたり
不安要素もあります。

> waizuさんの記事で、環境による菌糸の状態を
> 比較することを思い付きました。^ ^
なるほど!
しかし、これもたくさんやらないと、幼虫の環境整備能力の差が障害となって
明快な結果がでないかも・・・
楽しみにしておきます!
[ 2014/12/21 17:46 ] [ 編集 ]
Re: こんにちは。
mustarさん、こんばんは。

隙間を作る方法はいろいろあって、扉に何か挟むことでもOKです。
ただ、どれくらいの厚みのもので、どれくらいの隙間を確保するかは、
酸素濃度系でモニタリングしないとわからないですよねぇ・・・。
しかも、もう一点重要なことは、中に入れてあるボトルの数と管理温度によっても
その最適な隙間は異なってきます。
そして、隙間を作り過ぎれば温度管理に影響が出てくることでしょう・・・。

ただし、この議論を行うに当たっては、幼虫がどのくらいの酸素濃度を必要とするのか?
ここをある程度明確にしないと、管理目標すら立てることができません。
[ 2014/12/21 17:52 ] [ 編集 ]
Re: こんにちはです。
Yuipapaさん、こんばんは。

なかなか原因の特定できない現象ですねぇ・・・。
もしかすと虫家の機械音が嫌なのかもしれませんし、湿度が高いのかもしれませんし
風が当たることでボトルの片面の温度が高いとか・・・?
例えばの話ですけど・・・。

> 虫家の暖気注入だけでは酸素供給は無いのですかね?
虫家は、ファンが回転している時は、若干の喚起能力があります。
ですから、中のボトルが少ない状態で頻繁にファンが周っていれば、20%前後をキープできると思います。
しかし、密に詰め込むとファンが少々回っていても18%未満になるはずです。
(ただ、この濃度がすでに影響するのかが問題ですが・・・)
さらに、菌糸活性の高い温度で管理すればなおさら酸素は消費されていきます。

エアを送り込むよりもドアにものを挟むとかドリルで小さい穴を空けるとか簡単な方法がいくらもあります。
虫家を組み立てる際にパーツを加工して隙間を作ることだって!

旧式の虫家ならドアに挟むのが簡単確実でしょう!!

他でもコメントしましたが、通気性の増大=温度管理能力の低下です。
この微妙なさじ加減を行うことを可能にしたのが科学の力です。
幼虫飼育にできるだけ科学的根拠を持たせたいので、酸素濃度計を買ってしまいました^^;

(追伸)
そちらでも大きな幼虫が出現しているご様子で何よりです!!
楽しみにしておきます(^^)v

[ 2014/12/21 18:15 ] [ 編集 ]
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